ToHeart2 SS専用スレ 21at LEAF
ToHeart2 SS専用スレ 21 - 暇つぶし2ch534:桜の群像 エピローグ「Brand-new Heart」 6/14
07/12/22 22:55:34 7FDuZ9uo0

「よお、姉貴、来てたのかガガガガガ」
射程距離の1メートル手前で声を掛けたつもりだったのにアイアンクロー。
環の踏み込みの鋭さを計算し忘れた雄二のミスである。

「ってえな、っつーか俺がなにをしたんだよ!」
「挨拶がわりよ。相変わらず頑丈なのだけが取り柄の頭蓋骨ねえ」
わざとらしく溜息。
「失敬な。そっちこそ相変わらずのバカ力ガフッ!」
雄二の方が背が高いはずなのに、拳が脳天に振ってくるのは何故だろう。
「玲於奈も元気そうでなによりだわ。薫子とカスミも、相変わらずみたいだし」
「みたいだしって、同じ校舎だろ?」
「うーん、やっぱり大学部と高等部だから、そんなに会わなかったわねー」
「へえ?」
薫子はともかく、カスミならそんな垣根はもろともせずに押しかけそうなのだが。

「去年の頭から、そんなに頻繁には来なくなったわよ?」
卒業式では泣かれたけど、と付言した上に、
「薫子とは、四六時中一緒みたいだけど」
さらに付け加える。
「玲於奈が嫉妬しそうだな」
先の薫子との会話を思い出しながら雄二は冗談9割本気1割で心配。
「玲於奈は、あの様子なら大丈夫でしょ」
アンタがいれば、とは口には出さずに表情で伝えた。

「そういや、久寿川先輩は来てねえの?」
雄二が名前を口にした、美人で人見知りな元生徒会長久寿川ささらは、なんと九条院大学に進学していた。
元生徒会副会長向坂環を追いかけて、だと、雄二は半分くらい思っている。
「今日は街の方に出ているわ。お母様が見えてるらしくて。よろしく伝えてって言ってた」
「そっか」
やや残念だったが、久寿川がいるとセットで例の危険な先輩も出てきそうだからと自分を納得させた。


535:桜の群像 エピローグ「Brand-new Heart」 7/14
07/12/22 22:57:25 7FDuZ9uo0

「卒業式はどうだった? 行きたかったんだけどな」
まだ残念がっている顔で、用事で外した環が尋ねる。
「どうもこうも、メンツは違えど前と一緒だ。このみが大泣きしてな」
「そうでしょうねえ」
はあっ、と、やや環らしくない息を吐く。
「タカ坊が、あんな遠くに行っちゃうなんて」

あまり真面目に進路を考えていた様子もなかった河野貴明は、突如この春から関西移住。

なんでも、卒業旅行先の大阪で偶然手助けしたおばあさんに気に入られ、
家にお邪魔してみたら、そこが恋人である小牧愛佳の母方の実家。
「アイツも詳しくは語らねえけど、色々あって後を継ぐとか継がねえとか」
「タカ坊らしいわ」
もう一回嘆息。
「さすがに、これから逆転は難しいかしらね」
「……まだ諦めてなかったのかよ」
「人の気持ちってのは、そんな簡単じゃないの」
他人事のような物言いに、姉の寂しさを感じた雄二はそれ以上突っ込まない。

「ところで、小牧さんの実家って何やってるの?」
「ケーキ屋」
「……ぷっ」
一瞬絶句した環、ややあって吹き出す。
何を想像したのか、雄二も正確に推察できる。
「そっか、あはは、タカ坊のケーキ屋さん、ふふっ」
何歳になってもどこか女の子っぽい童顔の貴明に白衣。
似合う似合わないとは別に想像力を掻き立てられるものがあるらしい。

「これは近いうちに遊びに行かなきゃね、是非」
貴明強奪は諦めても、玩具にすることは止めないつもりらしい環。
雄二は同情を禁じ得ない、貴明本人よりも、主として彼の恋人の方に。

