16/07/07 12:32:48.66 CAP_USER.net
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日銀の黒田総裁は、全国の景気の現状について報告を受ける支店長会議であいさつし、
一段と進んだ円高など、経済や物価を取り巻くリスク要因を点検したうえで、必要な場合には追加の金融緩和も辞さない考えを改めて強調しました。
日銀が7日、全国32の支店の支店長らを集めて開いている会議で、黒田総裁は、
国内の景気の現状について「新興国経済の減速の影響などから輸出・生産面に鈍さがみられるものの、
基調としては緩やかな回復を続けている」とし、先行きも基調として緩やかに拡大していくという見方を示しました。
そのうえで黒田総裁は、このところ一段と進んだ円高や海外経済の動向など経済や物価を取り巻くリスク要因を点検することを踏まえ、
「必要な場合には量・質・金利の3つの次元で追加的な金融緩和措置を講じる」と述べました。
先週、発表された日銀の短観では、大企業の製造業の景気判断は横ばいでしたが、イギリスの国民投票のあとに急激に進んだ
円高の影響はほとんど反映されていないため、7日の会議では、各支店長が円高が企業の収益や外国人旅行者の消費に及ぼす影響など地域の景気動向を詳しく報告することにしています