16/03/20 13:45:15.80 CAP_USER.net
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生活用品の製造販売を手掛けるアイリスオーヤマ（仙台市）が、コメの輸出を拡大している。
東日本大震災の被災地の農業活性化に向けて始めた事業で、今年はマレーシアに前年の５倍に相当する
約３００トンを出荷するほか、米国向けにも輸出を始めた。両国は環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）に参加しており、
関税障壁が低くなることを視野に入れている。
アイリスオーヤマは昨夏、マレーシア向けのコメ輸出に参入。平成２７年に約６０トンを出荷し、
日系の百貨店で販売したところ、現地の富裕層や日本人に人気となった。今年は２０社以上に販路を広げ、
輸出量を大幅に引き上げる。また、近く英語表記を取り入れたパッケージを導入する。米国でも今年１月から輸出しており、徐々に拡大する方針だ。
鮮度が長く保てるよう精米などを１５度以下の低温で行い、気密性の高い独自のパッケージも考案。この結果、輸出に適した
商品として競争力が高まっているという。
国内向けではブランド米を３合（４５０グラム）などのパックにした商品が、単身者などの少人数世帯を中心に
販売が好調で、コンビニエンスストアでも引き合いが強いという。
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