05/09/25 05:07:07
裸の少女が二人、しっかりと抱き寄せ合っている。ちひろは泣き続けた。泣きながらも甜歌の胸を力強く吸っている。
甜歌「あん・・・もう、ちひろさんったら・・・くすぐったいよぉ」甜歌は身をくねらせながらもちひろの頭を撫で続ける。
ちひろは呼吸するのも忘れる程に甜歌の胸に食らいつく。甜歌の身体が、甜歌のすべてがいとおしい。
このまま甜歌の身体の中に入りたい・・・。甜歌の身体の一部になりたい・・・。
甜歌は胸の痛みを我慢しながら、そっとちひろの耳元に囁く。
甜歌「ちひろさん・・・ちひろさんって、意外に甘えんぼさんだね。新しい発見しちゃった・・・」
そう言われてちひろは急に恥ずかしくり、乳首から唇を離した。しかし甜歌はグイっとちひろの頭を胸に引き寄せる。
甜歌「恥ずかしがらなくていいんですよぉ。誰も見てないから・・・。ちひろさんと甜歌リン、二人だけの秘密ですね」
ちひろ「甜歌・・・私・・・私・・・本当は・・・」甜歌「疲れてるんですよ。ちひろさんが今までジョーキマホーンズを引っ張ってきたんじゃないですか」
ちひろ「ごめんね、甜歌・・・こんな・・・こんな情けない・・・」ちひろの声がうわづっている。
甜歌「ううん、甜歌リン嬉しいの。今までちひろさんの役に立てなかった。けど、やっとちひろさんのためにしてあげられること見つかったから。さあ、もっとオッパイ吸ってくださいよぉ」
ちひろは再び甜歌の乳首を吸った。甜歌はくすぐったそうにウフフと笑って呟いた。
甜歌「大きな赤ちゃん・・・私だけの、可愛い赤ちゃん・・・」そしてちひろの前髪をそっと上げると、優しく額にキスをした。
ふっと顔を上げるちひろ。甜歌は頬を伝う涙をぺロリとなめた。ちひろは思わず言った。
ちひろ「て、甜歌ぁ・・・。キスして・・・キスしてよぉ・・・」甜歌「う~ん・・・どうしようかなぁ・・・」
甜歌はイタズラっぽくちひろの涙で光る瞳を覗きこんだ。ちひろは唇を尖らせて、まるで親鳥にエサをねだるヒナのように口付けを求める。
甜歌は顔をちひろに近づける。ちひろはそっと目を瞑った。しかし甜歌はちひろの鼻の頭に、チョンっと唇を当てただけだった。
キスを焦らされたちひろの顔が、みるみる内に泣き崩れる。
ちひろ「そんなぁ・・・そんなイジワルしないでよぉ・・・」甜歌「うそ、うそ・・・ちひろさんが可愛すぎるから甜歌リン、思わずイジメちゃった」
今度はゆっくりと唇を合わせる。何度も何度も唇を重ね、甜歌はちひろの下唇を軽く噛むと、引っ張っては放す。
そして微かに口をあけると舌をちひろの口にねじ込んだ。先ほどのキスよりもゆったりと、舌はちひろの口内を踊る。
ちひろは甜歌の首に回した両腕をギュッと引き締めた。あまりの甜歌の愛しさについ、力が入る。
(あ、甜歌、大丈夫かな・・・)怪力な自分の腕で締め付けられて苦しがってないだろうかと、心配になったその瞬間、甜歌はちひろの顔を両手で挟むと、物凄い力で自分の顔から引き剥がした。
強く挟まれたちひろの頬はクシャっとゆがむ。ちひろは甜歌の意外な力強さに驚いた。
甜歌「残念だけどね、ちひろさん・・・」ちひろ「・・・え?」甜歌の目は鋭くちひろを睨みつけている。
甜歌「ママゴトはここまでだよ」