16/02/11 19:47:29.55 CAP_USER.net
URLリンク(www.news-postseven.com)
「豆じゃなくて恵方巻で鬼撃退できそうな量の廃棄」「恵方巻の廃棄の量にうんざり」
─2月3日の節分。コンビニやスーパーでも購入できるその手軽さから、近年「恵方巻」を
食べるという習慣が全国的に流行っている。ただ行事ものだけあって、各地の店舗では売れ残りが発生し、
今年も大量に廃棄された。ツイッターには3日の夜から4日にかけて、小売店で働く人々が、
もう商品にはならない恵方巻をやむなく廃棄する様子を投稿した。
またしても廃棄処分の問題…。昨年9月、愛知県一宮市にある「CoCo壱番屋」の自社工場で製造した
冷凍ビーフカツに異物混入の恐れが発覚し、廃棄処分が決まった。ところが今年に入って、
処分を委託した産業廃棄物処理会社「ダイコー」が、その大半を食品関連会社「みのりフーズ」に横流しし、
東海地方のスーパーなどで1枚約80円で販売されていたことが発覚し、連日大きなニュースとして
取り上げられ注目を集めた。
今回の件で廃棄されたカツは約4万枚(5.6トン)。たとえば家族4人で1日3食ビーフカツを食べたとすると、
1日の消費量は4枚×3食で12枚。これを毎日続けても、消費するまでに9年程かかる計算になる。
不正転売は間違いなく犯罪ではあるが、廃棄されるこの莫大な量を、あなたはどう感じるだろうか。
『とくダネ!』(フジテレビ系)では小倉智昭(68才)が、「シリアで1週間食べ物がなくて餓死する子供たちがいる一方、
こんなふうに廃棄されてる食品もあるって、なんかねぇ」とコメント。論点がズレているなどと
ネットでは批判の声はあったものの、ある60代の主婦は妙に納得した表情を浮かべ、こうつぶやいた。
「確かに売るのはダメですよ。でも、飢えてる人が世の中にはたくさんいるから…。
昔はね、ちょっとにおいがしても、えいって食べてたし、火を通して味つけすれば、
たいていの物は食べられましたよ。そういうふうに親から言われて育ちましたし。
だから今でも子供や孫の食べ残しを見ると、どんなにお腹いっぱいでも食べてしまう…
そうしてこの体形なんですけどね(苦笑)」
実際に日本の廃棄食料はどれくらいあるのだろうか。農林水産省によると日本の
食品由来の廃棄物は年2800万トン(2012年度推計)。このうち「まだ食べられるのに捨てられたもの」
(=食品ロス)は642万トンに達する。東京ドーム6杯分の莫大な量だ。経済評論家の荻原博子さんは
「もったいない」とため息。
「日本は世界中の食料の1割を買っているにもかかわらず、そのうちの半分近くを廃棄しているので、
非常にもったいない。廃棄物を活用するさまざまな見直しも進んでいますが、まだ国民全体の意識が低いといえます」
そもそも作り手や売り手による食品廃棄は主に2パターンある、と消費者問題研究所代表の垣田達哉さんが言う。
「1つは、工場のトラブルなどで食品に異物が混入して売り物にならないケース。
もう1つは、食品の賞味期限が直前だったり切れたりして販売できないケースです」
今回の廃棄カツは前者にあたる。「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋の広報担当者が言う。
「製品の全品検査の際、機器部品の一部が混入しているのが見つかりました。しかしながら、
異物混入時点が限定できず、最大8ミリ程度ですがカツに混入した恐れがあるため、
そのロットの商品をすべて廃棄処分にしました」
今回は異物混入の疑いがあった上、横流しの過程で冷凍状態から溶けており、
店頭に並んだ際にはカツが傷んでいた可能性が高い。きわめて悪質な手口といえる。
※女性セブン2016年2月25日号
関連
【国際】フランス、スーパーでの食料廃棄を法律で禁止 [無断転載禁止]©2ch.net
スレリンク(bizplus板)