07/02/02 22:46:38 gZIZHyZR0
背後には、俺達を守ってくれる仲間がいる。自らの全てを投げ打っても守ってくれる仲間が。
だったら、俺は目の前の愛しい人に向かう事にためらう事はない。
翠「絶対に……絶対に離れたりしねぇからな!」
決して縮むはずのない距離を、少女は必死に無くそうと懸命に手を伸ばす。
変わらぬ日々を、楽しい日々を、あの愛し合った日々を続けるために。
翠「ご主人様―――!」
一刀「翠―――!」
決して離れないという二人の胸の中の熱い思いは、
その溶けるはずのないその運命という名の氷壁を溶かしていく。
ただ、相手の温もりを、そして、温かな変わらぬ日々を求めるために。
一刀「翠―――!」
翠「ご主人様――!」
相手の想いは自分の手を、自分の想いは相手の手を求める。
そして――
2人の絆は結びついた。