05/09/11 17:08:47
最終章1
有海「ちひろさん、よくぞご無事で・・・!」
有海はちひろに抱きつき、号泣する。ちひろ「どうした?有海」
有海「みんな、みんな死んでしまいました。梨生奈も、樹音も、愛美も、謙二郎も!」
ちひろ「みんな?みんな死んだのか?」
有海「幸生とかいう大男が突然現れて、みんなを掴んでは投げ、掴んでは投げ・・・。梨生奈の魔法も、謙二郎の魔法も全然効かなくて・・・。
愛美と樹音は最後の力を振り絞って私を回復させてくれました。私のゴッツアンデスなら倒せるかもって。目には目を、歯には歯を、デブにはデブをという作戦で」
ちひろ「そうか・・・お前だけでも助かってくれて良かった。」
有海「あ、望君!望君も死んでる!なぜかパンツ一丁で・・・」
ちひろ「あ・・・それは・・・私が・・・いや、何でもない。そうだ、望もやられてしまった。ゴルゴ男爵も・・・」
有海「生き残ったのは私たちだけなんですか?」
ちひろ「いや、甜歌はどこかで眠っている。笠ピーは・・・逃げたのか。それと・・・そうだ、レイシー兄弟!」
有海「レイシー兄弟がどうしたんですか?」ちひろ「蘇生魔法が使えるんだ。死んだみんなも生き返る。アリサが死んだから二人とも我に返っているだろう」
「わらわが死んだ・・・?笑えぬ冗談じゃのう・・・」ちひろ・有海「!?」アリサ「召還魔法、グレイシー!!」
有海の召還獣、ゴッツアンデスの下から柔道着をきた召還獣が現れた!そしてゴッツアンデスの肩を関節技で締め上げると、わずか5分でゴッツアンデスはタップした。
有海「わ、私のゴッツアンデスが・・・!!」ちひろ「アリサ!まだ生きていたのか!!」
アリサ「オ~ホホホ、幸生を倒したとはなかなか優秀じゃが、まだまだ修行が足りぬぞ、小娘。お主もわらわの奴隷にしてくれよう、愛玩用としてな」
(つづく)