07/04/06 01:20:11 SYf+TFFCO
貴明はアゴに手を当てながら自らの推理を話し始めた
「珊瑚ちゃん達は、連続で攻撃しないんじゃなくて、できないのかもしれない」
「...?どうして?」
全く解らないのか、このみは腕を組みながら首を捻る
「もしかしたらだけど、あの攻撃をするためには時間がかかるんだ。だから連続で撃てない」
「もし、そう思わせるための策略だったら?」
真剣な顔で疑問をぶつける由真。なかなかにするどい所をつく
「そうかもしれない。けど、そんな事をするなら普通の銃で油断させといて、至近距離で確実にあの攻撃をした方が確実だと思う。それに、あの2人は心理戦とか苦手そうだから」
柱ごしに姫百合姉妹の方を向く貴明
「それも友達だからわかる、ってやつ?」
「かもな」
由真の質問に、貴明は肩を竦めておどけてみせる
「で、タカくん。そうだとしたらどうするの?」
「ああ、1発ごとの間を利用するんだ。あの攻撃をされた瞬間に珊瑚ちゃん達に近づいて攻撃。そうすれば反撃させないでアウトにできる。いまできる作戦はこれくらいだよ」
「って事は、素早くあっちの壁の裏か横に回り込まなきゃいけないわけでしょ」
由真が姫百合姉妹がいる壁を指差す。壁の横にたどり着くには10m程の距離だが、途
711:鈍色に映る空 第04話 「硝煙弾雨 BARRGE」 4/6
07/04/06 01:21:42 SYf+TFFCO
「俺もそこまではなぁ....」
目が合った2人は何かの合図をしたかのように、同時にゆっくりとこのみを見つめた
「...?ほぇ?」
2人の視線の意図を理解できないこのみは拍子抜けな返事を返す。そこで、貴明がわざとらしく咳ばらいをしながら
「ごほんっ、...おめでとう!柚原このみ一等兵、君を《姫百合姉妹襲撃特別作戦》の部隊長に任命する!」
いきなり声を上げ、背筋を正しながらこのみの前に立つ。しかして一等兵で部隊長とはこれいかに
パンッ!
―バラララッ!
任命の祝福か、柱には弾の雨が浴びせられる
「え?え?」
案の定現状を理解できかねないこのみ。今回は仕方ないような気もするが
「今回の君の行動は作戦の是非に非常に影響がある。心してかかるように。返事
は!」
「り、了解であります!タカ少尉!」
ようやくノってきたか、背筋を正し敬礼を返すこのみ
「今回の作戦内容は、至極簡単!目標、姫百合姉妹に突撃し、攻撃を中止させるべし!」
「ぃ、いえっさー!」
アメリカ式まで混じる始末である
「よし、では作戦が開始されるまで待機!」
「うぃーむっしゅー!」
712:鈍色に映る空 第04話 「硝煙弾雨 BARRGE」 5/6
07/04/06 01:23:01 SYf+TFFCO
もう掛け声の目的すら分からなくなっていっている
「あんた、そんなノリだった?」
由真は横で呆れた表情でその光景を見続けていた
「おまえ達と一緒にいたからな。干渉されたんだよ、由真中尉」
由真に向かって冗談めかしながらの敬礼
「はいはい。少尉、あんたみたいに弱っちぃ部下はあたしみたいな優秀な上官が守ってあげるわよ」
由真もそれに答えるように、笑いながら軽く敬礼
「たのましたよ、上官」
無邪気な笑みを浮かべる貴明。その笑いには行動を楽しんでいるような節すら見える
『やっほ~、タカちゃん。そちらはど~ですか』
と、無線から笹森さんの突然の声。別行動中の2人からの連絡である
「ちょっと手強いかな。珊瑚ちゃん達がちょっと厄介な事をやってきててね」
腰から無線を取り、応答する
『厄介な事...ですか?』
今度は草壁さんの声。どうやら2人で無線の応答をしているらしい
「ああ。1回の攻撃で弾が何発も跳んでくるんだ。けど次の攻撃までには時間が開いているから、そこを狙って倒すつもり」
現状を極力解りやすく説明する。何故弾が何発も飛んでくるかはいまだに解らないが
『ふぅ~ん。聞いた感じはショットガンでも使ってるみたいな風だね』
「ショットガン?」
『
713:名無しさんだよもん
07/04/06 01:23:09 jIuS9Iv/0
支援する
なに、礼などいらぬ…
714:鈍色に映る空 第04話 「硝煙弾雨 BARRGE」 6/6
07/04/06 01:24:46 SYf+TFFCO
『そうそう!大変なんよ!るーこ達を見つけたまではいいんだけど、そしたら!向坂先輩を見つけちゃったの』
『不意打ちされるのが不安なので、誰かに向坂先輩を追い掛けてもらいたいんです』
もし仮に花梨達がるーこ達を攻撃すれば、意識が他に向いている隙に環に攻撃される。やられる可能性はそこまで高くは無いが、用心に越したことは無い
「そっか。このみはそっちにいけないから、俺か由真だな。由真、どうする」
「あたしがいってくるわ。あんたはこのみちゃんを助けてあげなさいよ」
「いいのか?別に俺がいっても」
「上官命令ってやつよ。.....いまどこ?..わかった、いま向かう」
おどけたような口調で命令を下す。言葉の後半は、手に持った無線に向けられていた
「そうか。お前が問題ないならいいんだけど」
「じゃね。しっかり守ってあげなさいよ!」
言うが早いが、颯爽と笹森さんたちに合流しようと駆け出していく由真
「守る...ねぇ」
「タカくん、どーかした?」
「いや、なんでもない。それじゃこのみ一等兵、用意するぞ」
「了解であります!タカ少尉!」
掛声と共に柱の端にギリギリ身を隠すように準備する。
パンッ!
―バララッ!
「いくぞっ!」
「ごー!」
弾雨の号令に合わせ、姫百合姉妹がいる壁に向かって走る2人
2人の耳には、壁の先から発せられる素早い充填音が聞こえていた。
715:鈍色に映る空 の人
07/04/06 01:29:07 SYf+TFFCO
>713
いや、礼をいわせてくれ。ありがとう!です
とりあえずどうでしょう。毎日仕事帰りの15分で作り上げました。今回はつくりにちょっと不安があるかも。投稿も携帯からだし。
話しもながくなってっちゃうし。ストーリーの独り歩きみたいな。広げた風呂敷たためるかな…
ぁー、学生時代ならもっと早くしあげれたの、にー(┰_┰)
716:鈍色に映る空の人
07/04/06 01:58:50 SYf+TFFCO
>>710 712
ぎゃー 文が途中できれてる…。
こうゆう場合はどうしょう(-_-;)
717:名無しさんだよもん
07/04/06 06:36:08 94Zz7VzQ0
>716
連投規制が解除されないから寝たかw
切れたのは5/6を投下しなおしてもいいし、6/6に入れてもいいんじゃない?
