内田と男タチ18at PINKCAFE
内田と男タチ18 - 暇つぶし2ch39:ほのぼのえっちさん
13/08/16 23:31:01.65 ZT4mw4ee0
<佐藤さん続き>
部屋に入ると冷えた水のグラスを手渡され、男はスーツの上着を脱いで青年に手渡した。
「家に帰るって言って独りで飲んでたんですね。それもヤケ酒? 別に話さないでいいけど」
青年はさほど気にする様子もなく言ってテレビのリモコンをいじった。
「すまない。みっともないから帰るつもりだったんだがね」
「はは、酔ってもそんなの気にするんだ。そんなヘロヘロで帰ったら逆に大変なんじゃないですか」
「・・・そんなにヘロヘロかね」
男は何でもない顔をしてポケットに手を入れる。
シガーケースがない。どこかで落としてしまっただろうか。
焦りそうになって、煙草は半年前に止めたことを思い出した。青年が煙草臭いというから思い切って禁煙外来に通ったのだ。
そういえばバーで吸った記憶がある。あれは禁煙を忘れてバーテンにもらったのだろう。
「認めるよ、ヘロヘロだ」
男は降参してソファーにもたれた。
青年はニコリと笑っただけで、男を気にせずバラエティを見て笑っていた。
タクシーから降りてうだうだと彼の迷惑を考えていたことが拍子抜けするくらい自然体だ。
たまに泊まりで寝る前に眼鏡姿を見るが野暮ったい学級委員のようで可愛らしい。
それでもスーツを着れば決まるだろう。顔が小さいから何でも似合う。よれよれのシャツでも許せてしまう。
青年を眺めていると、ぽっかり空いた心の穴が優しい綿で埋まっていくような感覚を覚えた。
---ああ、だから無意識にここに来たのだ。
男は納得して、気付くと青年に手を伸ばしていた。
男の手を見た青年は何も言わず、男の横まで尻でちょこちょこ移動して、その手を取った。
「・・・恐らく、キミに無性に会いたくなったんだよ」
「そんなの知ってますよ」
青年は即答して男をじっと見上げた。優しい自信に満ちた目は全てを包み込んでくれるようだ。
男は堪らず青年の身体を抱き寄せ、抱き締めた。
その温かさは男の永年かけて凍りついてきた何かを優しく溶かしていくように感じた。


続く
1回くらい変態でないHをと思ってユニ攻め前に挟もうかなと
続き出来てるんで見直して早めに上げます


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