【アニメは】School Days言葉様 Part13【TVで見る】at EROG
【アニメは】School Days言葉様 Part13【TVで見る】 - 暇つぶし2ch583:名無しさん@初回限定
07/09/30 16:25:32 ZKCUaLzz0
一番興味深かったのが、世界が相手を殺す理由と、言葉様が相手を殺す理由がまったく別なこと。

世界は結局、誠から愛されなかったという私怨を、誠にぶつける形で殺している。これは極めて分かりやすく単純な殺意です。
誠に対して、散々尽くしたのに、自分のことを決して愛してくれなかった誠を憎む気持ちが爆発し、誠を殺す。
そして殺したあとに逃げるまでの行動のすべてが、我々がよく見るようなサスペンスドラマとまったく同じ構図です。
まぁ普通の人間ですな。

一方、言葉様にとっては、世界というのは恨む対象ではなかった。
だって、誠の愛は最後の時点で言葉様のものだったわけで、言葉様が世界を殺すほど憎悪する理由はない。
世界が誠を殺したことは理由にならないのかというと、確かに世界は誠を殺したけれども、
あくまでも言葉様は「誠は生きているもの」として、生首を持ち歩いているわけで、
彼女にとって必要なのは、誠の命ではなく、誠の存在なのです。

じゃあ、言葉様は何の為に世界を殺したかといえば、それは言葉がセリフで言っている通りのことです。
「世界のお腹に子供がいるかどうか調べるため」
ですね。

言葉様は、途中でへんなことを言っています。
「それに西園寺(世界)さんが彼の子供、産めるわけないじゃないですか。誠君の彼女は、私なんですから」

言葉様にとって「子供」とは、あくまでも「愛の結晶」なのです。愛の結晶として子供が生まれると考えるから、
もしも誠が世界を性玩具としてしか考えていないならば、子供は生まれないということになるのです。
つまり、言葉様が世界の「子供ができた」という言葉に執拗にこだわったのは、それが愛の証明になってしまう恐怖があったからだと考えられます。
だから、言葉様にとって、世界を殺したのは、あくまでも「妊娠していないことを確認するための手段」でしかないわけです。
だからこそ「鮮血の結末」の名台詞「死んじゃえ」という言葉を、今回は発していないのです。
あくまでも「(妊娠が)本当かどうか確かめさせてください」なのです。
そして世界を殺したあとに、世界の子宮を開いて「中に誰もいませんよ」と、誠が世界を愛していなかったことを確認したのです。

まさに…まさに狂人ですね。


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