07/01/09 18:05:37 Mt4Zg8Pk
初投票にてよろしく。ちなみに新刊としては年間13冊購入。ふたなり属性持ちです。
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│1.「はえてる女の子」掘骨砕三（三和出版）
│2.「コピペ!」瓦屋A太（茜新社）
│3.「ZUBU×ZUBU」コバルト機（東京三世社）
│4.「むが夢中なのです!」はっとり忍（オークス）
│5.「天然素材少女」小林王桂（コアマガジン）
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【コメント】
1. 属性の面で長らく敬遠してきた作家。本作品で、先生が描かれるスカ・グロに
「いやみさ・不快さ」がないのを知ると同時に、味わいある画風とストーリーを
堪能でき、たちまちファンに。(読ませる作家性◎)
2. こちらも初めて触れる作家。丁寧さと勢いよさを兼ね備えた作画で、各キャラの
魅力も存分に披露。エロに満ち、且つ「品のよさ」まで醸す作風にとても好感。(実用◎)
3. 表紙買いで大当たり。細部をおろそかにしない充実した筆致で見事にエロを描き切る。
詳細知れぬ作家だが、猛烈に次回作を期待させる。次はふた率ＵＰでヨロ！(実用◎)
4. 男女の性差に捕らわれないアブな雰囲気が魅きつける。世のノーマルなヌキ物
エロ漫画では得られない、性の境界で揺れる少年少女たちの独特の淫靡さを満喫。(実用○)
5. 絶対に手を出すべきでないと自ら戒めてきたロリ物。実際ロリにはピンとくる所がなく、
自制するのもラクだったが、最近貧乳・微乳への興味がムクムク涌いて、
コアのサンプルで魅かれた本作品にていわゆるロリ物ってのに初挑戦。
ふくらみかけの思春期の少女たちが見せる恥じらいの表情が実にイイ。今んトコ、
ロリについてはこの一冊だけ持てば満足できるほどに魅力的な作品集。(実用○)
【総括】
掘骨作品では長く避けてたスカ・グロに、また小林王桂作品では自制していたロリ物へと、
評者自身の属性の間口を拡げた、そんな2006年だった。
５作品を通して見ると改めて、丁寧な仕事で、画に品があり、そして
凡百のエロ漫画の氾濫に埋もれまいぞとする「独創性の追求」ってのが共通して感じられた。