536:桜の群像 エピローグ「Brand-new Heart」 8/14
07/12/22 22:59:31 7FDuZ9uo0

「そんときゃこのみも連れて行ってやれよ」
「もちろんよ。雄二もね」
「日程があればな」
雄二は、今のところ全週末帰ってくるつもりらしい玲於奈の事を考慮して答える。
(でも、玲於奈を連れて行くのもいいかもな)
貴明はともかく、玲於奈は小牧姉とは至って良好な関係で学園生活を終えた。

「電話ちょうだいねぇ~」
「九条院にも是非、遊びにいらしてください」
別れ際の二人の会話を思い出して、雄二は卒業式を回顧する、

「ごごぎごががぐぐごぎっごぎごぐががぎぎぐぅ~(このみもタカくんと一緒に大阪に行くぅ~)」
と、やっぱり思い出す幼馴染みの泣き顔。

「無茶言うなよ。ていうか、この間も散々泣いただろ」
大阪行きが決まった時も、無人になる河野家大掃除の時も豪快にグズった少女だが、
卒業式という節目で再び寂しさ極まったらしい。この後の送別会でも、もちろん大泣きした。

「あ、あははは」
同情しつつも、もはや笑うしかない愛佳。オプションの多い恋人を持つと苦労するという教訓。
彼女にとっては、貴明の進路は色々と望ましいものでもあったろう。
もっとも、愛佳自身は意外とそんな余計な事は考えていないのかも知れない。
河野貴明がどんな道を歩もうと、小牧愛佳は、彼の隣を歩むだけだから。

「ぞずぎょうじだら、ぎぐががげ(卒業したら、行くからね)」
まだ言ってるこのみ。
「このみはこっちの大学受けるんじゃなかったの? あたしと一緒に」
故意に拗ねた表情で引き取ったのは、小牧郁乃。
最近、杖は手放せないものの車椅子なしで外を出歩けるまでに回復した愛佳の妹は、
姉が進学しなかったことで生まれた経済的余裕を、遠慮なく生かすつもりらしい。


537:名無しさんだよもん
07/12/22 23:00:21 Dzdhh7uH0
しえん

538:桜の群像 エピローグ「Brand-new Heart」 9/14
07/12/22 23:01:54 7FDuZ9uo0

「ごうじゃぐがががおえうががぁ~?(大阪から通えるかなぁ?)」
無茶言うこのみ。
無茶と言えば、学年一桁順位の郁乃と赤点候補生が同じ学校を目指すのも常識的ではないが、
何事にも素直なちびっ子は、郁乃の言葉と指導を真に受けてメキメキ成績を伸ばしつつあり、

「いつまでも秋田ローカルの超神みたいな発音してないで諦めなさい」
いっぽう郁乃は、既に親友の数字に合わせて志望を落とすと決めているようで、
成績優秀な小牧家の姉と妹は、2年続けて進路指導部を嘆かせることになりそうだ。

「どうせ会いに行ったり来たりはするんだから」
「うんうん、戻ってくるよ」
力一杯頷くのは、妹離れが不安な愛佳。
「あんまり戻ってこなくていい」
「えぇ~」
相変わらず好き勝手を言う妹が、密かに家を出ることを考えていることを姉は知っている。
あわよくば、そこに寝起きの悪い同居人を獲得しようと目論んでいることも薄々。

もちろん、実現までには数多くの障害、主として郁乃の体調面を中心に、がある。
それでも、家族に頼って生きるという、許された唯一の選択肢を黙々と選び続けてきた彼女が、
一時的にせよ家から離れて生活しようという野望を持てるだけでも愛佳には幸福だったし、
妹を自然にサポートしてくれている元気少女が、もう暫く側に居てくれたらとも願う。

