本物の沢渡真琴のスレッドat LEAF
本物の沢渡真琴のスレッド - 暇つぶし2ch277:名無しさんだよもん
07/08/13 00:34:44 t2fBHlEO0
                   ≫ アウー!アウー! ≪
.  ◎、             /⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
   |  \       __ __
   |   \    l[》'《|l   ヽl|
  ●     \  〈iノ_,リ._)) ))) ガチャガチャ
  ●      \ ,!!('゚'Д''゚' l)!!!!
           `('⊃∞⊂从ヴヴヴヴ
             从くム〉,つZ/l:___
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278:名無しさんだよもん
07/08/18 17:28:24 SJTQA0azO
>>276
mjk
最萌スルーしてたが見に行ってみるか

279:名無しさんだよもん
07/08/18 20:34:27 VC29LH7V0
まじで?

280:名無しさんだよもん
07/08/24 01:46:13 timurMKr0
今日が真琴の日
しかも勝ったら真琴VS真琴になるww

アニメ最萌トーナメント2007
URLリンク(animemoe2007.hp.infoseek.co.jp)

281:名無しさんだよもん
07/09/10 08:49:18 dldwXXRa0
保守

282:名無しさんだよもん
07/09/18 05:55:54 aY0z401P0
あげ

283:名無しさんだよもん
07/09/18 23:53:39 9BW3KGmr0
あの荒らしが死なない事には盛り上がる訳もないか。

284:名無しさんだよもん
07/09/19 00:40:32 2cvw19zH0
それはたぶんがおれーで真琴AAが貼られる限り無理だろう

285:名無しさんだよもん
07/10/08 11:17:17 Wn6r0/x00
保守

286:名無しさんだよもん
07/10/12 15:27:45 EbwKWD7DO
大人まこぴーあげ

287:『優しい氷』6 1/8 ◆kd.2f.1cKc
07/10/27 17:17:02 k9rwLWYz0
 ヴィヴィーン……
 軽いエンジン音を立て、ジムニーがガレージに収まっていく。
 エンジンが止まり、真琴さんが運転席から降りてきた。
「シャッター、閉めますよ」
「あ、うん、ありがとう」
 真琴さんはにこにこと微笑みながら、シャッターをくぐって外に出てくる。
 俺は、シャッターの引っ掛け棒をとって上がっているシャッターに引っ掛けると、勢い
良く引っ張り出し、そのまま片手で受け止めてから、下までおろす。
 そして、2人で水瀬家の玄関に向かった。
「ただいま戻りましたー」
 俺が、中にいるであろう秋子さんに向かって言う。
 すると、ドタドタと、秋子さんにしては、ずいぶん乱暴に廊下を走ってくる足音が聞こ
えた。
「あう~っ!」
 ずびしっ
 いきなり俺に飛び掛ってこようとしたので、問答無用でチョップを入れる。
「痛い! 何するのよぉ~!!」
 もちろん、秋子さんなはずがない。
 ツインテールにした、真琴さんよりもさらに赤みの強い、長い髪。それでもって着てい
るのは名雪のパジャマ。
「何するのよじゃないだろう、さっきだっていきなり飛び掛ってくるし、警戒するのが普
通だ」
 俺は、多分不愉快丸出しで、そいつを指差しながらそう言った。
「う~ん、でも、今のはちょっと強烈過ぎじゃないかなぁ」
 後ろで、真琴さんがそんな事を言う。
「えっと、この子……誰?」
「そうだ」
 真琴さんにそう言われて、俺ははっとそう思い出す。

