06/09/22 19:09:38 UElDy8S90
「アッ、アッー!アッ、アッ、アッ・・・アッー!アッー!アッー!・・・」
心の芯から蕩かされてしまったかのように、鼻に掛かったような幾分甘い声で三浦が喘ぐ。
肛門にスッポリ収まり切った自らの一物を、上から眺めるようにして前後に細かく動く中村。
先輩を支配している貫禄すら感じられる。
責め側と受け側、この立場の違いだけで、何と表情が、仕草が、雰囲気が変わるものだろうか。
この様子を見ただけでは、三浦と中村のどちらが先輩でどちらが後輩か、など判る筈もない。
中村の所作は力強く男其のものであるのに対し、受けている三浦には何所となく女性的なそれを感じる。
男らしさ、女らしさとは何か、と考えされられる対照的な二人の振舞いであった。
暫く二人の交合が続いたが、突如その二人が交わりを解いた。
中村が果てた訳ではなかった。
より刺激を得る為に、体の位置を変えようとしているのである。
中村が大股を開いて、地べたに直接座る。その上に重なるように、背中を中村の側に向けたまま
三浦がしゃがみこむような形で肛門を拡げ、大股を開いた中村の局部を吸い込む。
座りながら後背位を取っている、といえば分かり易いだろうか。
またしてもゆっくりと、中村の性器の位置を確認しつつ腰を落とす三浦。
宇宙ステーションのドッキングシーンさながらの動きである。
宇宙ステーションのそれは世界の夢と希望をアピールするものであるが、三浦と中村のこれは
彼らの留まる事を知らない快楽をアピールするだけに過ぎない。尤も、この場のこの二人にとっては、
快感放出こそが、世界の何事にも優先すべき事象となっているのであった。
腰を沈めながら、やはり息が漏れる三浦。
シンボルを微調整し、自分にも三浦にもベストの位置を探る中村。
二人にとって緊迫の時間が流れる。