16/06/17 07:49:58.83 CAP_USER.net
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【NQNニューヨーク=川内資子】16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅に6日続落した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の7月物は前日比1.80ドル(3.7%)安の1バレル46.21ドルで取引を終えた。
通常取引後の時間外では一時45.91ドルまで下げ、期近物として5月13日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。
外国為替市場でドルが英ポンドなどに対し上昇した場面で、ドル建てで取引される原油には割高感を意識した売りが広がった。
英国が欧州連合(EU)から離脱した場合には欧州経済が低迷し、金融市場が混乱するとの警戒感が強い。
投資家が運用リスクを避けて値動きの大きいリスク資産である原油先物を売る動きも出た。
ガソリンとヒーティングオイルも6日続落した。
ニューヨーク金先物相場は7日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は
前日比10.1ドル高の1トロイオンス1298.4ドルで終えた。一時1318.9ドルまで上昇し、中心限月として2014年8月14日以来ほぼ1年10カ月ぶりの高値を付けた。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、米国での低金利が長引き金市場への資金流入が進むとの見方から買いが続いた。
英国のEU離脱を巡る不透明感も投資家のリスク回避姿勢を強め、逃避資金の受け皿となりやすい金の買いを誘った。
銀とプラチナは続伸した。