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「フフッ・・・母親として娘さんへの愛情・・・泣けてくるわね・・・でも冴子さん・・・私達も鬼じゃないのさ・・・もし貴女が私の出す条件を満たす事が出来たら・・・その時は・・フッ。」
マコトは哀しい決心をした冴子をさらに追い込む様に台詞を続ける。
「・・・・・条件?」
「フフッ・・・そうさ・・・もし冴子さんが抱かれて“イク”と口にしなければ冴子さんと娘さんとご主人を無条件で解放してあげるわ。
マコトの言葉に冴子は蒼ざめる。やはり抱かれなければならない・・・
半年以上に渡り毎夜続けられた太田の恥辱行為により冴子の熟れた肉体はその心とは裏腹に快楽に身悶える様に魔改造されてしまっている。
それが病院であろうが自宅の夫婦の寝室であろうが場所も相手も選ばず、男に触れられただけで子宮の奥深い所が熱を持ち、瞬く間に秘所から熱く甘い女の蜜が溢れ出てきてしまう。
はしたない事だと思いながらも、制御できなくなっている自分の肉体を恨めしく思っていた。
去年の春に太田に犯された時はあれほどの拒絶反応を見せたのに夫では満足できず、太田に抱かれ、自ら腰を振り快感の波に身を委ねた冴子である。
マコトの条件を満たす自信はない。
「フフッ・・・イクのは冴子さんの自由さ・・・ただ、“イク”と口にしなければいいのさ。」
最早、冴子に選択の余地はなかった。すでに汚された自分が出来るのは夫と娘を再び陽のあたる世界に戻す事である。
「・・・・・・わかりましたわ・・・私が・・・約束を守ったら・・・私と・・・夫と娘を・・・返してくれるのですね。」
「フフッ・・・約束するわ・・・夫と娘の為に身体を捧げる妻・・・泣かせる話だねェ・・・」
マコトは興奮からか血走った目で冴子に近づき、その黒髪をサーッと愛でる様に掌を滑らせる。
「フフッ・・・赤坂先生・・・貴女を抱くのは・・・この私さ。」
放たれた意外な言葉に冴子は目を見開き、マコトの顔を無言で見返すのだった。