16/03/13 13:16:30.06 CAP_USER.net
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溢れる希望を胸に購入した住まいが、自らを「下流」に陥らせる危険性がある。
「今の日本で資金計画を十分に考慮せずに住まいを買うことは、将来に対する大きなリスクを引き受けることと同義です。
退職金まで住宅ローンの返済に当てないといけないようなプランで家を買ってしまうと、ほとんど資産を持たない状態で
老年期を迎えることになりかねません」と警鐘を鳴らすのは、『不動産業界の人だけが知っている新築マンションは買わないほうがいいワケ』の著者、
不動産コンサルタントの城戸輝哉氏。
「日本では資産性が低く、換金性も乏しい住まいを所有して、苦しい住宅ローンの縛りを老年期近くまで背負うことが、
これまでなかば常識としてまかり通ってきました。長きにわたって『住まいを買ってこそ一人前の大人』と言われ続け、
購入後に何が起ころうとそこから逃げることができず、場合によっては経済的に破綻してしまうといったケースも現に起きています。
やっとの思いでローンを完済した住まいは老後の資産としても機能しないということは、決して珍しいことではありません」
最近では、「近い未来、日本の高齢者の9割が下流化する」との衝撃的な提言とともに、
社会学者・藤田孝典氏の著書『下流老人』が話題になっているが、城戸氏の指摘はこういった社会情勢とも無縁ではない。
「大幅な経済成長が望めず、