16/08/04 15:02:19.93 CAP_USER.net
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山本幸三行政改革相は4日午前の記者会見で、各省が公表する消費などの経済統計の整理・統合に
乗り出す考えを示した。「各省でまったく調整が取れていない。その結果、日本の国内総生産(GDP)統計は
どこまで信用していいのかわからない状況だ」と指摘。民間の専門家を大臣補佐官として起用する考えも明らかにした。
政府の経済統計の精度を巡っては、昨年秋の経済財政諮問会議で麻生太郎財務相が問題提起した。
総務省の家計調査は調査対象が偏っていると批判、高市早苗総務相が反論した経緯がある。
厚生労働省の「毎月勤労統計」や財務省の「法人企業統計」なども調査対象や回答率の低さなどが問題点として指摘されている。
家計調査はGDP統計で個人消費を推計する際に用いる重要指標。山本氏は「早く整理、統合を図らないと
世界の水準に遅れて本当の経済の状況がつかめない」と強調した。