【医薬】サムスン、バイオ薬新工場を建設 受託生産世界首位へat BIZPLUS
【医薬】サムスン、バイオ薬新工場を建設 受託生産世界首位へ - 暇つぶし2ch1:海江田三郎 ★
15/12/22 08:35:21.87 CAP_USER.net
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韓国サムスングループは21日、8500億ウォン(約870億円)を投じ、バイオ医薬品を受託生産する
新工場を建設すると発表した。生産能力は現状から倍増し、世界首位になる見通しだ。
バイオ医薬品は2020年に約35兆円に育つとされる巨大市場。受託生産のほか、
バイオ医薬品の後発品にあたる「バイオ後続品」の開発も加速する。主力のスマートフォン(スマホ)事業が失速したサムスン。
バイオ医薬品はグループの屋台骨を支える事業に育つか。
「20年にバイオ医薬品の受託生産でチャンピオンになる」。医薬品受託生産会社、
サムスンバイオロジクスの金泰漢(キム・テハン)社長は韓国・仁川市での新工場の起工式で宣言した。
 今回の会見にかけるサムスンの意気込みは出席者の顔ぶれからも明らかだ。朴槿恵(パク・クネ)大統領が駆けつけ
「欧米(企業)が中心のバイオ医薬品市場で韓国が製造大国としての地位を確保するようになるだろう」とエールを送った。
 バイオロジクスは米製薬開発支援のクインタイルズ・トランスナショナルと合弁で11年に設立。仁川市にすでに2工場あり、
スイスのロシュや米ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)などから生産を受託している。
 第3工場が稼働すれば生産能力は36万リットルになり、現在、1000億ウォン(約100億円)の売上高は25年に2兆ウォン、
営業利益1兆ウォンに増える見通しだ。スイスのロンザ、独ベーリンガーインゲルハイムを生産量、売上高、利益のすべての面で追い越すという。
 畑違いのバイオ医薬品事業立ち上げのため、サムスンはヒト・モノ・カネを惜しげもなく注ぎ込む。
バイオロジクスの従業員は設立から4年で約1000人まで増えた。うち1割は外国人で、海外からも人材をかき集める。
イ・ギュソン副社長はBMSの出身だ。同業他社からは「かなりの人員が引き抜かれた」との声も漏れる。
 将来の人材確保にも抜かりはない。サムスンと関係の深い名門私大、成均館大は今年、
「グローバルバイオメディカルエンジニアリング学科」を新設した。生物学や医学、工学にまたがる分野を研究する。
同大の半導体学科はサムスンが寄付し、卒業生の多くがサムスンに就職する。半導体の成功パターンの再現を狙っているようだ。
 ものづくりでも半導体のノウハウが生きる。微細なゴミなどの混入も許さないクリーンルーム管理などの重要性は半導体と同じ。
半導体の知見を注ぎ込めば、「同じ規模なら投資額は同業者の4割、工期は半分で工場をつくれる」(金社長)。
 目をみはるのは利益率の高さだ。バイオロジクスは25年時点で営業利益率50%を見込む。
一般の医薬品に比べて、バイオ医薬は生産が難しく、参入のハードルが高いためだ。
 サムスンは半導体で受託製造会社(ファウンドリー)が台頭したのと同様、バイオ医薬品も開発と生産の分業が進むと予測する。
いまは製薬会社の自社生産が7~8割あるが、受託を増やせば事業規模はさらに増える。
 受託生産と並ぶ事業の両輪が、バイオ後続品事業だ。米バイオジェンの出資を得て設立した開発会社、
サムスンバイオエピスは12月、リウマチなどの関節炎治療薬の販売を韓国で始めた。欧州でも16年上半期中に発売する計画という。
韓国のSK証券はバイオエピス社の売上高が22年に1兆2000億ウォン、営業利益は5400億ウォンになると見込む。
バイオロジクスと単純合計すれば営業利益は1兆5400億ウォンで、スマートフォン(スマホ)などIT機器や半導体に次ぐ規模になる。
(ソウル=小倉健太郎)


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