16/04/29 21:12:08.78 CAP_USER.net
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経営再建中のシャープは29日、優秀な人材の流出を防ぐため、
株式を活用した報酬制度を導入すると発表した。同社は1000人規模を削減する検討に入ったが、
台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下入りや足元の業績悪化に伴い、幹部を含む人材の流出が進んでいる。
新制度で再生に向けた人材を確保する。
詳細は今後詰める。5月12日の取締役会に付議する方針だ。シャープにストックオプション(株式購入権)など、
株式を使ったインセンティブプログラムはこれまでなかった。
シャープはリストラでコスト削減を急ぐ一方、優秀な社員をつなぎ留めることが課題になっている。
大西徹夫前副社長執行役員(61)が日本電産の顧問に就くことが明らかになるなど、幹部の流出も相次ぐ。
新制度でこれを防ぐとともに、外部からの人材登用にも生かす考えだ。
同日、銀行系ファンドのジャパン・インダストリアル・ソリューションズ(JIS)が保有する
シャープの250億円分の優先株を全て買い取ることも発表した。取得額には優先配当金や償還時のプレミアム分が
上乗せされる見込み。時期は未定だが、財務負担を抑えるため早期の買い取りを目指す。
シャープはJISの持つ優先株については、鴻海が買い取る予定だと2月末に発表していた