11/07/29 00:08:24.84 6oFyJmUv0
(続き)
(アルヴィスの幼馴染・フィリの一家は,魔道師・薬剤師を生業としていた。
その技はすばらしいもので,小さい頃のアルヴィスはしきりに感心したものだった。
しかし,田舎の町では魔道師はよく思われないことが多く,この町でもやはりそうだった
そのため,フィリの一家は町外れの「人知れずの森」の一軒家で,ひっそりと住んでいたのだった)
アル「町人がめったに訪れない…魔法,薬…俺に関する記憶だけ無くなっている…
馬鹿げてるかもしれない,こじつけかもしれない。
だが,これしか俺には心当たりがない。
当たっていて欲しいような,欲しくないような,微妙な気持ちでは,あるが…」
(アルヴィスの動悸が早まったのは,早足で森まで歩いたためか,難事件の手掛かりをつかみたい焦りか,それとも,フィリに久しぶりに…
ともあれ,ゆっくり呼吸を整えて動悸を抑え,アルヴィスはフィルの家の扉をノックした)
「フィリ…いるか?」
【長くてすいませんでした^^;; 展開としては,アルヴィスに気がありそうな(と,フィリが思った貴族の子女)をフィリが誘拐し,
記憶を消した。それは単純に,アルヴィスを取られたくなかったから…みたいな展開で考えていました
次はフィリさん,よろしくです^^】