06/06/07 16:57:29
●こんな医者はダメ(1)~包茎の存在意義を話さない
「包茎なんて、無理して手術する必要なんてないんです。そもそも病気じゃないん
だから」と笑う高橋さん。その理由を次のように説明する。
「野性の動物で包茎じゃない動物なんてありません。種の保存を考えれば、大切な
陰茎を裸にしておく意味などないんです。ところがユダヤ人が教義として行う割礼と
いう儀式によって、包茎に対するコンプレックスが生まれた。だからユダヤ教徒や
クリスチャンでもない限り、手術をしてまで包茎じゃなくなる必要はないんです。
よく広告にあるような『包茎だから病気になる』というのも根拠のない話。風呂で
洗えばいいんです」
ちなみに高橋さんによれば、泌尿器科医にも仮性包茎の医者は大勢いるとのこと。
なるほど、そう聞くと何のための手術だかわからなくなってくる。
●こんな医者はダメ(2)~あやしい受付
それでも手術を受けたければ自己責任で受ければいいのだが、悪徳商法から身を
守るためにはどうすればいいのか。高橋さんのもとを訪れる患者には、こんな体験を
持つ人が少なくないという。
広告などで「誰にも会わずに受診できる完全予約制」などとうたっているのに、
予約して行ってみると待合室にはすでに1人の男がいた。その男が受付に呼ばれて、
こんな会話が聞こえてきた。「120万かかったけれど、ローンが組めて助かった!」
「もちろんこの男はサクラです。この会話を聞かせることで、大金を払い、ローンを
組んででも受ける価値のある手術だという印象を植え込むんです」と高橋さん。
少なくとも、「誰とも会わない」とうたっていながら他の患者と会っただけで約束
違反。この時点でクリニックを出てくる勇気が必要だ。