「だがぐんばぼびびぶぶばばべ~(タカくん遊びに行くからね~)」
愛佳自身の利害関係も、絡まないというと嘘になるけど。

で、話題の元凶たる約1名は。
「あはは、まあこのみも郁乃も遊びに来たらいいよ。いちおう雄二もね」
困ったような笑顔でいつもの曖昧な発言。
「……私は、やっぱり河野さんが一番性質が悪いと思いますわ」
「今に始まったこっちゃねえけどな」
雄二と玲於奈は、こっそり頷いた。

539:桜の群像 エピローグ「Brand-new Heart」10/14
07/12/22 23:03:18 7FDuZ9uo0

回想終わり。場面戻って九条院。

「そういう貴方は? 玲於奈のご両親に、失礼してない?」
「本人の心配はしねえのかよ」
「見れば分かるもの」
二人が上手く行ってるのは、と環は笑う。
雄二は腕を組んで、
「うーん、嫌われてはいない、と、思う」
玲於奈の家には、お見合いの直後に初めて挨拶に行って、
この一年間で何度もお邪魔して、泊まった事すらある。
「優しい親御さんだな。玲於奈の親とは思えんような」
後半は冗談。
明るくて、どこか抜けたところなど良く似ていると思う。

「そうね。でも娘思いだから、玲於奈を傷つけたら怖いわよ」
「気を付けるよ」
環が脅すが、言わずもがな。
「けど、そうだな。家出の事とか、もっと怒られるかと思ったんだけど」
やや古い話を持ち出す。
あの時雄二は、ホッとしながらも少し愛情に欠ける親ではないかと思った。
今は、そんな誤解は微塵も残っていないが、自分らを自由にさせすぎではないかと感じる事がある。
「あら、怒ってたわよ」
それを告げると、しかし、環は首を振った。

「私が玲於奈の御自宅に連絡した時なんて、怒鳴りこんできそうな勢いだったもの、お父さん」
雄二と玲於奈のプチ家出の、第一発見者は向坂邸に戻った環と薫子だった。
「そうなのか?」
「ええ。俺が娘の幸せを考えずに縁談を持ち込むような親だと思ってるのか、とね」
「……玲於奈が言ったんだぞ」
「そっちにはがっかりしてた。信用されてないんだなって」
クスリと思いだし笑いをしながら環が語る、雄二も玲於奈も知らなかった事情。

540:桜の群像 エピローグ「Brand-new Heart」11/14
07/12/22 23:04:49 7FDuZ9uo0

「取りなすのも大変だったんだから」
「いや、悪かった。けど、ぜんぜん素振りも見せねえけどなあ」
玲於奈の父親とは最近は晩酌の相手-雄二は年齢なりに-をしたりもして、
けっこう人生語られたり打ち解けているつもりだが、その辺は何も聞いていない。
「気を遣ってるのよ」
「俺に?」
「当たり前でしょう。婿に迎えようって男で、しかも向坂本家の人間よ」
「……」
雄二の腕組みが少し深くなる。
それを見て、環が少し真面目な顔をした。
「察しなさい、そのくらい。いつまでも、他人の好意に無邪気に甘えていい年齢ではないわ」
「分かってるよ」
雄二が不機嫌になったのは、前段部分のせいではない。
「家の事もよ」
それも、姉はお見通しだった。

「貴方が家柄とかそういうものを嫌うのは構わない。お婆さまもそう思っていたし」
二人の祖母は、姉弟の性格を見抜いていた。だから、環を後継者として育てた。
「でもね、向坂の人間として生きていく以上、それはついて回ること」
付き合う相手が分家筋の娘であれば、尚更。
「貴方が拒否すれば、その分が玲於奈に降りかかる事になるの」

雄二は腕を組んだまま、姉の言葉を聞いた。
環が言及した雄二と玲於奈の関係が、そのまま環と雄二当てはまる事に気がついたのだ。
そして本当は、姉も家柄や血筋の話など好きではない事を、彼は知っている。
「……分かったよ」
自分が分かっていなかった事が。
「すまなかった、姉貴」
「あら? 私に謝ってもしょうがないわよ?」
「いや、そうだな。じゃあ、サンキュ」
もう一度、雄二は環に感謝した。姉は、いつになく軽く、弟の頭を小突いた。

