14/03/17 05:24:59.99 8KnG+JGj0
「家の中と周辺には、盗聴器もカメラも仕掛けられてはいなかった」
通された部屋で、ニアは月の使用した発見器を手にし
裏、表と飽きずに眺めていた。
「僕の部署で開発したものだ。簡易型だが、性能は確かだ」
「分解させてもらっていいですか?元通り組み立てますから」
「…あとで、道具を持ってくるよ」
「ここまで小型化できるのは、大したものです」
月はかすかに笑った。
「光栄だよ。ニアに褒められるなんて」
素直な言葉だった。ニアの脳裏にあの皮肉な言い方がよみがえる。
『光栄だよ。Lの後継者に気に褒められるなんて』
きっとこんな風に言っただろう。いつものように嫌味をこめて。
キラなら…
「ここでは仏壇はおけなくてね」
ニアが顔を上げると、部屋の隅の机の前に立った月が
位牌に手を合わせていた。夜神総一郎のものだった。
足音がして、お茶を用意した幸子が入ってきた。
「僕がやるよ」
トレイを受け取った月を、ニアはじっと観察していた。
好みは変わって無いらしい。紅茶ならお砂糖一個。コーヒーならブラック。
月のカップの角砂糖は、あっという間にとけて消えた。
「粧裕は、今日はちょっと調子が悪くてね。
少しずつ、外に出ていってるんだけど…」
どうやら幸子の話からすると、粧裕の精神状態は
まだ完全には戻っていない様子だった。
「それでライト、今日は泊まるの?」
「実は今日は報告に来たんだ。いま、僕はこのひとと付き合っている」
幸子は驚いていた。が、月に促されたニアはもっと驚いた。
「突然すまない。だが、やはり家族には話をしておくべきだと思ったんだ。
僕は、ミサとは別れるよ」
「……ライト。……もう、決めたの…?」
月はうなずいた。
「わかってほしい。二人の女性と付き合うなんて、許されることじゃない。
そんなこと、父さんだって絶対に認めない」
月は真剣だった。
息子の話に幸子は困惑し、狼狽し、海砂のために悲しんでいたが
「海砂をだましたくない」という言葉を受け入れようと
一生懸命つとめているのが、ニアにも見て取れた。
そして月は真剣に、こう言った。
「いま、僕はニア以外の女性のことは考えられないんだ」
555:死神の殺し方 16日目
14/03/17 05:36:07.25 8KnG+JGj0
「よく、あんな嘘が言えますね」
幸子が出ていくと、ニアはぼそりとつぶやいた。
「嘘じゃない」
苦い声だった。
「僕にはもう、結婚する資格なんてない。今はきみへの償いが最優先だ。
…それで、事後承諾だけど、設定を借りたよ」
「?」
月は困った様子で苦笑する。
「付き合ってるって芝居は、きみから始めたことだろう?」
不意をつかれてニアはうろたえた。月が言っているのは昨日の芝居のことだった。
「…夜神月。性格悪いところは、案外変わってませんね」
「その呼び方はおかしいな。僕ときみは付き合っているわけだから」
「臭い芝居に付き合うなんて、言った覚えはありませんよ」
「だが、母さんの前で否定しなかった」
「…あのときは、あなたの行動を、観察していたからであって…」
「ライトでいいよ。なんなら『月さん』でもいい。昨日みたいに」
やはり夜神月とは合わない。そう思いながらニアは
肝心の話を切りだすことにした。
「それより、粧裕さんのことですが…」
粧裕の名が出ると、月の顔は憂いに曇った。
「そのうち、少しずつでも話ができる状態になればいいんだが…」
「粧裕さんは、何かを知っていると私は思っています」
「ニアの考えていることはわかるが、それは駄目だ。
いまの粧裕にキラ関係の話はできない」
「すぐにとは言いません。でも少しずつでも聞き出してください。
できるでしょう?あなたなら」
「ニア。僕がきみにしてきたことは許されるようなものではないし、
その償いとして、どんなことでもするつもりだ。
だが、そのために病人を追いこむような捜査や、人道に外れる真似をすることは到底できない」
真面目な正論にニアの気が削がれる。