いずれ携帯から投稿するのは大変だから無理しなさんな。ゆっくり待ってる
>707
GJ。なんか向坂家に貴明とこのみで宿泊ってネタも良さそうだな…
718:鈍色に映る空の人
07/04/06 08:07:36 SYf+TFFCO
>710
壁の横にたどり着くには10m程の距離だが、途中には子供向けの木馬やシーソーが設置してあり、身軽な者でなければ素早く通過できるものではない
「あたしはちょっと自信ないかも」
>712
「ショットガン?」
『うん、攻撃に使っている銃がショットガンみたいなら、弾の充填には時間がかかるはずだよ。だからタカチャンの作戦は問題ないね』
「そうか。ありがとう、ちょっと自信が出たよ。で、そっちはどう?」
『はい....それが』
言葉が濁り始める優季。そのニュアンスには不安すら感じられる
ごめんなさい。わかりにくいかもしれないけど、上を3/6に下を5/6に追加ッス
719:名無しさんだよもん
07/04/06 15:52:52 Y2yYmfa4O
「うわぁ~、タマお姉ちゃんの家のお風呂、いつ見ても大きいね」
「このみ~、そんなにはしゃぐと危ないわよ」
「うん、気をつけるよ~……あっ!!??」
私がふと目を離した瞬間に足元を取られたこのみの小さな体は大きく回転し、制御を失った頭を浴槽の縁に激しく打ち付けていた。
――流れる湯の音が聞こえた。でも私が聞きたいのはそんなものではない。
いつもみたいに笑ってごまかしてほしかった…。
あの屈託のない笑みを浮かべてほしかった…。
「あたた…、大失敗であります」と照れ笑い見せてほしかった…。
けど…、少しづつ浴槽に貯まったお湯が淡いピンク色に変わっていく。
このみが少しづつ溶け出し、流れていく。
動かないこのみ 完
720:名無しさんだよもん
07/04/06 23:05:20 SYf+TFFCO
「このみ...大丈夫...だよね」
浴槽が鮮血を覚えるほど、環の中には事実が深く刻まれる
「ほら..早く起きなさいよ」
ぐったりとしたこのみの体を抱き抱える。その腕は人形のようにだらりと地面につく
「もぅ、どうしたの。しっかりなさい」
言葉とは裏腹に、覇気が見られない。目の焦点も合わず、虚ろになりかけている
「このみ、早く起きなさいよ。....ねぇ、起きてよ。このみ、起きなさい!」
肩をゆすりこのみを体を動かす。だが、無情にもその首は力を無くし、死んだ鳩のようにうなだれている
「大丈夫か、姉貴!今でかい音がしたけど。あ、チビスケもか」
浴槽の前に雄二の影が見える。異変を察知して駆け付けたのだろう
「雄二なんでもないわよ。ただこのみがおきないだけだから」
もはや棒読みのような言葉を紡ぐ環
「はぁ?風呂場で寝るなんて、まだまだガキ...」
ふと足元を見た雄二の声がとまる。浴室への扉の下から、うっすらと赤い液体が流れている
「このみがおきないだけだから ほらこのみおきなさい いつまでもねてたら」
「姉貴はいるぞ!」
バァン!
力強く扉を開いた雄二の目の前には、信じたくもない光景が広がっていた。
体の関節がだらりと垂れ、その目には光すら見えないこの
721:名無しさんだよもん
07/04/06 23:13:21 SYf+TFFCO
「頼むよ。このみがこんなことになっちまって、姉貴がこんなんなら、俺がバカやってるときに誰が止めるんだよ。誰に勉強を教えてもらうんだよ。...姉貴がそんなんじゃ、おれが泣けないんだよ。....それに。...あいつは、貴明は誰の胸で泣けばいいんだよぉ.....!」
とりあえず色々スマンカッタ(-_-;)
勝手に続いちゃいました
722:名無しさんだよもん
07/04/06 23:30:06 nyhy7dvn0
すまん。あんまりなんで言わせてくれ。
>>719は笑えないし、>>720-721もすこし考えろ。
>>707を置いた奴の気持ちをどう汲むのか?デリカシーなさすぎ。
723:名無しさんだよもん
07/04/07 00:13:53 IzIPQNRIO
黒も改変もこのスレでは当たり前。今更何を言っとるんだコイツは?(゚д゚)
嫌ならもっと一般の方向けのサイトに行った方がいいよ^^
724:名無しさんだよもん
07/04/07 00:32:38 3svThfTW0
>>723
そうか?
自分でネタ考えて黒くするならまだしも、
他人の書いたものを元に黒い話を書くのはどうかと思うぞ。
改変とかも笑えるなら良いけど、あんま後味良くないのはどうよって気がする。
725:名無しさんだよもん
07/04/07 02:00:49 VI2yQ/K+O
しばらくぶりに来て見たら河野家が終わってた…毎週の楽しみが……orz
おそくなりましたが作者様おつかれさまでした
726:名無しさんだよもん
07/04/07 04:06:03 CUcznxUo0
気になったから言うだけなんで聞き流してくれて結構なんだが
投稿された作品に意見なんかを言うのはともかく、
それ以外のレスに意見や批判のコメントをするのはやめた方がいいと思う。
727:名無しさんだよもん
07/04/07 12:46:13 pKeWFvZf0
>>722
2chの書き込みに著作権は無いのだよ。(正確には2ch管理側が著作権を有する)
だからコピペ改変は当たり前。2chに書き込んだ時点でそれに同意したとみなされるの。
728:名無しさんだよもん
07/04/07 13:09:03 t92wEk9A0
出た法律厨(;´Д`)
いい歳なんだから他人の気持ちを考えるくらいはしようね
729:名無しさんだよもん
07/04/07 13:44:54 PvAjgnSu0
>>726
放置しとけば最低限のレスで済むのに
わざわざオレみたいなのを湧かせたいのか?
もしかして>>685の人だったらいい加減うざい
730:名無しさんだよもん
07/04/07 13:48:45 t92wEk9A0
685は俺だから726は別人だな、たぶん
731:名無しさんだよもん
07/04/07 13:51:23 PvAjgnSu0
>>730
正直ゴメンなさい
732:名無しさんだよもん
07/04/07 17:09:39 IzIPQNRIO
お前らもちつけ!!