541:桜の群像 エピローグ「Brand-new Heart」12/14
07/12/22 23:06:03 7FDuZ9uo0

「雄二さんっ! 雄二さんっ!」
かなり遠くから雄二を呼ぶ声は、聞き慣れた玲於奈の声。

どうやら、化粧直しは終わったらしい。
「あら、呼んでるわよ?」
面白そうに環が指さす先に、飛び跳ねながら手を振る赤髪の少女。
ずいぶん長くなった髪が、身体の動きに合わせて上下に揺れている。
「なんだよ、ったく」
玲於奈は何かに夢中になると人目をはばかるということをしない。
恥ずかしい思いする時間を短くしようと、一気に駆け寄る雄二。
「こちらにいらして」
そのまま校舎の裏側に誘う少女。薫子とカスミは、笑いながら環の方に戻っていく。
「トイレなら案内してもらわなくても平気だぜ」
「違いますっ。ほらっ!」
玲於奈に引きずられて辿り着いた、敷地の一角。
日陰になっている校舎裏で、ちょうどそこだけ陽当たりが残る場所。

まだ春になりきらない九条院の構内で、一本だけ桜が咲き始めていた。

「陽当たりいいからか? それとも、種類が違うのか」
「わかりませんけど、この木だけ咲くのが早いんです。毎年そうでした」
自分で思い出したのか薫子あたりに想記させられたのかは分からないが、やたら嬉しそうな玲於奈。

すっと二人は手を繋ぐ。並んで見上げる、薄紅色の春の花。

「学園の方は、今が満開だろうな」
“タカくん”と離れた幼馴染みは、それでも無邪気に跳ね回っているだろうか。
その隣で、皮肉屋の少女が苦笑しているのだろうか。
「西の方は、こっちより遅いんでしたっけか?」
「同じくらいだろ?」
異郷の地で新たな生活を始めた貴明と愛佳は、どんな桜を見上げているのだろうか。

542:桜の群像 エピローグ「Brand-new Heart」13/14
07/12/22 23:07:45 7FDuZ9uo0

「此処も、これからどんどん咲き始めますよ」
まだ蕾の桜達を、空いている方の手で示した玲於奈の目に、

キョロキョロ……。
彼女を捜す、カスミの姿。
「玲於奈ーっ! そろそろ受付の時間ですわよーっ!」
親友を呼ぶ、薫子の声。環もこちらにやってくる。

「ふふっ、それでは一足先に、大学生になってきます」
環達の方に走り出す玲於奈。繋いだ手が、するりと外れた。
「入学式が早いだけで」
苦笑する雄二。
再会した三人娘と、彼女らが尊敬する先輩が見る桜は、
そして、まもなく雄二が自分の学校で見る桜は、どんなものになるだろう。

春。それぞれの未来へ、それぞれが走り出す季節。

「……今晩あたり、委員ちょんとこに電話してみるかな」
少女達の様子に、厚くもないと思っていた友情を刺激されて雄二は呟く。

ずうっと並んで歩いてきた日溜まりを離れ、それぞれの場所を歩き始めた雄二と貴明。
ひょんなことから彼等と同行することになった、玲於奈と愛佳。

「そうそう、柚原さんと小牧さんの妹さんも、今日が始業式なんですよ」
「このみが受験生とはね。可哀想に」
「私たちも、去年は受験生だったのですから。皆が通る道ですわ」
「そんなこと言って、大変だったのは私だけではありませんか」
ニコニコ……。

