16/05/03 09:58:25.26 CAP_USER.net
経営再建中のシャープが、2016年3月期連結決算の税引き後利益で、3000億円規模の赤字を計上することが2日、わかった。
資産を全部売っても借金を返せない「債務超過」に一時的に陥り、東証1部から2部に降格する見通しだ。税引き後赤字は2年連続となる。12日に発表する。
赤字の要因は、主力の液晶パネル事業が不振に陥っていることで、スマートフォン市場が伸び悩み、中小型液晶パネルの売れ行きが鈍化した。米アップルのiPhone(アイフォーン)向けの電子部品が低迷したほか、太陽電池事業も振るわなかった。
さらに、シャープが台湾の電子機器大手、鴻海ホンハイ精密工業の傘下入りを決める直前に提出した財務リスクの一部を、将来に起きる可能性のある損失である「偶発債務」として数百億円程度、損失処理することも影響した。
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