∬∬∬∬∬∬
つ旦旦旦旦旦旦
と、>>719を書いた俺がお茶を煎れてみる
733:桜の群像 第16話「sense off」 1/15
07/04/07 20:50:41 A8Jujoa10
「おかげさまで、無事合格致しました」
頭を下げた玲於奈。
雄二は、すぐには祝福できなかった。
「本当に、雄二さんのおかげですわ」
無邪気に玲於奈が続ける。
「実は、三人のうちで私が一番点数が良かったんですって」
その台詞には、雄二はピンときた。
薫子が言っていたとおり、カスミが手を抜いたのだろう。
彼女自身は、カスミに点数を合わせたのかも知れない。
「お守りの御利益があったのかも知れませんね」
そんな事情は知らない玲於奈。
嬉々とした様子。
学力で劣る自覚があるだけに舞い上がっているのか。
薫子とカスミは、珍しくニコニコしている。
環は知ってか知らずか楽しそう。いずれ、三人の合格を喜んでいるのは間違いない。
一人、複雑な表情の雄二。
「……おめでとうは、言ってくださらないんですの?」
拗ねた口調。
「あ? ああ、おめでとさん」
「なんだか、嬉しくなさそうですわね」
雄二の反応が意外だったのか、ややがっかりした表情を見せる玲於奈。
「そ、そんなこたあないぜ」
慌てて付け加える雄二。
自分の態度に、自分が一番困惑している。
玲於奈の合格を喜べない理由は、簡単。
昨朝の激励は本心からのものだったが、「一緒に卒業しようぜ」という言葉も真実だったから。
734:桜の群像 第16話「sense off」 2/15
07/04/07 20:51:51 A8Jujoa10
雄二もその点に自覚がないわけではない。
ただ、苦労して合格した玲於奈に言うことでもないだろうし、恥ずかしい。
だから、ふざけた。
「大体、姉貴がいなくなるのに俺が喜ばないなんて事があるもんかガガガガガガ」
アイアンクローはお約束として。
「ぐふっ、く、くくっ、この暴虐もあと一週間足らずと思えばなんのその」
少し無理矢理、唇を歪める。
「お前らにもずいぶん掻き回されたが、ようやく平穏な日々が戻ってくるというわけだ」
かかっと笑いかけた。
「そ、そういう言い方はどうかと思いますわ」
「なんだよ。喜べっていうから喜んだんだろ。文句あるかよ」
「文句とか、そういうんじゃ……」
「お前らは合格してめでたし、俺は煩いのがいなくなってめでたし。めでたしめでたしだ」
「煩いのって、そんな」
乱雑な言葉は、玲於奈にはショックだったようだ。
「それでは、あの言葉は嘘でしたの?」
「あん?」
「落ちたら一緒に卒業しようぜって、言ってくださいましたのに」
「それは……」
詰まった雄二。環と薫子が、興味深げな視線を向けているのに気づく。
「あ、あんなのは」
口から出任せ、と体面上の言葉を言い掛けて、玲於奈が悲しそうな目になるのに気づく。
「あーっ、くそっ、じゃあどうしろってんだよっ!」
逆ギレ。
「落ちれば良かったのになって、そう言えばいいのか?」
「っ! さっきから、言ってることが支離滅裂です!」
「お前だってそうだろう。妙に浮かれちまってさ」
「どうせ、カスミの温情で受かったくせに」
735:桜の群像 第16話「sense off」 3/15
07/04/07 20:54:24 A8Jujoa10
玲於奈の表情が強張る。
「どういう、ことですか」
「試験さ。お前を合格させるためにカスミと薫子は自分の点を落としたんだよ」
「……本当ですか、カスミ?」
……。
玲於奈に泣きそうな目を向けられたカスミは、無言で雄二に非難の目を向ける。
「薫子も?」
目を逸らす薫子。
「……そうでしたの……」
視線を床に落とす。
「確かに、滑稽ですわね」
「ああ、道化だな。少しは他人の迷惑を考えろ」
「……」
「雄二様っ!」
俯いた玲於奈。抗議の声をあげたのは薫子だったが、反応が返る前に。
「歯を食いしばりなさい、雄二」
環が雄二を殴った。
ゴキッと、かなり容赦のない音。
殴られた雄二は、床に尻餅をついている。冷ややかに見下ろす環。
「ゆ、雄二さんっ!?」
一瞬の空白の後、駆け寄ったのは玲於奈だった。
雄二の隣に屈み込んだ赤髪の少女は、さっきまでの自分の感情は忘れたよう。環を見上げる。
「お、お姉様、いくらなんでもこれは」
「……悪かった」
「え?」
耳元で謝罪の声。雄二が立ち上がる。
「お前らにも、余計な事を言ったな。とにかく、合格おめっとさん」
薫子達にも謝罪すると、雄二は四人に背を向けた。
736:桜の群像 第16話「sense off」 4/15
07/04/07 20:56:23 A8Jujoa10
間もなく環も去って、廊下に残された三人娘。
「……はあっ」
玲於奈は、ぺたんと壁に背をつけて溜息をつく。
その玲於奈に、薫子。
「雄二様が謝ったのなら、私とカスミも謝らなければいけませんね」
「あ……」
「試験の事は私の考えです。プライドを傷つけたのであれば、黙っていた事と併せて、申し訳ありません」
ヘコ……。
「よ、よしてください二人とも」
慌てて玲於奈が首を振る。
「私は御礼を言わなければいけない立場ですわ」
「だったら、雄二様にも怒る筋合いはありませんよ」
答えを予想していたような切り返し。
「それは、そう、思いますけど……」
唇を尖らせる玲於奈。
「なんだか、自分でも良くわかりませんわ」
もう一度首を振る。
「まあ、少し頭を冷やすことです。雄二様と喧嘩したまま、転校したくはないでしょう?」
薫子は、くすりと笑った。
一方その夜。向坂邸。雄二の部屋。
ぱさっ。
「……っきしょーめ」
忌々しげな呟きと共に、床に封筒が投げ捨てられた。
件の、コンサートのチケット。
試験が終わったら渡そうと思って、制服のポケットに入れていた。
「なにやってんだ俺は」
