11/07/28 23:37:23.97 jbehv6GNO
>>823
予約ありがとうございますっ。
移動完了しました!
825:アルヴィス
11/07/28 23:39:27.07 oXDa4WQr0
移動確認しました,あちらも閉めておきましたので^^
では,書き出しを今書いてますので少々お待ちを♪
826:フィリ
11/07/28 23:42:57.59 jbehv6GNO
>>825
ありがとうございますー。
了解です! 改めて、よろしくお願いします。
827:書き出し(1)
11/07/28 23:50:11.96 oXDa4WQr0
【では,書き出し行きます。長いので,2分割しますね。】
(とある世界に存在する,常春の国,アンフェル)
(花は咲き乱れ,鳥は歌い,文化は咲き誇り,王制も安泰。絵に描いたような繁栄を謳歌していた)
(ところが最近,アンフェルでは奇妙な事件が起きていた)
(それは,高貴な立場の見目麗しい女性がなぜか忽然と消える事件であった)
(しかし,それが大きな事件として世間に知られず,高貴な立場の間でのみ噂として広がっていたのは)
(忽然と消えた女性が,必ず1日程度で戻ってくるからであった)
(しかも傷一つなく,衣服一つ変わらず,居なくなる前とほとんど変わらず戻ってくるのであった)
(消える前とあまりにも変わっていないため,何が目的で女性たちが消えるのか,誰にも目的はさっぱり掴めなかった)
(なのに,女性が突然消える事件は次々起こる。貴族たちの間には,見た目にはほとんど変わらないとはいえ)
(何か悪い術をかけられていて,何かの合図で凶暴なことでもするのではないか,とか)
(実はモンスターにすり替えられているのではないか,など,根拠の無い不安が少しずつ増していた)
(そのような状態を捨て置けない国王は,最近頭角を現しており,国王も信頼する近衛騎士団のアルヴィスを呼んだのだった)
王「アルヴィス,お前を呼んだのは他でもない。昨今の奇妙な事件,近衛騎士団のお前なら聞き及んでおろう」
アル「はっ。噂のみですが」
王「さらわれた女性は傷一つなく戻ってくる。一体何が目的なのか。わしにもさっぱりじゃ」
アル(ただ…女性に共通するのは………自意識過剰かな?ただ,推測が正しいとすれば…)
(俺の推測が当たっていたとしても外れてたとしても,とても陛下に言えるような話ではないな…)
「ええ…私にも分かりません」
王「そこで,信頼するお主に頼みがある。今回の奇妙な事件をお主に手掛けて欲しいのじゃ。無論,人も金も使ってもらって構わんぞ。このままでは貴族たちの間の不安がぬぐえず,ワシの治世にも影響が出る。頼んだぞ」(続く)
828:書き出し(2)
11/07/29 00:06:13.30 6oFyJmUv0
(続きです)
(かくして,アルヴィスは謎の事件を解決するために,アテもない旅に出るのだった)
(いや,前言撤回。本来であれば,難航が予想される掴みどころのない事件でアテなどあるはずもなかった)
(だが,アルヴィスには一つだけ心当たりがあった…細い糸のような,心当たり。)
「まさかとは思うのだが…消えた女性たち,気のせいとは思うが俺を見たときに不思議そうな顔をしていた。
まるで,初めて会うような…『あなた誰?知らないわ』とでも言うかのように。
近衛騎士団という俺の立場上,多少は俺もお嬢様がたを知っているし,向こうだって知っているはず…なのにあの反応…」
「違ってることは…俺に関する記憶…なのか?だとすれば…」
(道中,何度も「こじつけに過ぎない」「自意識過剰だ」と思いながらも,この難解な事件の僅かなカギはそれしかない,と藁にもすがる思いで)
(アルヴィスは,いにしえの日に通り慣れた道を通り,彼が騎士団に取り立てられるまで過ごした懐かしの故郷を訪れた)
町人「アル!アルじゃないか!」「元気でやってたのか?最近近衛騎士団まで上がったんだって!?」「沢山のお嬢様がたにたいそう人気だそうじゃないか!この色男め~」
