16/08/23 12:10:37.92 CAP_USER.net
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Microsoftが8月2日にリリースを開始したWindows 10 Anniversary UpdateでH.264とMJPEGの2種類のコーデック対応
のWebカメラをサポート対象から外したことが、ユーザーの反発を買っていることが判った。
このUpdateにより、ユーザーが使用している数百台のWebカメラが使用できない状況となり、唯一YUY2コーデックをサポートしている
Webカメラのみが生き残る形となった。
H.264とMJPEG対応のWebカメラは個人ユーザーがSkypeなどの個人用に使用している他、企業ユーザーが
TV会議システムで使用している場合などもあり、今回のサポート停止の措置は個人だけでなく企業ユーザーにまで影響を及ぼしている。
こうした状況が生じていることに対してMicrosoftは、開発者向け掲示板（Windows Dev Forum）での質問に応じて、
「Windows 10 Anniversary Updateにより、これまでカメラを利用することができなかった多数のアプリケーション
がカメラを利用できるようになった。我々は、コンカレントなカメラへのアクセスを提供することが重要だと考えている」と述べて、
今回の仕様変更の正当性を強調している。
ただし、MicorosoftがWindows 10で多数のWebカメラのサポートを実質的に打ち切りとしてしまったことの影響は大きく、
ユーザーの間からは、H.264とMJPEGの2種類のコーデックのサポート復活を望む声も高まっている。
今のところ、YUY2コーデックに比べるとH.264とMJPEGの2種類のコーデックはCPU負荷が高いことから、スマートフォン上でのWIndows
アプリの共通動作を保障したUniversal Windows Platform (UWP)の実現にとっては不利なことが、今回、この2つのコーデックがサポートから外された
理由とみられている。