07/12/19 00:35:28 ilNYnlmA
すぐにニノは否定した。
彼女の寂しさを紛らわすためにやってる事なのに。
ましてや血の繋がりのある妹なんかに。
リタのために。
リタのために。
リタのために。
最初にあったその目的さえ、後付けした見苦しい言い訳に見える。
自分自身の欲望のために?
僕は今何を考えてリタの躰に触れているんだ?
自分の今の感情はどちらなのか。
押しても引いても定まりそうにない。
今までママゴトの様なものだったのに。
最近の妹は体付きがますます女の子らしくなってきたせいなのか、自分も男としての自覚が出てきた。
でも、それでも…認めたくない。
妹に欲情してるなんて。
そんなニノの葛藤を尻目にリタは自分の乳房に触れていた。
小さい手の平をいっぱいに使って、胸の膨らみを丹念に撫でている。
そして、手を窄めて先端を強調する様にしだく。
「まだ小さいな…」
リタが残念そうに呟く。
「…」
しかし、ニノは口に溜まった唾を飲み込んだ。
続