【経済】石原大臣「暖冬のせいでGDPマイナス」は本当か?at BIZPLUS
【経済】石原大臣「暖冬のせいでGDPマイナス」は本当か? - 暇つぶし2ch1:海江田三郎 ★
16/02/23 10:01:23.87 CAP_USER.net
URLリンク(bylines.news.yahoo.co.jp)
暖冬はほんとうに悪者か
「暖冬のせいで業績が悪化した」とか「暖冬のせいでGDPが落ち込んだ」といった論をよく聞きます。
そのたびに、これまで私は「暖冬は大変だろうな」と思いながらも、どこか違和感を抱いてきました。
そこで今回は、暖冬がほんとうに悪者といえるのかを検証しました。
結論を述べれば、暖冬は企業業績と相関はさほど見られず、一因ではあっても、暖冬を悪者にはできない、というものです。
暖冬をめぐる言説
先日の報道によると、経財相はこうおっしゃったそうです。
石原伸晃経済財政・再生相は15日午前、2015年10~12月期の国内総生産(GDP)発表を受けて談話を公表した。
実質GDPが前期比年率1.4%減と2四半期ぶりのマイナス成長になったことについて
「記録的な暖冬により冬物衣料品などが大きく落ち込んだ」ことで個人消費の減少幅が大きくなったことが主因との見方を示した。
出典:日本経済新聞
たしかに、暖冬が冬物衣料を大きく落ち込ませたかもしれません。ただ、これをGDPのマイナス成長とつなげることに違和感を抱きました。
大手ではユニクロ(ファーストリテイリング)が、第1四半期について「暖冬」という言葉を何度も使いながら苦戦を説明しています。
これも、ユナイテッドアローズは好調ですから、暖冬だけが問題かなと思わざるをえませんでした。
なお、消費増税がGDPマイナスの要因だと私は思っています。ですので、世界的経済失速も襲うなか、
逆にあのていどで済んでよかったな、とも思います。また、ユニクロ(ファーストリテイリング)に関しては、失速とか苦戦といっても、
それでもじゅうぶんに立派な業績であるのは疑いえません。なんだかんだいって営業利益率15%は凄いですよね。
とはいえ、暖冬ばかりが悪者になっているのが正しいのか、以下、検証しました。
暖冬と企業業績の比較にあたって
まず使ったのは気象庁のデータベースです。ありがたいことに、気象庁は過去の気温データを公開しています。
そこで「平年差」というものを活用しました。
平年差は、観測値や統計値と平年値との差をいい、 平年値より大きい(高い)場合は正、小さい(低い)場合は負とし
、「+」あるいは「-」の記号を数値の前に付けて示します
出典:気象庁
すなわち、数値が高かったら平年よりも気温が高く、数値が低かったら平年よりも気温が低い、というわけです。これを四半期ごとに拾っていきます。
そして、次に法人企業統計のデータを使います。これは財務省が実施しているもので、日本の業種別売上高やら損益等々を調査しています。
ここで、「衣服・その他」のカテゴリーを使いたいのですが、平成20年度までしかありません。したがって、最新データまで公開されている「繊維工業」のものもあわせて検証してみます。この法人企業統計から営業利益を抽出し、営業利益率を求めました。
売上高は伸びていくものでしょうから、営業利益「率」を使いました。また、経常利益や最終利益ですと、他の要因がからんできますから、
本業の利益を示す営業利益が良いと判断しました。
URLリンク(rpr.c.yimg.jp)
暖冬が影響するのであれば、こういう関係が成立するはずです。


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