(町の素朴な人達はアルヴィスを歓迎してくれた。歓迎を受けながらも,アルヴィスはたった一つの手掛かりを探ることにした)
アル「フィリは相変わらず,町外れの『人知れずの森』の小屋に住んでるのか?」
町人「あ…ああ,あの奇妙な術を使う娘っ子か?相変わらずだと思うぞ。
ほとんど誰もいかないところに住んでるから,俺達はよく分からないけどな」(続く)
【ごめんなさい,2分割って言ったのに3分割になってしまいました。次で書き出しは最後です】
829:書き出し(3)
11/07/29 00:08:24.84 6oFyJmUv0
(続き)
(アルヴィスの幼馴染・フィリの一家は,魔道師・薬剤師を生業としていた。
その技はすばらしいもので,小さい頃のアルヴィスはしきりに感心したものだった。
しかし,田舎の町では魔道師はよく思われないことが多く,この町でもやはりそうだった
そのため,フィリの一家は町外れの「人知れずの森」の一軒家で,ひっそりと住んでいたのだった)
アル「町人がめったに訪れない…魔法,薬…俺に関する記憶だけ無くなっている…
馬鹿げてるかもしれない,こじつけかもしれない。
だが,これしか俺には心当たりがない。
当たっていて欲しいような,欲しくないような,微妙な気持ちでは,あるが…」
(アルヴィスの動悸が早まったのは,早足で森まで歩いたためか,難事件の手掛かりをつかみたい焦りか,それとも,フィリに久しぶりに…
ともあれ,ゆっくり呼吸を整えて動悸を抑え,アルヴィスはフィルの家の扉をノックした)
「フィリ…いるか?」
【長くてすいませんでした^^;; 展開としては,アルヴィスに気がありそうな(と,フィリが思った貴族の子女)をフィリが誘拐し,
記憶を消した。それは単純に,アルヴィスを取られたくなかったから…みたいな展開で考えていました
次はフィリさん,よろしくです^^】
830:アルヴィス
11/07/29 00:28:35.28 6oFyJmUv0
【…フィリさん?もしかしていらっしゃらない?】
831:アルヴィス
11/07/29 00:32:27.84 6oFyJmUv0
【…書き出し頑張ったんだけど,時間がかかり過ぎたかな?( ><)】
【え~っと,40分ぐらいまで待って,もし戻られない場合は私も落ちますね。残念だけど】
832:フィリ
11/07/29 00:33:49.67 ZUkpXLI1O
(両親は大きな依頼があったらしく、材料の採取の為に旅に出てしまっていて)
(シルバーブロンドの長い髪を隠すように大きめのローブのフードを被ったまま
薄暗く、薬の匂いが広がる家の中で、何やら作業をしているようで)
……、ん…。
(ぐつぐつと音を立てる大きな釜の前で、ぐるぐると中の液体をかき混ぜていたけれど)
(いつの間にかうとうとしてしまっていて、かくんと頭が揺れてからぼんやりと目を覚まし)
(最近、忙しかったかったからか…。)
(はふ、と溜め息を洩らすと、出来心で始めてしまった自身の所業を思い出して)
(表情を暗くするけれど、ふるふると頭を左右に振って、そのことを考えないようにし)
(また気合いを入れて、釜の液体をぐぐっと力を込めて混ぜていると)
……? 依頼、だろうか。
(こつこつとノックの音が部屋に響いて。首を傾げていると、くぐもった声、のようなものが聞こえ。
慌ててフードと引っ張り目元まで隠すと、木製のドアのノブを引き、隙間を開けて訪問者の顔を見上げると)
…あ…、アルヴィス…?
(とても久しぶりに会う幼馴染みが立っていて。
フードに隠された大きな蒼い瞳は驚きに見開かれてしまい)
833:フィリ
11/07/29 00:36:18.77 ZUkpXLI1O
>>829
【たくさんの書き出し、ありがとうございました!
素敵な内容で色々悩んでしまって…とても時間がかかってしまいました。本当にすみませんっ…】
834:フィリ
11/07/29 00:37:38.54 ZUkpXLI1O
>>831
【あ、こちらこそ本当に時間がかかっちゃって…!
