06/08/02 14:01:15 Urf2QD7L
義祖父(祖母の再婚相手)は
戦争前の大学生時代に女学生の祖母を見初めてから
ずっと祖母しか頭に無かったそうな。
祖母に気持ちを打ち明けないまま戦争に行き、終戦になっても
事情で2年ほど本土に帰ることが出来なかったそうな。
祖母は義祖父のことが頭に引っかかったまま
14歳年上の亡祖父と結婚、5人の子をもうけた(4番目が俺の母親)。
内地に戻った義祖父は祖母が結婚して子供もいることを知り、
一人他県に渡っていったが、そこで結婚することも無く数10年。
その間に祖母の子はみな成人し、祖父も天寿で亡くなった。
老境に入って故郷に帰ってきた義祖父と祖母は出会い、
「余生を一緒に暮らそう」とプロポーズされて祖母は陥落したそうな。
もう2人とも鬼籍の人ではあるが。
ここまで妥協しないのもある意味きつかっただろうなーとおもう。