溜息をついて、行儀悪く机に頭を載せる。
「あだだだ」
殴られた顎が痛かった。
737:桜の群像 第16話「sense off」 5/15
07/04/07 20:58:05 A8Jujoa10
水曜日。春には日常的だった環・雄二・貴明・このみの登校風景。
「久しぶりね。こうやって4人で登校するのも」
「いつまでこっちにいられるの?」
「入寮は日曜日よ。土曜日に荷物を入れるから学校は休むけど、一度こっちに戻るわ」
「じゃあ、土曜日にうちで送別会だね」
「ありがと。……このみ、そんな顔しないの」
「だって、だって、タマお姉ちゃん……」
「会えなくなるわけじゃないわ」
「冬休みには、戻ってきてね」
「そうね。そうする」
「春休みもだよ。夏休みも、また一緒に海に行こうね」
「ええ、遊びにくるわ」
「絶対だよっ!」
ようやく笑顔を見せるこのみ。
「俺としては二度と戻ってこなくででででで」
「どうしたのユウくん?」
憎まれ口を叩きかけた雄二は、環に攻撃される前に顔をしかめた。
このみが首を傾げる。
「いや、ちょっと、な」
顎を抑える。まだ痛むようだ。
「「おはようございますお姉様!」」
ペコッ……。
三人娘も登場して、これも久方ぶりの全員集合。
「おはよう」
何事もなかったような環。
雄二は、バツが悪いのか、貴明の向こう側に退避。
玲於奈も環を挟んで反対側に位置取る。
「おはようございます雄二様」
声を掛けてきたのは、薫子だった。
738:桜の群像 第16話「sense off」 6/15
07/04/07 21:09:58 A8Jujoa10
「あ、ああ、おはよーさん」
気後れしながら挨拶を返す雄二。
「昨日は、悪かったな」
先に謝る。
「ふふっ、雄二様は本当の事を言っただけ。謝る必要はありませんよ」
薫子は、何が楽しいのか笑って否定する。
「そう言って貰えると助かるけどさ」
雄二は、ちらっと玲於奈の方に視線を向けた。
「「!」」
玲於奈もこちらを伺っていて、二人とも慌てて目を逸らす。
それを見やって薫子は。
「雄二様、明日の放課後、予定ございますか?」
そんな事を言い出した。
その、翌日の放課後。
呼び出された雄二が校門を出ると、環と三人娘が待っていた。
「雄二、さん?」
「あら、雄二も行くの?」
玲於奈と環は少し驚いた表情。
「なんだよ。俺は薫子に呼び出されただけだぞ」
「ええ、放課後ゆっくりできるのは今日が最後ですから、またカラオケでもと思いまして」
怪訝そうな雄二に、薫子が説明する。
「九条院に戻れば、外出する機会も少なくなりますので」
「それは結構だけど、なんで俺が……」
「雄二様には、色々とお世話になりましたから」
ツンツン……。
カスミが玲於奈をつっついた。
「わ、わかってますわ」
つつかれた玲於奈が、雄二の前に出る。
「雄二さん、先日は失礼しました。改めまして、お世話になりました」
739:名無しさんだよもん
07/04/07 21:10:22 Gp/dFf3g0
私怨
740:桜の群像 第16話「sense off」 7/15
07/04/07 21:12:47 A8Jujoa10
「あ、いや、俺の方こそ、無神経な発言だった。悪い」
頭を下げ合う雄二と玲於奈。
「なんかちょっと、イライラしてたみたいだわ、俺」
「そうなんですか? 実は私も、なんだか落ち着かなくて。それで」
二人揃って奇遇と笑う。
それを見ていた残り三人。
「……二人とも、本当に理由が判らないんでしょうか?」
「こういう事は、自分で気がつかないとね」
コクコク……。
小声で頷き合った。
このメンバーで行く二度目のカラオケは、楽しいものだった。
環の選曲は相変わらず古かったが、前回と違って屈託がなかった。
薫子は、いつのまにかレパートリーが増えていた。
カスミが、何故か外国の国歌を歌った。
玲於奈。
「いっつまでっも~♪」
パチパチパチパチ……
「どうですか、コーチ?」
「うし、合格」
「ありがとうございますっ!」
「SODはな。だが、ついてこれるか!」
緒方理奈メドレー。玲於奈と雄二だけでなく、皆で合唱。
その、メドレー最後のSOUND OF DESTINYの途中。
「ララ星が今ひとつ流れて……」
玲於奈が言葉に詰まる。
「どうしました?」
「いえ、その、ひくっ、あれ? おかしいですわ、っ、涙が……」
741:桜の群像 第16話「sense off」 8/15
07/04/07 21:14:02 A8Jujoa10
ボックスを出る頃には、玲於奈の顔はぐしゃぐしゃになっていた。
「すみません、取り乱してしまって」
「いいわよ。私もけっこう、感慨深いし」
謝る玲於奈に、自分も寂しそうな笑顔を見せる環。
「いつの間にか、暗くなるのが早くなったわね。雄二、玲於奈を送っていきなさい」
「なんでだよ」
特に異論があったわけでもないのに反射的に反論した雄二だったが。
「薫子とカスミはうちと同方向でしょ。私に夜道の一人歩きをさせる気?」
環はそれこそ理由にならないような理屈を用意した。
電車は少し混んでいて、出入口の手摺りにつかまる玲於奈と、吊革にぶら下がる雄二。
「すみません。取り乱してしまいまして」
「今に始まったこっちゃねえよ」
「あはは、確かにそうですね」
雄二の切り返しに、玲於奈は口を開けて笑った。
頬にはまだ、涙の跡がある。
「でも、おかげで判ったような気がします」
真顔に戻って玲於奈。
「何を?」
「何故、合格したのに心が穏やかでなかったのか」
雄二は玲於奈を見た。
「寂しいのですね。この学園を離れるのが」
玲於奈が視線を落とす。
しばしの間。
「楽しかったか? こっちは」
「そう、ですわね」
やや俯いたまま、目線だけを雄二に上げる。
「雄二さんも……」
ちょっと躊躇して口篭もってから、言い直す。
