16/04/04 20:43:17.66 CAP_USER.net
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
日銀が4日発表した3月の企業物価見通し調査によると、全規模全産業の1年後の消費者物価予想
は平均で前年比0・8%上昇と、昨年12月の前回調査から0・2ポイント低下した。低下は3回連続で、0%台は平成26年の調査開始後初めて。
1年後の物価に関する企業の回答は0%程度が35%と最多を占めた。為替の円高ドル安基調で、
輸入物価の下振れ懸念が強まっているのが影響しているため。
一方、3年後は1・1%上昇、5年後は1・2%上昇と、ともに前回調査から0・2ポイント下がった。
1、3、5年後すべての物価見通しが下方修正されたのは前回調査に続き3回目。
日銀は企業短期経済観測調査(短観)の一環で物価見通しを調べており、全国の約1万1千社が回答した。
今回調査でも物価見通しが弱含んでいることが鮮明になり、日銀が目指す2%の物価上昇目標の達成は一段と難しくなってきた。