ごめんなさい。レスのスピードが合わなかったらおっしゃってください…】
835:アルヴィス
11/07/29 00:41:54.12 6oFyJmUv0
フィリ,久しぶり。(笑顔を浮かべる)
呼びかけても返事がないから居ないのかと思ったよ。入ってもいいかな?(扉越しに尋ねる)
(久しぶりに見るフィリの蒼い瞳,町のみんなは奇妙な色とからかったり揶揄したりしたが,アルヴィスは昔から,空のように蒼いフィリの瞳が好きだった)
【家に入っても大丈夫かどうか分からないので,短いですが一旦ここで切りますね~
お片付けをしてから招き入れるのか,あわあわ,あたふた,して,すぐに入れてくれるのか…?
いえいえ,いらっしゃったなら無問題です♪寝られたのならさびしいな,と思ったので^^】
836:フィリ
11/07/29 00:59:59.06 ZUkpXLI1O
……ひ、久しぶりだな。
(ぽかんとした表情のまま、アルヴィスを見上げていたけれど
笑顔を浮かべられると、ばつが悪そうに俯いてしまい。
入ってもいいかと尋ねられると一瞬たじろいて)
ふん、……少しそこで待っていてもらう。
(俯いたまま、顔を横に向けると、ぶっきらぼうにそう言い残してから
ばたんと音を立てて、ドアを再び閉め切ってしまい)
はぁ、なんで来たんだ…アルヴィス。
(アルヴィスと対していた時とはうってかわって、困りきったような様子で
慌てて釜の火を止め、一般人にはきついであろう釜から漂う薬の匂いを消そうと蓋をして)
…どうぞ。 入ってくれ。
(暫くしてドアを開けると、どこか疲れた様子でアルヴィスに声を掛け)
(それだけ言うと、ふらふらと部屋の中に入り、重たいローブを脱いで
白いブラウスにネクタイ、スカートにニーハイといったラフな格好になり)
で、何かあったのか?
(可愛くない態度でしか応対できない自分に嫌気がさしながらも、硬い口調でしか話せず)
837:アルヴィス
11/07/29 01:13:48.04 6oFyJmUv0
おぅ…サンキュ。
(入ってくれ,というフィリの声を受け,家に入る)
(久しぶりに会うフィリ。そして久しぶりに入るフィリの家)
(小さい頃はお互いの家によく出入りして,お互いの家に寝止まりもした)
(兄妹かいとこ同士か,というほど,家ぐるみで仲良くしていたのだが)
(フィリが女の子になった頃から,寝止まりもしなくなっていった)
(お子様だったアルヴィスには,その頃は「女の子になる」という事すらよく分かっていなかったが)
(そのうち,アルヴィスも「男の子」になり(寝ている間にフィリの夢を見て,朝起きたらパンツが汚れて…ということ))
(なんだか,少し気恥ずかしくて,少しずつ疎遠になってしまった)
(今日も,スカートとニーハイが気になって,チラチラと足を見てしまうが,)
(フィリに,そんな自分を悟られたくないし,また,任務を思い出して かろうじて自制心を取り戻す)
実はな…フィリ,お前だから話すんだけど。
王都で不思議な事件が起きているんだ。
(少し沈黙し,溜めを作って)
貴族のお嬢さん達が行方不明になる,って事件なんだわ。
俺は,その事件を解決するよう,陛下から直々に命を下された,ってワケ。
ところが,これが難事件でな…
お嬢様がたが,なぜ忽然と姿を消したのか…?
かどわかした犯人の目的はなんだったのか…?
さっぱり,わからないんだわ,これが。
(溜息をつきながら,一言一言をゆっくり話し,フィリの反応を窺う)
838:アルヴィス
11/07/29 01:50:26.29 6oFyJmUv0
【フィリさん,ごめん。少し眠くなってきてしまいました…】
【希望として,2時ぐらいには落ちたいです】
【30分以上経過してますが,今レスを書いていただいてるのでしょうか…?】
839:アルヴィス
11/07/29 02:07:27.59 6oFyJmUv0
【フィリさん,私もちょっと睡魔に負けそうです…なので,落ちますね】
【書き出しに時間がかかったり,ご迷惑をおかけしました】
【また機会があったら,よろしくお願いしますね】
【フィリさんも多分,寝落ちなのかな…布団をかけておきますね。風邪など引かぬよう】
【では,失礼します。お休みなさい~(落ち)】