「雄二さんがイライラしたとおっしゃるのも、同じ理由だと嬉しいのですが」
742:桜の群像 第16話「sense off」 9/15
07/04/07 21:16:09 A8Jujoa10
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
電車が揺れる。
駅まで送った事はもっと多いが、一緒に乗るのは前のカラオケの帰路以来だ。
雄二の脳裏に、緒方理奈チケットを押しつけた場面が浮かぶ。
「いつぞやを思い出します」
玲於奈も、同じ連想をしたのだろうか。小さく微笑む。
その表情を見て。
雄二は、コンサートの件を話そうと思った。
「あ、そうだ」
ずっと気に掛けていたので、今思いだした、というわけでもないが、そう切り出す。
「なんですの?」
「今度の……」
そこまで言いかけて、チケットを放り出してきたことを思い出す。
別に、現物がなくとも話に支障はない筈なのだが。
「……いや、なんでもない」
雄二は、話を引っ込めてしまった。
「なんでもない事を、気になるように言わないでくださいな」
「そうだな。悪ぃ」
「そういえば、雄二さん?」
今度は玲於奈。
「あん?」
「……いえ、なんでもありません」
「おい」
お返しにからかわれたのかと思ったが、玲於奈は結構真顔。
ただ、何を気にしたのか、自分が言えなかった雄二は聞けなかった。
「まあ、明日だな」
「そうですね。明日ですね」
まだ明日があるのか、もう明日しかないのか。
自分の気持ちも定かでないが。
ともかく雄二は、明日、チケットを渡す事に決めた。
743:桜の群像 第16話「sense off」10/15
07/04/07 21:18:03 A8Jujoa10
10月1日、金曜日。
環と三人娘がこの学園に通う最後の一日は、つつがなく放課後を迎えた。
「じゃあ、タマ姉、明日の夜に」
「ええ」
明日はいったん入寮した後で荷物整理に戻る予定の環。
夜の送別会は、ささやかながら盛大なものになるだろう。
「ちょっと気合い入らないけど、学校では最後だから」
お世話になりました、と頭を下げる貴明。
「ありがと。ほら、このみ、泣かないの」
「ひぐっ、えぐっ、タふぁ、おひぇえひゃん、ひぇんひへへ」
それでもやっぱり大泣きのこのみ。
「こんなにチビ助が気分出してんだから、この足で九条院に戻って二度と帰って来なくてもグェッ!」
軽口の途中で殴られる雄二。
「こ、拳は反則だぞっ!」
「握りつぶすより殴り飛ばした方が気分がいいのがわかったの。この前のでね」
「……残り時間が短くて助かったぜ」
そんなこんなで時間は過ぎて。
「じゃあ、また明日」
「なるべく、はやく、ひくっ、きてねっ、すんっ」
貴明とこのみは、先に校門を出る。
「雄二は、一緒に帰らないの?」
「ああ、ちょっと用事があってな」
具体的には玲於奈待ち。
その前に。
「向坂さん」
環の見送りに、元生徒会長の久寿川がやって来た。
744:桜の群像 第16話「sense off」11/15
07/04/07 21:20:11 A8Jujoa10
「短い間だったけど、本当に、ありがとう、向坂さん」
「こちらこそ。お陰で楽しかったわ」
「これ、気持ちだけだけど」
久寿川が、一抱えもある花束を環に渡す。
「あら、ずいぶん大きな気持ちねえ」
笑いながら受け取る環。
「こんなの学校に持ち込んでいいの? 会長さん」
「もう生徒会長じゃないわ」
久寿川も微笑む。
「それもそうね。ありがとう、久寿川さん」
言い直す環。
「……その……できれば、なんだけど」
ささらはそこで、少し頬を染めた。
「ささらって、呼んで」
環は一瞬きょとんとしたが。
「じゃあ、私のことも環、ね。ささら」
ふふっと笑顔を返した。
それで、今度は泣きそうな顔になるささら。
「本当は、環ともっと一緒にいたかったのに……」
「あらあら」
花束を挟んで寄り添う二人の美少女。
「姉貴はともかく、いい絵だねえ。写真撮っていいっすか会長?」
その光景に、カメラを取り出す雄二。
「あっ、その、こ、こちらこそお、お願い」
「いつもそんなもの持ち歩いているの? まあいいけど」
久寿川が照れながら、環が呆れながら許可する。
雄二がファインダーを覗き込んだ時。
「さーりゃん! たまりゃん! お待たせっ!」
やたらめったら元気な声が現れた。
745:桜の群像 第16話「sense off」12/15
07/04/07 21:24:14 A8Jujoa10
「せ、先輩!?」
ささらが単に“先輩”といったら。
「まーりゃん先輩、なんで此処に……」
環ですら頭を抱える、本名朝霧麻亜子は冗談だそうで、通称個体名まーりゃん先輩である。
「何を言うかウサギさん。さーりゃんが上から下までお世話になったたまちゃんの最期に、あたしが立ち会うのは当然じゃろて」
「さ、最期って、先輩」
「単なる言葉の綾縄掛け縛りじゃよ。たまちゃん、本当にご苦労!」
肩をばしばし。
「ど、どうも」
「できればこれからもさーりゃんの良き伴侶であってくれたまえ」
「は、伴侶はともかく」
掻き回されながらも、環がしっかりと答える。
「ずっと友人です。先輩に言われなくとも」
「向……環……さ……」
言葉に詰まる久寿川。
「それでこそタマちゃんウタちゃん死んだ筈だよナカだしカモちゃん」
先輩は環の手を取ってぶんぶん。
「じゃあ、話がまとまった所で記念写真といこーか!」
懐から取り出す「○○るんですスーパー8000」。微妙に伏せ文字2文字。
「いや、俺が撮ろうとしてたとこだったんだけど」
「お?」
雄二の言に振り向いて、手にあるカメラを観察するまーりゃん先輩。
結構高級機。
「おお?」
自分の手元にあるインスタントカメラと見比べるまーりゃん先輩。
「……」
どごっ!