「…まあ、仕方ありませんね。では、気が変わったら協力をお願いします」
とりあえずはっきりした。ニアは改めて思った。やはり夜神月とは、気が合わない。
「…似てるな、きみは。竜崎に」
竜崎とは、Lが日本捜査本部で使用していた偽名だった。
「Lと共同捜査をした、その記憶は残っているようですね」
「ああ。竜崎の手口は、時として褒められるようなものじゃなかったが…
それでも、従っていれば、父さ」
「私の知ってるキラなら、そんな台詞は白々しい芝居でしか使いません」
月は不快な顔でニアを睨んだが、ニアは平然と続ける。
「私にとってもキラは敵です。が、キラはLの上をいき、負かした。それは事実です。
その現実を頭に叩きこんでおかないと、今度『も』負けますよ?キラに」
「……きみ『も』言い方に気づかいがないな。だが…その通りだ。
今は感傷に浸っている場合じゃない」
月は立ち上がると、爽やかな顔でニアに手を差し出した。
「改めてよろしく。ニア」
「……」
ニアがへんな顔になり、月は手を下ろす。
「…すまない。きみは、僕に触れられるのが嫌なんだったな…」
「いえ…人に触れられるのがイヤなだけです」
ニアは髪を弄る。
確かに、昨日までの月とは違う。
少なくとも今の夜神月は、
あのクレイジーな殺人鬼、大うそつき、最低最悪の女たらしとは似ても似つかない、
穏やかで優しい好青年だ。
そう。
いま、キラはいない。
痛いくらい、ニアは自分の髪をひっぱっていた。
556:死神の殺し方 16日目
14/03/17 05:39:49.18 8KnG+JGj0
幸子のすすめを辞退し、月はニアを伴い町のホテルに向かった。
別々に部屋をとろうという月の提案を、ニアは却下した。
「一人になるなんて許されない。あなたには常に監視の目が必要です」
「僕の部屋には、カメラを複数台、取りつけておく。もちろん盗聴器…受信器もだ。
それに、部屋の中でも僕が移動するときには、きみに必ず報告する。
きみからもきちんと観察できるはずだ」
「どうやっても死角はつくれます。それよりも、すぐそばで見張らないことには
突然問題が発生したときに、対処が間に合わない可能性もゼロではない」
月はため息をつき、横を向いた。
「…それでいいのか。きみは?僕と、一緒の部屋で…」
月が何を言いたいのかは、よくわかった。
「構いません。私にとっては、キラ確保が第一ですから」
「わかった。じゃあせめて、ベッドは離して寝るよ」
「では誓ってもらえますか?」
「ああ。僕はきみに、指一本触れない」
月は真剣な面持ちで宣言した。
「それもありますが…」
ニアは月に向き合った。
「念のために言っておきますが…自殺も駄目です」
一瞬、月の顔がゆがんだ。
「…それこそ、いまの僕にはいちばん許されないことだ…」
ニアは小さく息を吐いた。これで、今夜はきっと眠れるはずだと。
557:死神の殺し方 16日目
14/03/17 05:49:36.43 8KnG+JGj0
ほの明るい部屋に、カチャカチャとすさまじいスピードで
盗聴器を分解する音が響いていた。
月にもらった件の発見機を分解しながら、
ニアは眠れないでいた。
夜神月の話でわかったことは、月の記憶からノートに関する
記憶だけが消えているということだ。
今はリュークも見えないし、死神の話自体ぼんやりしているという。
月の話が本当なら、Lと共に火口を追っていたときの夜神月は
キラの記憶を失っていたことになる。
そして火口を捕らえ、ノートに触れたところでキラとして復活し、
火口を始末し…Lをも殺した。
キラが記憶を消したのは、Lを始末するための計画でもあったのだ。
盗聴器を分解してしまったニアは、今度は組み立てに取りかかる。
キラがこのまま消えてしまうはずはない。
必ずまた、あらわれる。
では、今回キラは何のために消えたのか?
ニアが考えている理由の一つに粧裕のことがあった。
いざとなれば、身内にも手をかける。それがニアのなかのキラだ。
もし、夜神月がそれを良しとしなかった、としたら。
キラの内面に、なにか変化が生じたことになる・・・?