先輩達の残した標をたどって、間もなく自分の船出を迎える、このみと郁乃。
いったん分かれて、またひとつになった玲於奈と薫子とカスミの、そして環の線路。

543:名無しさんだよもん
07/12/22 23:08:46 Dzdhh7uH0
しえん

544:桜の群像 エピローグ「Brand-new Heart」14/14
07/12/22 23:10:08 7FDuZ9uo0

先の事は、わからない。

離れた道も何時か交わり、並んだ道も何時か離れ得る。
堅い絆を信じる雄二と玲於奈にも、これから乗り越えるべき壁はいくらだってあるだろう。

だけど、だから。

人混みに紛れてゆく玲於奈の背中に、雄二は願う。
振り向いて確かめた雄二の視線に、玲於奈は想う。

この愛しさだけ、いつも君に届けと。


545:名無しさんだよもん
07/12/22 23:11:27 7FDuZ9uo0
以上です。支援ありがとうございました。

そういうわけで、完結です。

が、実は番外編をひとつ構想しているので、そこまで書いて「終わり」にしたいと思います。
ADに間に合わないならやめようと思ってたんですが、2月末ならなんとかなるだろうから(苦笑)
ただ、薫子が主役で、三人娘が雄二と会う前の話になるため玲於奈もあまり活躍しません。
後半出番のなかった九条院組のフォロー狙いということで悪しからず。

しかし長い話でした。通算445レス、原稿用紙換算600枚超……間違いなく私の人生最長の文章。
環シナリオやった時から三人娘は「外見可愛いのに勿体ないなあ」と思っていて、
最萌の支援絵で玲於奈の良さげなのを見たのがきっかけで書いてみたくなった作品ですが、
期間も分量も予定の倍以上に。当初は1話も10レス前後にまとめるつもりだったのに……

内容については、自分で評するなら、なんともテンプレどおりなお話だったかなと。
ホントは玲於奈にはもっとツンデレっぽい落差を出したかったし、テーマ的な事を言えば、
彼女の家柄への拘りを雄二が解いていく話にしたかったけど無理無理カタツムリでした。
あと、このみに悪いことした罪悪感が。最後まで貴明に拘るとは予定外だったので。
ちなみに桜の群像というタイトルは、この郁乃&このみ部分(第5話と、11~13話あたり)を
「桜吹雪の周辺事情」という仮題で妄想していた名残だったりします。
後悔は無数にあるし書き直したい気持ちも一杯ですけど、自分の力は出し切りました。
胸を張れるとすれば、脇役も含めて全てのキャラに愛着を持って書けたことですかね。

あとがきも長くなっててすみません。
「反応ゼロでも最後まで書く」と覚悟して始めた長編ですが、皆様のレスは非常に励みになりました。
特に第8話にして初めて「玲於奈に萌えた」って趣旨の感想を頂いた時は凄く嬉しかったです。
とにかく、本当にありがとうございました。よければもうちょっとだけ、三人娘(+環)とおつきあいください。

546:名無しさんだよもん
07/12/22 23:20:08 Dzdhh7uH0
とりあえず完結乙でした
楽しみに待ってましたよ

>あと、このみに悪いことした罪悪感が。最後まで貴明に拘るとは予定外だったので。
このみに関してはわりと仕方が無いんじゃないかなと。
タマ姉の貴明に対する恋心は意識的な部分が大きいけど、このみの貴明に対するこだわりは無意識の部分も多いと思う。
このみらしく書こうとするとこの部分は避けようが無いと思われ。

ともあれ、長丁場での連載で、俺も楽しませてもらいましたし、最も続きの楽しみな連載でした。
最後にもう一度、乙でした。

547:545
07/12/23 22:55:06 UkKounJg0
>546
レスありがとうございます
このみは13話でさくっと区切りをつけて郁乃とらぶらぶにする予定だったんですが、
22話の水族館でキャラが暴走しまして「これ区切りついてねーじゃん!」てw

この娘の貴明への想いは、このみシナリオだと凄く意識して恋い焦がれていて、
逆に他キャラの話だと、無意識だし、そもそも家族的な感覚が強い印象があります
(そうでないと可哀想でToHeartにならないって事情もあるでしょう)
このSSでは後者で無意識に燻ってる恋心を自覚して失恋させるのを狙ったんですが、
自覚させた時点で私の方が前者に引きずられてしまったのかも知れません

しかし郁乃の手に負えないと、貴明と雄二以外にこのみに似合う子……雅史ちゃんあたり?