居合い抜きの要領で、まーりゃん先輩は雄二を木製バットで殴り倒した。
746:桜の群像 第16話「sense off」13/15
07/04/07 21:26:20 A8Jujoa10
「ふはははは、正義は常に勝つのだよ!」
「こ、向坂君!?」
「大丈夫、みね打ちである」
「どこからそんなものを……」
「バットは漢の標準装備じゃからな。そんなことより、並んだ並んだ」
構える手に雄二のカメラ。
所有者は、いつのまにか近くの茂みに隠されている。
花束抱えた環と久寿川の記念写真は、多少引きつった笑顔になった。
「「お姉様!」」
トコトコ……。
職員室で手続きをしていた三人娘が、校舎から駆けてきた。
「では、さらばじゃ!」
しゅたっ、と消え去るまーりゃん先輩。
「じゃあ、私も此処で」
三人に遠慮してか、久寿川も別れの挨拶をする。
再度、握手を交わす二人。
「すみません、遅くなりました」
最終日も、一緒に帰る約束をしていたようで、薫子が謝る。
ペコ……。
「いいのよ、こっちも色々あったから。……どうしたの、玲於奈?」
玲於奈は、きょろきょろと辺りを窺っている。
「あ、いえ、その……」
環の問いに口篭もった彼女を。
「雄二様は、先に帰られたのですか?」
薫子が代弁した。
747:桜の群像 第16話「sense off」13/15
07/04/07 21:28:14 A8Jujoa10
「え゛」
環、硬直。
「あー、その、そ、そうなのよ。用事があってね、待ってたんだけど」
まさか、そこに倒れてる、とは言えず。
「そうですか……」
玲於奈はなんとも言えない表情をした。
薫子も、何故だか不本意そうだ。
クイクイ……。
カスミが、その袖を引っ張る。
「あ、そうですわね。参りましょうか」
促されて、校門に向かう四人。
「……」
玲於奈は、未練を残して振り返る。
が、校門を出た途端。
「「「「お待ちしてました!」」」」
少なからぬ人数が、環を待ちかまえていた。
「環先輩、写真をお願いします!」
「向坂さん、本当に行ってしまうのね……」
「お姉様! 最後に握手を!」
「今日は是非、帰り路をご一緒させてください!」
同級生に後輩に、入り混じって殺到する、環に憧れていた生徒達。全員、女子。
その迫力に狼狽える環。
「え? え?」
自分の人気を、自覚していなかったらしい。
とはいえ、三人娘が黙っていない。
「ちょっと! 貴方達、お姉様に触らないでくださいます!」
「お姉様の迷惑も顧みず、図々しいですわよ」
ブンブン……。
748:桜の群像 第16話「sense off」15/15
07/04/07 21:30:30 A8Jujoa10
が、女生徒達も。
「貴方達は同じ学校に戻るんだからいいでしょう!」
「そうよ、いつもいつもへばりついて、お陰でアタシたちが……」
「今日くらいすっこんでなさい!」
ラストチャンスと一歩も引かない。
「なんですってえ!」
「私たちと貴方達を同列にしないでいただきましょうか」
…………。
喧々囂々。わいわいがやがや。
バス亭への坂道を下っていく大騒ぎ。
転校生、向坂環の最終下校は、なんとも賑やかにフェードアウトしていった。
2時間後。
つんつんと何かでつつかれて、目を覚ました雄二。
「っ……」
「なにやってんの、アンタ?」
「向坂くん、だいじょうぶ?」
小牧姉妹に覗き込まれる。つついたのは、郁乃の手にある木の枝だろう。
「あ、ああ……あ?」
よろよろと茂みから身を起こして、正気に返る。
「姉貴達はっ!?」
「わ、わかんないけど、たぶん、もう帰ったんじゃないかな?」
困った顔で愛佳。
郁乃が、周囲を顎で指す。
見回す雄二。
校庭は既に薄暗く、図書室に残っていた小牧姉妹が最終下校者の模様。
「マジかよ……」
呆然とする雄二の周りを、やたら秋っぽい風が吹き抜けていく。
こうして、環と三人娘は、九条院に戻った。
749:名無しさんだよもん
07/04/07 21:32:14 A8Jujoa10
以上です。>739さん支援ありがとうございました
13/15が二つありますが、後者は14/15の間違いです。
間隔が空いてすみませんでした。年度末で色々せわしなくて…
次もまた間が空くかも知れません。山場になるので。終わりませんが
内容と関係ないけど、喧々囂々と侃々諤々を混同していた今日この頃
「けんけんがくがく」で変換しようとしてましたorz
750:名無しさんだよもん
07/04/07 21:55:33 SAcuhDBF0
goo!!!!!!!!!!
751:名無しさんだよもん
07/04/07 21:55:33 swFVxqhM0
いつの間にかToHeart2 SS の書庫が更新されてるけど
更新履歴とかってないのかな?
752:名無しさんだよもん
07/04/07 22:08:30 rlamweVi0
まーりゃん先輩ひでぇw。
まあ、最近の雄二はカッコ良過ぎたのでこれでいいのかも。
gj!
753:名無しさんだよもん
07/04/07 22:34:58 R4r+x66KO
乙!一筋縄じゃ行かないね!終わりのながれかと思ったが、また一波!ないすてんかい
754:名無しさんだよもん
07/04/08 00:10:45 q+zLdWaq0
書庫の人いつも更新乙
んで、「向坂家のお風呂~」は「イルファ他メイドロボ」にも入れた方が良いのでは
作者もいつものイルファさんSSの人だし、内容的にも環とイルファ二人のSSかと
755:名無しさんだよもん
07/04/08 03:00:58 43x8gwLJ0
さすがまーりゃん!僕らの外道王だぜ!!w
756:名無しさんだよもん
07/04/10 02:33:37 RkyaaqKUO
そんなまーりゃん先輩が貴明に動揺しちゃうようなssとかどうよ
757:名無しさんだよもん
07/04/10 22:58:06 DSWYx3JR0
いい提案だがその駄洒落はつまらん。
758:名無しさんだよもん
07/04/10 23:18:14 RkyaaqKUO
…?どこがどうダジャレ?
759:名無しさんだよもん
07/04/10 23:32:26 BgXeT2pV0
動揺しちゃうようなssとかどうよ(う)………?