コト。
ニアは元通りに組み立てなおした器械を床に置いた。
ないな。
断言できるが、あのキラに限ってそれはない。
そう考えながらニアは、少し離したベッドで眠る月を見た。
ニアのベッドからは背を向けて、月は寝息を立てていた。
よく眠っているようだ。
夜神月は、今朝タクシーの中で突然キラの記憶を失った際、
激しく混乱したはずだ。
だが、その時点で状況を分析・推理し、自分がキラだという結論に達した。
目をそむけたくなるだろうに、
そこで自分のしたことに打ちのめされ、潰れてしまう前に、一旦それを置いて
キラである自分が何かを企んでいるという結論にたどり着き、
まずキラを捕らえることを考え、Lの後継者~私~に、全てを話し協力を打診した。
死神のノートを手にしなければ、いずれは間違いなく
日本警察のトップに立っていただろう…。
寝息を立てる月から視線を戻し、
われ知らずニアは、小さなため息をついていた。
どうも、思考が働かない。
夜になってからずっと、身体の奥深くで
火種のようなものがくすぶり続けて悶々としていた。
いや正確にいえば。
夜神月がニアに宣言した時から。
『僕はきみに、指一本触れない』
思い出すと同時にじん、と身体の奥が疼いた。
…なに?…
ニアは自分のからだをつよく抱いた。
内側を、なにかが蛇のようにのたうちまわっている感覚。
月の寝息がやたらと耳に響き、
ニアはたまらず、顔を洗いに洗面所に立った。
「!」
鏡には、瞳をうるませ、悩ましげに息を乱れさせた女が映っていた。
かつて、月の策略で媚薬を吸い込んだ時と同じだった。
…なんてこと…
襟元からは、首の紅い刻印がくっきりとのぞいていた。
キラが15日かけてニアの身体に刻んできたもの。
ニアは、自分が何を欲しているのか、はっきりと理解した。
嘲笑うように月が言う。『淫乱なLの後継者』
真面目な顔の月が言う。『僕はきみに、指一本触れない』
558:死神の殺し方 16日目
14/03/17 06:00:15.95 8KnG+JGj0
ばしゃばしゃとニアは冷たい水で顔を洗うと、ベッドにもどり毛布をかぶった。
こうなればもう、眠ったほうがいい。起きていれば悩まされるだけ。
だが、燻る火種はニアを眠らせてはくれなかった。
弱火でとろとろとニアを炙り、蝕み、嬲り、責め立てた。
むずむずと、どうしようもなく胸の先がむず痒く、なだめようとしてニアは
パジャマの上からぎゅっと、小さな胸を掴んだ。
「…んっ…!」
布越しに触れた瞬間、身体に電気が走るような感覚を覚えた。
ニアは、今度はそろそろと襟もとから手を入れて、
さかさまに思い切り胸を鷲掴みにしてみた。
「…」
大して満足は得られなかった。どころか欲望は勢いを増しニアを煽っただけだった。
ニアは隣のベッドを見た。
こちらに背を向けて、月は寝息を立てていた。
ニアもまた月に背を向け、さらに深く毛布をかぶりなおした。
そして、ためらいながらゆっくりと、ズボンのなか、下着の中に手を入れた。
すでに手を使ってでもどうにかしなければ、この熱はおさまらない。
自分でする行為が恥ずかしくてたまらず、
ニアは目をつむり、そろそろと茂みへ指を伸ばして、まさぐった。
『触る』のと『触られる』のではまるで違う。
そのとたん記憶がよみがえった。
幾度も幾度も、嬲られ、弄ばれ、弄られた記憶のなかの、
細くて長い指、くちづけを繰り返す唇、ねっとりと蠢く舌、熱い吐息、
耳に響くテノールの声、酷い言葉、甘い嘘、そしてニアを埋め尽くしていく
熱い肉…。
ニアはつよく目をつむった。
嫌いなのに。私はキラを、嫌っているのに!!
『みじめだな。Lの後継者』
月の嘲笑がまぶたに浮かんだ。
ふざけるな!
ニアは目を開いた。強い怒りが沸き起こっていた。
ふざけるな。私の前から、勝手に姿を消すなんて。
ニアは静かに息を吐き、覚悟を決めて指を伸ばす。
ぐ、ちゅ。
部屋に音が響いたような錯覚、ニアはさらに毛布の奥深くへ潜り込み、
さらに指を入れる。絡みついてくる襞は熱く、
魚籠にぎゅうぎゅうに詰め込まれた魚がぴちぴち跳ねているようなビジョンを覚えながら、
ニアはぐっと指を曲げた。
『…んっ、…んん…』
される時とは比べ物にならないが、それでも快いところを見つけ、
ニアは指を動かした。
は゜しっ。
「眠れないのか?」
突然、右手を掴まれた。
毛布をめくった月が、ニアの手首を掴んで見下ろしていた。
559:ほのぼのえっちさん
14/03/17 06:08:54.29 ao2U6UY8O
おおお死神様!
