05/01/02 23:19:15 uebQTqDE
>>20
確かに小説とかぶるなぁと俺も思い確認してみた。
以下小説より
「里村、こんなところで何やってるんだ?」
背後からいきなり声がかかり、そこで茜の思考は中断されてしまう。聴き憶えのある人物の声だ。ただし、茜が待ち望んだ相手ではなかった。
ゆっくりと振り返ると、そこには一応知った顔があった。
「誰?」
(以下中略)
「憶えてないのか・・・・・・もう12月だぞ。俺って印象薄いんだな。同じクラスの折原だ」
「それで?」
茜の返事で浩平はますますがっくりしたようだった。
「・・・・・・まぁ、偶然こんなとこで出逢ったんだし、挨拶でもしとこうと思って・・・・・・それだけなんだけどな」
「私に用があるの?」
「全然ないけど」
「私もです」
あまりにも愛想のなさすぎる返事のせいで、二人の間に居心地の悪い空気が流れる。
その重苦しい沈黙に耐えられなくなり、浩平が口を開く。さすがに自分がこの場に全く歓迎されない存在であることくらいは理解できたのだ。
「じゃ、お互い用もないことだし俺、行くから」
いつも幼なじみと喧嘩をしながら登校してくる少年。
かつての自分と居なくなった幼なじみの姿とをオーバーラップし、一瞬だけ、ひどく悲しくなった。
「待って」
(以下略)
「ごめんなさい。やっぱりいいです」
浩平のことを見ないように空を仰いだ。
それでも浩平は心配そうに声をかける。
「そんな雨の中で突っ立ってると、風邪ひくぞ」
「大丈夫です」
「・・・そうか」