【牛丼】なか卯が5億円の赤字を計上at BIZPLUS
【牛丼】なか卯が5億円の赤字を計上 - 暇つぶし2ch1:海江田三郎 ★
16/02/26 09:35:21.64 CAP_USER.net
URLリンク(hbol.jp)
丼ぶりと京風うどん』でおなじみの「なか卯」は1969年に大阪府茨木市駅前のビルの地下で、手作りうどん店として
「なか卯茨木店」からスタートしています。
この第一号店は2005年に閉店していますが、刻み葱や天かすも入れ放題で人気だったようです。
 その後、1974年に初の牛丼店として大阪梅田地下街に「なか卯梅田店」を出店、当時の吉野家が中心となって
牽引した急激な市場の拡大もあって「なか卯」は牛丼を武器に大きく事業を拡大することに成功しました。
 加えて、牛丼といえば、ちょうどその少し後に大人気となる「キン肉マン」も人気の火付け役だったわけですが、
作者のゆでたまご氏が参考にした牛丼も吉野家ではなく、なか卯でした。ただ、当時の吉野家のCMとアニメ内の
牛丼音頭のイメージが強烈なので、吉野家もあながち間違いではなさそうですけど(笑)
 ちなみに「なか卯」の社名の由来は、創業者の中野一夫氏の「なか」と「うどん」のうと同音の縁起文字
「卯(干支のうさぎのように会社が跳躍するという意味も込められている)」を組み合わせて「なか卯」としたそうです。
ただ、大阪には「うどんすき」で有名な「美々卯」もあるので、そこら辺の影響もあったのかもしれませんね。
牛丼業界の勢力図を塗り替えた「すき家」の「なか卯」買収
 こうして、うどん店から始まり、牛丼をフックに1989年には関東にも進出するなど、事業をさらに拡大、主要牛丼チェーンの一つとして、
1999年にはジャスダックに上場を果たした「なか卯」でしたが、その後2002年の双日による子会社化を経て、2005年には
同業の「すき家」を運営するゼンショーの子会社となっています。
 業界4位だった「なか卯」を手に入れたことにより「吉野家」「松屋」に次ぐ3位だったゼンショー(すき家)は2位に躍進
、2008年には単独でも吉野家を抜いて1位に躍り出ることになる同社の拡大路線の端緒ともなりました
。そこで、「なか卯」の業績と併せて、下記の表にて現場の牛丼業界も見ておきましょう。
第46期決算公告 1月29日官報178頁より
売上高 297億4000万円(公式サイトより)
当期純利益 △5億7800万円
利益剰余金 400万円
過去の決算情報 詳しくはこちら
URLリンク(nokizal.com)
 ただ、「すき家」と同じグループになってからは被ることもあってか、躍進のきっかけとなった牛丼を止めたり、
復活させたりしている「なか卯」。しかも元を辿ればうどんチェーンで親子丼やカツ丼も人気メニュー、
もはや実質的に牛丼業界では無さそうですが、せっかくなので入れておきます。

圧倒的な「すき家」の拡大路線も業界全体が採算ギリギリ
 まずは、日露戦争の5年前には創業していた「吉野家」に敬意を払いつつ、目につくのは今やその「吉野家」を大きく突き放す「すき家」
の売上と店舗数です。「なか卯」と合わせた場合、「吉野家」と「松屋」を足したくらいあります。あらためてこの10年で勢力図が変わった
ことを思い知らされますね。
 ここからは、あくまで単純計算になりますが、売上を店舗数で割ると大体牛丼御三家は同じ感じで、
1店舗当たり年間7000万~8000万円「なか卯」はそれより少し落ちると言う感じです。『はいからうどん小140円』とかやってますしね。
1日で割ると20万円くらいでしょうか。仮に客単価を500円とすると日に400人、平均で1時間に20人と置いてみると、確かに違和感はない感じでしょうか。
 ただ、問題は利益の方で、各社1店舗当たり年間200万円前後、1日に5000~6000円といった状況です。
「吉野家」がやや上回っているようにも見えますが、おそらく牛丼を300円から380円に値上げした影響で
、直近の数字を見ると客単価は上がっても、今度は来店者数の下落傾向が見て取れ、良い状況とはいえません。
 また、「すき家」も今年は回復傾向ですが、昨年は「ワンオペ」問題によって大きく赤字を計上していました。
確かに、この単価と利益率だと削れるところが人件費くらいになりそうですし、1日1店舗当たりの利益が5000円、
深夜バイトを1時~6時で入れたらそれで飛ぶレベルと考えると分かりやすいですね。仮にそれが解消しても、
かつてのBSEのような問題が起きれば、一気に大型赤字となってしまう、そんな業界全体の利益構造のもろさが感じられます。


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