760:名無しさんだよもん
07/04/11 00:20:13 Gj+dCFq8O
…あ、あー。なるほど。納得
761:名無しさんだよもん
07/04/11 00:41:36 higF29O40
やばい。まーりゃん先輩が外道にしか見えない。
ああ、最初からか。
762:名無しさんだよもん
07/04/13 01:37:15 QcDO19SR0
むろんゴッデス・オブ・卑怯(←秘境でもいいような気がする今日この頃)
763:名無しさんだよもん
07/04/13 09:36:33 Egccb8PA0
むしろゴッド・オブで
764:名無しさんだよもん
07/04/13 17:18:07 xvDcNpEGO
まーりゃん外道すぎクソワロタwwwwwwww
765:名無しさんだよもん
07/04/14 02:37:50 H4q5RwFq0
外道・オブ・卑怯でいいよもう
766:名無しさんだよもん
07/04/15 02:20:38 s5TEf6JsO
卑怯の道から外れてるなら
正々堂々じゃねーかよ
767:名無しさんだよもん
07/04/20 02:27:06 KgcsBywK0
チラシの裏がSS削除してしまった(´;ω;`)ウッ
初期から続いていたSSサイトがまた一つ減った…
768:名無しさんだよもん
07/04/20 15:35:42 NoQvWO5g0
,,,
( ゚д゚)つ|
769:名無しさんだよもん
07/04/21 01:04:32 kKOhs6I60
すべては黒このみSS「暗闇の中で」から始まった・・・
切ない話からドタバタ、鬼畜エロまで書けるいろんな意味で貴重な存在だった
ジャンクションの最終回を俺はいつまでも待ってるぞ
・・・もう練炭を焚いちゃってるかもしれないが
770:名無しさんだよもん
07/04/21 07:33:53 rE3AgoznO
俺もジャンクションの続きが気になってしょうがない
楽しみにしてるSSが更新されないってのは悲しい…
771:名無しさんだよもん
07/04/21 09:34:24 03JcidnkO
え~、あそこのくまきちSS好きだったのに
772:名無しさんだよもん
07/04/21 21:14:52 upFOhpKSO
結構たたかれてけどなんだかんだで愛されてたんだな、あそこのSS
俺もあそこのSSに巡り合ったせいでイルファさんにハマり二次創作の世界に足を踏み入れた
なんか寂しいな。ジャンクションだけでも完結させてほしい
あのSSの中でイルファさんが永遠に瑠璃と分かり合えないなんてなんか悲しいぜ
773:名無しさんだよもん
07/04/22 01:38:46 sFMJbt3g0
氏の作品で一番好きだったのは、くまきちでもジャンクションでもEasy Come Easy Goでもなく
BBSに書き捨ててあった愛知万博レポートという罠
774:名無しさんだよもん
07/04/22 01:43:03 gMbOTx/d0
Easy Come Easy Go、懐かしスw
775:名無しさんだよもん
07/04/22 02:55:39 vt4mkWkR0
俺は鬱病との闘病日記が面白かった。不謹慎だが。
776:名無しさんだよもん
07/04/22 09:58:46 Q3sBjr5zO
SS書きって、精神的に虚弱体質の人が多くないか?
777:名無しさんだよもん
07/04/22 13:16:30 AkcWcyqQ0
777get!
778:名無しさんだよもん
07/04/22 23:55:39 sFMJbt3g0
誰か、書かぬか
779:名無しさんだよもん
07/04/23 06:25:25 oxgGMzgh0
書かぬなら 自分で書こう 好きな子を
780:名無しさんだよもん
07/04/23 21:26:59 K43yQsOc0
どんな人でも1本か2本は面白い小説を書けるというからな。とりあえずかいてみるんだ
781:名無しさんだよもん
07/04/23 23:31:08 5fyOzrPp0
HMX-17b研究所のとこ、ミルファSS更新してたね。
久しぶりだ。
782:名無しさんだよもん
07/04/24 00:13:18 oHs4132q0
研究所の影響でミルファが嫌いになった俺みたいなやつ他にいない?w
だからADは楽しみにしてるけど、AD出るまでメイドロボSSは読めないぜ
783:名無しさんだよもん
07/04/24 01:03:01 d4BtP7980
俺はミルファ好きだったけど研究所でシルファ好きになったw
誰かシルファが報われるSS書いてくれ。
784:名無しさんだよもん
07/04/24 08:15:34 ZG279f5lO
>>782
俺乙w
俺もあそこの影響でミルファ嫌いになったw
代わりに郁乃とイルファとシルファがすごく好きになったが。
785:名無しさんだよもん
07/04/24 11:51:14 hnXJmirk0
まああれだな、特定のキャラが大好きなのはわかるけど、
そういうSS書くときはなるべく他のキャラを出すなということだな。
ただ、あそこの場合、ちゃんとメインのキャラが誰かを読む前にわか
るようにしてくれてるので、読み進めてから感じの悪い思いをしなく
ても済むので助かると言えば助かる。
俺がミルファにいまいち萌えないのは、サイトの中の人のせいじゃないしな。
786:名無しさんだよもん
07/04/24 12:17:08 f8LhP2Kk0
というか、あそこのSSはTH2のSSだって前もって言われないと何のSSか分からん。
キャラクター傾向のテンプレに当てはめて、話やキャラを書いてるだけだからなあ。
まああの支持率の高さを見ると、ゲームやアニメにハーレム系の話が多いのがよく分かるけど。
結局人気あるんだよな、「そういう話」って。
一番大切なのは「そういう」器で、中身ってのは意外とどうでもいいのかもしれない。
787:名無しさんだよもん
07/04/24 13:53:32 bFqrFQu+O
>>784
俺は逆にあそこのSSでイルファがすげー嫌いになっちまった。
なんつーかあそこのサイトのイルファはただ淫乱なだけなんだよな。
置き場のイルファもそうかもしれないけどあっちはシナリオのドタバタ具合いのおかげでまだ許容範囲だけど。
なんかこのへんのSSサイトのせいでイルファがただの淫乱キャラになってしまったのがなんとも……
788:名無しさんだよもん
07/04/24 14:47:15 hnXJmirk0
まあ所詮二次創作なんだし、あんまり目くじらたてんでも。
789:名無しさんだよもん
07/04/24 15:00:00 f8LhP2Kk0
それもそうだなw
まあSSは好き好きだけど、俺はきっと研究所の中の人が生理的に受け付けないんだろうな。
なんかこう典型的なSS作家!って感じがして、SS以外の部分でうわってなっちゃう。
周りが望んでるから頑張って書きました~っていう言い方をやらしく感じちゃうんだよねw
790:名無しさんだよもん
07/04/24 15:46:24 j0YDwcZi0
>>789
藻前も読んでばかりいないで、書けばいいのに。結構難しくて面白いお( ^ω^)
>788
もうちょっとでhmX
791:名無しさんだよもん
07/04/24 17:46:51 lY2Wrlwk0
>>787
ID違うと思うけど>>784は俺だ。すまん、書き方が間違ってた。
あそこのサイトでミルファを嫌いになったのは間違いないんだが、
あそこのサイトで郁乃とかイルファとかシルファとかを好きになったんじゃないんだ。
この三人は別所で萌えた。俺脳内でイルファはお姉さんであって策士。淫乱なんぞ認めない。
しかしここまで研究所が酷評されてると、>>781は作者が宣伝してるようにしか見えんのだが。
792:名無しさんだよもん
07/04/24 18:22:24 PusGzf2r0
俺も研究所のSSは嫌いだなあ
今回のは読んでて不快になったし
>>789
くずかごノートも思いっきりそれっぽいよね
793:名無しさんだよもん
07/04/24 18:31:57 I9Fz/anN0
>>787
このへんのSSサイトのせいで、って言い方はちょいとカチンとくるなあ。
だったら「イルファはこういうキャラだ」って各々の作家が自己主張してればよかっただけじゃないか?
