16/01/29 10:23:14.06 CAP_USER.net
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「プログラマーの地位を上げたい」。グーグルからベンチャー企業のIncrements(インクリメンツ)に
転じた及川卓也プロダクトマネージャは、穏やかな表情の中にも力を込めて語る。情報共有サービス「Qiita(キータ)」を通じ、
プログラマーをはじめとするITエンジニアの交流や情報発信を後押し。盛り上がりの気運を見せるプログラミング教育を歓迎しつつ、
「学んだ子たちが将来がっかりしないためにも、プログラミングという仕事の魅力を高めたい」と強調する。
(中略)
日本のITエンジニアやIT業界の在り方に対して、以前から問題提起をしています。
ずっと思っていることだが、日本はITエンジニア、中でもプログラマーの地位が低すぎる。
米国のシリコンバレーなら、優れたコードを書ける人が最も高い給料をもらっている。
プログラマーからSE、管理者と職種が変わっていくほど偉くなるといった、変なピラミッド構造があるのが、
日本のIT産業の致命的な点ではないか。まるで、コードを書かなくなったら一人前、と言わんばかりだ。
一朝一夕に達成できることではないが、こうした構造を変えたい。
子供向けのプログラミング教育が注目を集めるなど、日本でもプログラマーは見直されつつあるのでは。
それ自体は歓迎すべきことだ。だからこそ、子供のころにプログラミング教育を受けた人たちが成長したときに、
がっかりさせない社会にしなければいけない。
社会や業界の構造を変えるためには、ITエンジニア自身も変わらなければならない。
社内とか自分の組織に閉じていないでどんどん外に出て、学んだり存在をアピールしたりするべきだ。
オープンソースのコミュニティでも、プログラミングの勉強会でも、それこそQiitaでも何でもいい。
オープンソースコミュニティに参加して発言すれば、Androidの世界トップ級のエンジニアからボコボコにしてもらえる(笑)。
最初はきついかもしれないが、成長の機会は大きいはず。個々のエンジニアの成長が、業界全体の地位向上につながるはずだ。