548:名無しさんだよもん
07/12/23 23:32:50 GoN4BuMo0
>>545
完結乙&GJです。

まず、これほどまでの長編を最後まで書ききったという偉業を称えさせてください。
途中のまま、絶賛放置中の作品がSS倉庫に眠っている自分には、その凄さが
よく分かります。

内容についても、本編では本当に只の脇役でしかなかった玲於奈を、露骨なキャラの
改変なく、これほどの萌えキャラに仕立て上げたのが素晴らしかったです。
というより、もはや、自分の中での玲於奈のイメージは、この作品の玲於奈に
既に置き換えられてて、前に2周目の環シナリオをやった際、あれ? 玲於奈って
こんな嫌な役どころだったっけ? と、むしろ本編の方に違和感を感じたという
思い出があります。

何はともあれ、本当に楽しませてくれてありがとうございました。
残るは番外編ということで、楽しみにしてます。

549:名無しさんだよもん
07/12/24 09:14:59 jBO+Pgh20
このみと愛佳好きなので二人が出てくるSSとして楽しませてもらいました。
しかし、今後は愛佳も苦労するのですかね?
本当にこのみが関西へきたりして・・・

550:545
07/12/24 13:09:11 Ym32Pi210
>548
ありがとうございます。ですがまず、絶賛放置中の作品を続(ry

でも実際、ここで完結した長編ってこれの前が河野家で、
その前ってたぶん「冬のNYのひと時のやすらぎ」あたりまで遡りますよね
期間的にも話数的にも、長いのを連載するのは色々と苦しい
これも当初は1週とか2週間隔だったのに後半は月イチ未満。青息吐息でした

ですがやはり、完結すると嬉しいです。単なる自己満足だなんて重々承知、
自分で書いたキャラに結末を与えられるのは自分だけだから、最後まで面倒みられて良かった
なので>548さんも他の連載中の皆様も、ぜひ続きに挑戦して見てください
もちろん、拘らずに新作というのも良いと思いますけれど

>玲於奈
玲於奈は、原作では薫子との区別すら殆どないくらい無個性だと思います
雄二の方も、各シナリオでバラバラな性格づけをされている奴ですから、
この雄二と玲於奈が本当に“TH2のキャラ”なの? と言われたら難しい所です
(むろん自分では、二人とも原作から妄想してキャラが出来ていったのですが)
それでもなるべく“TH2のSS”にはなるように、展開や他キャラを含めて頑張ったつもり

>549
漏れもこの二人好きだし書き易いので、雰囲気作りと話の推進役をして貰いました
愛佳にはもっと見せ場をあげたかったのですが、このみに食われましたねw
今後……まあ、貴明はあれで愛佳一筋でしょうから、実は問題ないのではないかと
このみと郁乃が大阪に来て四人同居なんてのも、それはそれで面白そうですが(ぉ

551:名無しさんだよもん
07/12/24 16:00:30 qbtdhNv10
全レス…

完結して嬉しいのは分かるけど、うん、まあ、お疲れ

552:名無しさんだよもん
07/12/24 17:35:40 3Xsego6J0
SS書いたことある人なら同意してくれると思うんだが
SSを書き終えた(特に長編)あとの作品語りって、自分へのご褒美(笑)みたいなもんだからなあw
それくらい別にいいじゃん。それすら否定してたら、マジでSS投下する人なんて一人も残らんぞ。

553:名無しさんだよもん
07/12/24 17:57:20 LerM10Sa0
馴れ合いイクナイ
と言いたいのでは?
俺は別に気にならないが・・・

554:名無しさんだよもん
07/12/24 20:08:02 C5+I50bS0
作者の自分語りは見ててイタいからな。
黙れとは言わないけど、スレ主でも無いのに全レスはやり過ぎだろ。


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