16/02/19 15:45:41.70 CAP_USER.net
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日本百貨店協会が19日発表した1月の全国百貨店売上高は5309億円(全店ベース)だった。
既存店ベースでは前年同月比1.9%減と2カ月ぶりに前年実績を下回った。今年の1月は正月休みが
3日間と前年より1日少なかったことに加え、月前半は気温が高く推移したことで、主力の衣料品が落ち込んだ。中旬には一部地域の大雪の影響もあった。
商品別では、衣料品が6.6%減と振るわなかった。暖冬で防寒商品が苦戦した。一方で雑貨は5.4%増え、
10カ月連続で増加した。身のまわり品と食料品も前年を上回ったが、単価の高い衣料品の減少補えなかった。
訪日客向けの免税売上高は36%増の173億円だった。免税手続きカウンターの来店国・地域別順位は1位が中国、
2位が香港、3位が台湾、4位が韓国だった。
1月の東京地区百貨店売上高は1392億円だった。既存店ベースでは0.2%増となり、10カ月連続で前年実績を上回った。
商品別では雑貨が7.7%増と伸び、低調な衣料品(6.4%減)をカバーした。
2月の全国の動向は、足元で1%程度のマイナスだという。春節やバレンタインなどイベントの寄与はあるものの、
冬物衣料の販売は厳しい状況が続いている。一部店舗の改装も売り上げを押し下げる要因になっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