16/05/02 18:35:39.12 CAP_USER.net
5月2日 18時24分
週明けの東京外国為替市場は、先週末のアメリカ財務省の為替政策に関する報告内容を受けて、政府・日銀による円売り介入は難しくなったという見方が広がり、円相場は大きく値上がりしました。
週明けの東京外国為替市場は、海外市場の流れを引き継ぎ円を買う動きが広がり、1ドル=106円前半まで円高が進みました。午後5時時点の円相場は、先月28日に比べて2円、円高ドル安の1ドル=106円39銭~41銭でした。
またユーロに対しては、97銭円高ユーロ安の1ユーロ=122円1銭~5銭でした。
ユーロはドルに対しては、1ユーロ=1.1468~69ドルでした。
市場関係者は、「日銀が先週、金融政策の現状維持を決めたことや、アメリカ経済の先行きに不透明感が出ていることも円高ドル安の材料となった。
今週は、アメリカで企業の景況感に関する指数や雇用統計など重要な経済指標が相次いで発表されるため、その結果に注目が集まっている」と話しています。
専門家「円高進みやすい環境は継続」
三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは、「日本政府が簡単に円売り介入はできないだろうという思惑が強まっていて、円高が進みやすい環境はしばらく続く可能性がある。
もう1つのポイントは今週金曜日に発表されるアメリカの雇用統計だ。その結果でアメリカの景気が悪いということになれば、投資家の心理にはマイナスに働き、日本株はさらに売られやすくなるだろう」と話しています。
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