16/05/10 11:17:15.72 CAP_USER.net
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［東京 １０日 ロイター］ - 石原伸晃経済再生相は１０日の閣議後会見で、４月末の日銀の
金融政策決定会合後の急激な円高・株安など市場動向について「注視している」と述べ
、「日本経済のファンダメンタルズ（基礎的条件）に大きな変化はない」と指摘した。
安倍晋三首相がサミットの主要テーマとしては主要７カ国（Ｇ７）に呼び掛けている財政出動について、
「それぞれの国の戦後の生い立ちあるので、温度差があるのは承知している」としつつ、
「経済低迷からの脱出速度を上げるには金融緩和だけでなく財政出動が求められる」と強調した。
来年４月の消費増税の是非については「政策変更の指示は来ていない」とし、増税による消費の弱含みへの
対策を打っていくとの従来見解を繰り返した。また、企業・富裕層による租税回避地（タックスヘイブン）を利用した課税逃れについて
「違法ではないと承知している」としながらも、「一部の企業や富裕層が逃れることを世界的に戒めていく方向性で議論されているのは正しい」と述べた。