13/02/26 20:33:41.87 wdmD/aKt0
>>363
………、思う ように…?
(何故だかその言葉を聞くと胸がはずみ)
(それを悟られたくなくて視線を外す)
………。
……碇くんの手、温かい……。
(視線を少し外してみても、側にあるぬくもりの存在感は変わらず)
(ゆっくりと感触とぬくもりを確かめるように、繋いだ手の指を絡める)
(触れている箇所から伝染するような熱に、少しずつ胸が熱くなるのが解る)
(思うように、と言われてそれを悟られるのが恥ずかしく思って)
(抗えない欲も自分の中に確かに灯っていて)
(少し顔をあげて、澄んだ赤い目で碇くんを見つめる)
………、… した い。
…キス、したい。
碇くんと。
(きゅっと唇を閉じてから、ゆっくりと顔を近づけ)