支援
560:ほのぼのえっちさん
14/03/17 10:40:58.51 Bet3MHBB0
毎回違うシチュで書けるってすごい
561:ほのぼのえっちさん
14/03/17 18:22:15.68 /LsZw6ev0
来たっ!ありがとう!
562:ほのぼのえっちさん
14/03/17 23:30:18.49 4AQrPN920
死神様ありがとう
もどかしい所で止めやがってたまらん…
ニアたんの発情中の肉壁を堪能したい
563:死神の殺し方 16日目
14/03/18 09:26:38.12 yJC4bOs+0
げられた右手の指が、てらてら濡れて光っていた。
「……指一本、触れないんじゃ、なかったんですか…?」
そう言うのがやっとだった。ニアは真っ赤になっていた
「率直に言う。きみはいま辛いんだろう?それで眠れなくて、だから…」
「…離して下さい」
猛烈な羞恥と怒りが沸き起こる。が、それよりも。
「して欲しいことを言ってくれ。きみが言ってくれれば、どんなことでもする」
「離して下さいと言ってます」
月に掴まれた手首が、熱くてたまらなかった。
「だが、きみをこんな身体にしたのは、僕だ」
「性欲処理くらい、一人でできます!!」
ドサッ。ニアはベッドに押し倒された。
「…や…!」
ニアを組み敷いた月が、でたらめにキスの雨を降らせてくる。
「僕のせいで、きみは…!」
「や…っ、やめて、あなたは…」
月の唇から逃れようと、ニアは必死に首を左右に振る。
「あなたはキラじゃない!!!」
突然ニアの抵抗が止まり、月は戸惑い上体を起こした。
ベッドの上でニアは、月から顔を背けていた。
「……あなたのご厚意には感謝します。でも」
静かな声だった。声に怒りはなかった。
「私のことは放っておいて下さい」
声には表情らしいものは何もなく、ただ淡々と話していた。
「お願いします。…月さん」
それなのに、小さな女の子が泣いているように思えるのはなぜだろう。
「…ニア」
月はそっとニアの右手をとると、指先に接吻した。
姫君に忠誠を誓うナイトのように。
「僕のことを嫌ってくれていい。軽蔑してくれても、いい。だから…」
パジャマのボタンをはずしてしまうと月は
まろやかな双丘に顔を近づける。
「きみを抱かせて欲しい…」
「………ん、っ…!」
唇が触れた瞬間、ニアの手がシーツを握り締めていた。
564:死神の殺し方 16日目
14/03/18 09:33:32.61 yJC4bOs+0
「ひ、あっ、…あぁん…んんっ!」
慈しみに満ちた愛撫、あたたかいキス、柔らかな抱擁。
唇の傷や赤い刻印は避けて、ニアのすべてを確かめながら月は、
涼やかな白い肌をピンクに染めあげる。
熱い紅茶に吸われた白い角砂糖のように、ニアもまた解けていく。
「あ、あぁっ!…も、もう、…」
やがていっぱいいっぱいになったニアは、我慢できずに月の胸で囁いた。
「……お願い、…です…、から」
「ごめん。焦らすつもりはなかったんだけど」
優しい声だった。
月は貼りつく銀の巻き毛をほどき、ニアの額に接吻する。
そしてニアの顔を見つめた月の、笑顔が消えた。
「………きみは……」
一瞬、言葉を失ってしまうほど。
「……綺麗だ……」
たまらなくなった月が腰を落とす。
「あ…!」
身体の奥深く、撃ち込まれた楔が二人を繋いだ。
「あっ、あっあっ!あん!あ」
抽送に合わせて腰を動かしながら、ニアは夢中で快楽を貪り、
いつしか汗で濡れた月の背中に腕をまわしていた。
「はっ、はー、はぁっ」
耳には熱い吐息を感じ、瞳には月の髪の鳶色が映っていた。
違うのに。
朦朧としながらも頭のなかで、ニアは必死に否定していた。
髪の色も、汗の匂いも、艶やかな声も、肌の熱さも、根元までほおばった味も、
ニアが抱かれてきた夜神月そのもので、
身体はどうしようもなく感じて、快楽の悦びにうち震えていた。
違うのに。キラじゃないのに。
「ニア、そんなに締めつけたら…!、…く、っ…!」
キラじゃないのに…