288:『優しい氷』6 2/8 ◆kd.2f.1cKc
07/10/27 17:18:28 k9rwLWYz0
「お前はいったい何者なんだよ。商店街でいきなり襲い掛かってくるわ、一体俺に何の恨
みがあるってんだよ」
「え……あれ?」
 そいつはキョトン、と目を円くして、俺の顔を見る。
「あたし……誰?」
 ビシッ
「あうっ!」
 俺は、即効でそいつにデコピンを入れていた。
「痛い~」
 そいつは、デコピンされた額を押さえながら、抗議するような目で俺を睨んでくる。
「痛いじゃねぇだろ! ふざけてるのか!」
「でも、思い出せないものは思い出せないの!」
 ビシッ
「俺の事を許さないって言ってただろうが!」
 デコピン2発目。
「あう~っ! だって、そう思ったんだもん!」
「そんな理由で人を襲うな!」
 がしっ、ぐりぐりぐりぐり。
 デコピンでは飽きたらん。拳を両のこめかみに当てて、うめぼし炸裂。
「ゆ、祐一君、やりすぎだよ」
 真琴さんのレフリーストップが入り、俺は一旦そいつから離される。
「祐一君も落ち着いて」
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 息の荒い俺に、真琴さんは宥める様に言ってから、そいつの方を向いた。
「とりあえず、名前だけでも思い出せないかな?」
 優しげな笑顔で、小さい子供を諭すように言う。
「名前…………」
「落ち着いて……思い出してごらん?」

289:『優しい氷』6 3/8 ◆kd.2f.1cKc
07/10/27 17:19:06 k9rwLWYz0
 俺はそんな真琴さんを見入ってしまう。外見は若々しくて、可愛らしさも感じさせるく
らいなのに、そいつに対する態度はまるで、母親が優しく語り掛けるようも見えた。
「名前……そうだ、名前」
「思い出した?」
 真琴さんはにこっ、と笑う。
「どうせろくでもない名前なんだろ?」
「祐一君、変な茶々入れない」
 困ったような表情で、指を立てて、めっ、と、俺に叱り付けるように言った。
「あ、いや……スミマセン」
 思わず、謝ってしまう。
 すると、そいつはいーっ、と、勝ち誇ったような笑みを俺に向けた。
 ムカツク……
「それで、あなたのお名前は?」
 真琴さんは再び笑みをそいつに向け、訊ねた。
「あたしの名前、さわたりまこと!」
「ふ・ざ・け・る・な・!」
 ズビシッ
「あう~っ!」
 反射的にデコピンを入れていた。
「祐一君!」
 真琴さんは困ったような表情で言うが……
「沢渡真琴って言ったらこの人の名前だ!」
「ほへ、そうなの?」
 そいつはキョトン、として、真琴さんを見る。真琴さんはにこっと微笑んで見せた。
「……でも、あたしも沢渡真琴!」
「まだ言うかこいつは!」
 俺はそいつの頬を摘みかけて……
「祐一君!」

290:『優しい氷』6 4/8 ◆kd.2f.1cKc
07/10/27 17:19:37 k9rwLWYz0
 真琴さんが、俺とそいつの間に割って入ってきた。無理やり離される。
「世の中、同姓同名がいたっておかしくないでしょ」
「そーよそーよ」
 真琴さんが俺を叱る様に言うと、そいつまで調子に乗ったように俺に言ってくる。
 ムカツク……
「それで、他に思い出せそうな事はない?」
 真琴さんは、小さい真琴の方を向いて、やはり優しく訊ねる。
「うーん…………」
 小さい真琴は、こめかみに指を当てて、目を閉じて考え込む。
「記憶喪失……か」
「ここはやっぱり、警察に届けた方が良いんじゃないですか?」
 俺がそう言うと、真琴さんは、あごに手をあてた。
「私もそう思うけど……」
「警察……?」
 小さい真琴は、急に、怯えたような表情になる。
「怯えてる子を、無理に連れて行くってのも可愛そうな気がするな」

291:『優しい氷』6 5/8 ◆kd.2f.1cKc
07/10/27 17:20:08 k9rwLWYz0

「了承」
「秋子さん!」
 俺は抗議の声を上げるが、家主の決定に逆らえるはずはなく。
「落ち着けば、いろいろ思い出せるかも知れませんし、少しの間でしたら、構わないでし
ょう?」
 優しげに微笑みながら、秋子さんは言う。
「警察の方にも連絡は入れておくから。身元がはっきりするまでは、置いておいてあげよ
うよ」
「秋子さんや真琴さんがそういうんだったら……」
 しょうがないんだろうけど……
「うーっ」
 俺が横目で見ると、そいつはなぜか恨みがましそうな目で俺を見ている。
 なんか、激しく身の危険を感じるなぁ……
「とりあえずもう少ししたら名雪も帰ってきますし、ご飯の仕度、しちゃいますね。皆さ
んはゆっくりしててください」
 あくまで笑顔のまま、秋子さんはそう言って、キッチンの方へと入っていこうとする。
「って、秋子さん!」
 ふと思い出し、俺はあわてて声をかけた。
「はい?」
 秋子さんは、落ち着いたというか、のんびりした様子で振り返る。
「その……今日の晩飯は、いったいなんでしょう?」
 俺は、呻くような声で訊ねる。
「おでんにしようと思ってましたけど、祐一さん、お好きじゃありませんでした?」
 秋子さんは、不思議そうに首をかしげながら、俺に聞き返してくる。
「あ、おでん……でしたか、いや、それなら、それで」
 あの材料でまともなおでんができるのだろうか…………