俺は少なくとも淫乱にゃしてねえつもりだし、そうやってひとくくりにされるのはいい気分ではないよ。
ぶっちゃけ策士系のキャラはオチに持ってきやすいから、誰も彼もがこぞってオチにイルファを持ってきたんだよな。
そもそもコレがおかしいって気づいてくれよ。
まあコレはイルファが一番分かりやすいんだけどさ。
話作りやキャラクターの確立って部分で楽をしようとした作家が、先に二次創作の場に出てたイルファのイメージを
テメエのSSにそのまま持ち込んだのが悪かったんじゃないかねえ。
後発のイルファがやりすぎ淫乱すぎだからって、その「先に二次創作の場に出てたイルファのイメージ」までそっちに
くっつけて考えられると、イメージを希釈化された気分になるんだが。
794:名無しさんだよもん
07/04/24 18:46:47 bFqrFQu+O
>>793
ごめん、確かに軽率な言い方だった。本当に申し訳ない。
俺が言ってた「このへん」ってのはまさしく今>>793が言ってた後発のやりすぎてるサイトの事を指してたんだ。
策略、妄想キャラがオチに用いりやすいってのは俺も昔SS書いてたから分かってるんだが、
特定のサイトのロボSSはそれに頼るあまりキャラの偏ったイメージが誇張されてくのがなんか嫌でさ。
あとはハーレムでベタベタさせとけばとりあえずいいかみたいな傾向とか。
ちなみに置き場のイルファは俺的にはキャラ違う気がするが置き場とその作者は好きだぞ。
なんかまめに拍手に返信してるのが好印象。
長くてごめん。
795:名無しさんだよもん
07/04/24 19:23:18 ucIqSjnF0
この流れにSS載せられる剛の者はいるかのう……
796:名無しさんだよもん
07/04/24 21:19:53 /5u6XgasO
人が少なくなったとは言え、基本的に住人の性質は変わって無いな。
趣味趣向なんて人それぞれでいいじゃん。
797:名無しさんだよもん
07/04/24 21:45:55 dTUsqMVX0
>>796
それを言っちゃおしまいだろ。
さすがに最低限の限度みたいなのがあるんじゃね?
798:名無しさんだよもん
07/04/24 22:14:52 2EZoazwr0
今まで自分が読んだSSのなかに「良いSS」なんて代物が何本あったか思い返せば、
駄作にあたったからといって張り切って叩く無意味さを理解できるだろうよ
読む方はハズレがデフォルトでアタリを引いたら今日はついてる
書く方は自己満足できたら御の字、一人か二人GJくれたらなおラッキー、それがSSじゃね?
799:名無しさんだよもん
07/04/24 22:19:06 SMbNiIYk0
文句言いつつも読んでるんだな
800:名無しさんだよもん
07/04/24 22:32:58 DugN9uRD0
読まなきゃ文句言えなくないかな
801:名無しさんだよもん
07/04/24 22:37:53 Tid800lq0
読まずに文句言える人はいねーよww
802:名無しさんだよもん
07/04/24 23:56:58 PusGzf2r0
>>798
ただの駄作なら叩かれることすらないでしょ、実際に叩かれてる人って限られた人だけだし。
それを無意味というのなら、感想を送ることも無意味かと。実際、感想を送って意味があった試しもない。
所詮どちらも自己満足。で、それを「無意味」と割り切っちゃえるのならある意味作家向きだね。
読む方はアタリを期待して読むんじゃない?
書く方は自己満足は大前提、公開する上での最低限の礼節をわきまえたSSを書くことが最低限。
それで感想が一つでももらえたら御の字。ってとこじゃない?
SSだってファン活動なんだから、同じファンのためにすべきことってことはあると思うよ
803:名無しさんだよもん
07/04/25 10:51:13 VVwP5FBF0
空気読む人はSSなんて書かないだろ。
ある意味超オナニー的な行為なんだから。
作者と趣味があえばラッキー、合わなければそういうことで、
って感じで良いんじゃないかな。
たとえば俺はオリキャラが出てきたり、オリジナル設定てん
こもりってSSは嫌いなんだけど、長くSS書いている人ほどそう
いう傾向になりやすく、しかもそういうSSに一定のファンが付
いている現実を見るにつけ、「人の好みは十人十色」という
ことで片付けてる。
804:名無しさんだよもん
07/04/25 11:46:28 JhRbIGV0O
そうやねー。
確かに空気を読むと書く元気がなくなるのは確かだわ。
しかしま、禿しくオナニーなのは書く方も自覚しとるんだが、感想貰えないのも淋しいし、かと言ってがっつり辛口批評食らえば凹むし、同人活動がんばるにはそーいうの吹っ飛ばすだけの元気というか燃料が不可欠ってことだな。
長々と何が言いたいかというと、ADマダー??
805:名無しさんだよもん
07/04/25 20:46:27 TDIKJcEk0
正直、どうでも良い話題をよく続けられるものだと思うんだが・・・それだけネタが無いってことか。
批評なら辞める前に本人にちゃんとここが悪いとか言おうよ・・・。
悪いって言っても治す気なかったなら、
致命的にSS嗜好が合わないだけだからスルーしとけばいいじゃん。
806:名無しさんだよもん
07/04/25 23:14:08 /tEg0lJ70
>>805
感想送ったことある?
悪いって言って直した人は今のところ見たことないよ
文章が良くなったってやつがいたくらい。作品に良い変化があったやつは皆無
書きたい物を書かせろって思ってるやつらに内容がよくないなんて意見は通じない
スルーすればいいってのは同意だけど、文句いうなっていうのも筋違いっしょ
807:名無しさんだよもん
07/04/25 23:51:46 hRLVUnT60
もうこのスレいらねえだろ
こうまで読み手の悪意が噴出してると
仮にSS投下して「GJ」とかぱらぱら出たとしても
「こいつら本音はなに思ってっかわかんねえな」
って疑心暗鬼になるばっかりだし
808:名無しさんだよもん
07/04/26 00:26:09 Z+uSKq+n0
そうか?
そういうのは特に気にならん方だが。
809:名無しさんだよもん
07/04/26 03:59:34 8hjseOZXO
SSスレって自己主張が激しい人が居るからな。>>806みたいに。
810:名無しさんだよもん
07/04/26 04:42:21 O+ZHSzQI0
なんとも思わないSSにはレスつけないから安心するんだ