首を左右に振りながら、足を月の腰に巻きつけて
背中をぐうっと弓なりに反らすニアの瞳から、涙が零れた。
565:死神の殺し方 16日目
14/03/18 09:40:36.43 yJC4bOs+0
「…昨夜は、ひどくした?」
「いいえ」
月の淹れたモーニングコーヒーを、ニアは気だるげに受け取った。
「おかげで落ち着きました」
毛布を巻きつけてニアは、ベッドのうえで横座りになっていた。
朝の光のなかでまぶしそうにニアを見ていた月が、
ニアの頬に手を伸ばしてきて、ニアはその手をすっとよけた。
「感謝します。月さん」
頬に貼りついた髪をくるくると指に巻きつけ、ニアはカップを置いた。
「………きみが欲しくなったら、いつでも言ってくれていい」
宙に浮いた手を膝に置いて、月は口を開いた。
「ニアが満足するまで、好きなだけ僕を使っていい。時間も、場所も、問わない」
「…まるで『私専用の性欲処理係になる』と言っているように聞こえますが、
それではあなたのプライドが傷つくのでは?」
「とっくにズタズタだよ」
思わずニアは手を止めた。
「『キラを捕まえたい』という憤りさえ、キラの計画の一部でしかなかった。
僕自身すら、キラの手ゴマに過ぎなかったんだ」
いまの月が怒っているところを、ニアは初めてみた。
「いずれ、必ずキラは戻ってくる。だがそれは
今の僕が、また居なくなるってことだ。…それでも…」
月はニアに向き直った。
「……それでも、せめて…夜神月として、キラに一矢報いたい。だから…」
夜神月として。父親・夜神総一郎の位牌の前の月の姿がニアの脳裏に蘇る。
肩に手を置いたりはしなかった。
月の強い瞳が、ただまっすぐにニアを見つめていた。
「ニア。一緒にキラを追わせてくれ」
16日目 終わり
566:ほのぼのえっちさん
14/03/18 09:43:32.40 yJC4bOs+0
>>563 一行目訂正します
×げられた
○掲げられた
すみませんでした
読んでくださった方、レス下さった方、ありがとうございました。
続きはまたいつか
567:ほのぼのえっちさん
14/03/18 20:05:18.30 QVdxeLIs0
こんなに早く16日の続きをありがとうございます!!
568:ほのぼのえっちさん
14/03/18 23:57:12.51 +psKf1fV0
ありがとう
色々盛り上がり所々萌えたわwww
>熱い紅茶に吸われた白い角砂糖のように、ニアもまた解けていく。
くっそ可愛い比喩表現ワロタwwwwwwwwwww
569:ほのぼのえっちさん
14/03/19 15:41:14.65 ezvL6AwYO
死神様乙!萌えたーー!
白月には夜神姓より
朝日姓が似合うとオモ偽名だけど
570:ほのぼのえっちさん
14/03/19 16:58:01.44 zF0CLRgE0
あなたが神か?
渇ききった土地に潤いをありがとう ニアたんとってもかわいかった
571:ほのぼのえっちさん
14/03/20 15:59:21.62 i/MlXex50
今年で一番嬉しい
572:ほのぼのえっちさん
14/03/20 23:11:18.58 pnuYlSnm0
死神様上手いな
可愛いニアたんがありありと目に浮かび
ニアたん欲がかなり満たされた
573:ほのぼのえっちさん
14/03/21 13:56:16.34 EvQhs29wO
ニアたん欲か
確かに事後一緒に寝てても襲いたくなるくらいだるかわいい
574:ほのぼのえっちさん
14/03/21 23:59:14.98 RabhtmIT0
だる可愛いとは良い表現だw
散々体を蹂躙され征服しつくされ、淫臭にまみれてもなお
無垢なる小動物のような可愛さを失わない事後ニアたん
どうにかしてもっと汚してやりたいという欲求に駆られ
チンコから抜き取った使用済みコンドームをニアたんの眼前に突きつけ
お前が感じまくってよく締め付けたせいで沢山出たよと褒めながら
コンドームの中の精液をニアたんの半開きの口に垂らしたい