16/06/16 18:31:35.04 CAP_USER.net
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居酒屋チェーン大手のワタミで初めて労働組合が結成された。グループの正社員約2千人と、
アルバイト約1万5千人の大半が入った。流通、繊維業界の労組を束ねるUAゼンセンが支援し、
1月から結成の動きが進んでいた。ワタミによると、創業以来、社内に労組はなかったという。
5月16日、労組「ワタミメンバーズアライアンス」(組合員数約1万3千人)が結成され、入社すると同労組に加入することにな
る「ユニオンショップ協定」を労使で結んだ。
同社の経営陣はこれまで、「社員は家族だ」といった経営理念から労組に否定的だったが、長時間労働などで「ブラック企業」と批判され、
業績も悪化。労務管理を見直してきた。
ワタミでは2008年に新入社員が過労自殺し、当時の代表取締役や同社が訴えられ(昨年12月和解)、企
業体質への批判が集まった。客離れで業績も悪化する中、
「批判にきちんとした対応が必要になり、(労組を認める雰囲気が)醸成されてきた」(塚田武・執行役員)という。
これまでは社員アンケートで労務状況を把握してきたが、労組結成により、組合員の声が直接届くことに期待しているという。(北川慧一)
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