292:『優しい氷』6 6/8 ◆kd.2f.1cKc
07/10/27 17:21:06 3koYktb70

「いただきまーす」
 …………どうしてできるのかなぁ。
 四角い、赤いおでん鍋の中で、ぐつぐつと普通に、ありふれたおでんが煮えている。
「あつつっ、はふはふはふ……」
 いや、ありふれたというのは、秋子さんに失礼か。
 味の方は超一品。これぞ日本に伝わるおふくろの味。
「がっがっがっ、んぐんぐんぐんぐ……」
 ……見た目は、ティーンでも、通そうと思えば通るんだけどなぁ、秋子さん。こういう
ところはやっぱり、母親というか、なんと言うか。
「ひら天もう1枚ー」
「って、おい!」
 俺の左側で、ガツガツと飯をむさぼっているちびすけの真琴に、俺は突っ込みを入れる。
「あぅ?」
 箸を鍋に伸ばしたまま、そいつは俺の方を向いてキョトンとする。
「お前、ちょっとは遠慮しようって気にはならないのか!」
「良いじゃない、別に。あんたに関係ないでしょ!」
「関係ないわけあるか!」
 ギリギリギリギリ、お互いに歯を剥きあう。
「いいのよ、どんどん食べて。まだ材料に余裕はあるから」
 秋子さんが、笑顔で言う。
「はーい! ほーら」
 ちび真琴は意地悪そうな笑みで俺を見てから、箸を動かすのを再開する。
「祐一君、足りなかったら、私が後で何か作ってあげるよ」
 真琴さんまで、俺の方を見て、苦笑しながら言う。
 何ですか、名雪まで俺の方を哀れむような苦笑で見てるし。悪者は俺っスか?
「なんか、こっちに来てから俺、調子狂いまくりだよな」
 ボソボソと呟くように言う。

293:『優しい氷』6 7/8 ◆kd.2f.1cKc
07/10/27 17:21:37 3koYktb70
 そんな俺をよそに、ちび真琴はおでんをがっついていた。
「まぁまぁ祐一君、そんなに機嫌悪くしないで」
 真琴さんにそう言われては、これ以上文句を言うわけにもいかず。俺はすっきりしない
まま、箸を動かすのを再開した。

294:『優しい氷』6 8/8 ◆kd.2f.1cKc
07/10/27 17:22:10 3koYktb70

「まぁなんか、ここへ来てからめまぐるしくいろんなことがあったな……」
 食後。
 部屋で、ベッドの上でごろごろしながら、そんな事を考える。
 いきなり最初に真琴さんと再会するサプライズ。まぁ名雪の奴が待ち合わせブッチして
凍死しかけたってのもあったけど。あゆとも再会、それから、新しいクラスメイトの留美。
それと、美坂香里……こいつは悪い意味で覚えてしまった。うまくやっていけそうにない。
外見は似ていないけど性格はどっちもボケボケした感じの倉田姉妹。そして……
「そうか……今日もそろそろだな」
 俺は起き上がり、ダウンのジャケットを羽織った。

295:『優しい氷』6 9/8 ◆kd.2f.1cKc
07/10/27 17:23:43 3koYktb70
>>287-294
今回は以上です。

ええ約半年振りです。まだ見ておられる方おられますでしょうか?
前と感じが変わってしまっていたらごめんなさい。

296:名無しさんだよもん
07/10/27 18:54:11 K68lKqSi0
うわあ。随分とお久しぶりですな。
また読ませていただきますとも。

297:名無しさんだよもん
07/10/29 03:19:26 udwzJYzEO
待ってましたー!
相変わらず良いですね~、続き期待してます


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