キルミーベイベーで百合4at LESBIAN
キルミーベイベーで百合4 - 暇つぶし2ch249:名無しさん@秘密の花園
14/12/02 04:08:28.36 aB0Wbi7p
ギャグ4コマの強みだなw >リセット

250:名無しさん@秘密の花園
14/12/02 13:15:49.58 cw4epkZZ
ちょっとまえにもあぎりさんと一緒に爆発してた

251:名無しさん@秘密の花園
14/12/02 18:41:57.82 yW2/rjia
オチでフォロー入ったのってサナダ虫の回くらいか

252:名無しさん@秘密の花園
14/12/03 12:51:17.76 g6t9ttAv
ああいうホラー回ではソーニャちゃんがキャーと叫んでやすなに抱きついたりするのが有りがちな展開なのに
そういう事を一切やらないカヅホ神マジ神だわ

253:名無しさん@秘密の花園
14/12/03 16:29:30.07 VRYakfgw
あまりにキルミーじゃあり得ないシチュだから
「有りがちな展開」に疑問符が浮かびまくってしまった。

……確かに、漫画アニメ全般で言えばよくある話だよなあ。

254:名無しさん@秘密の花園
14/12/03 19:25:40.51 fz/VtZWi
もしやすなが思い出したら自分のせいでソーニャちゃんが死んじゃったんだってなって酷い事になりそうだから忘れててよかったかな…
いやでも本物がまだあの中で一人入ってると考えると忘れるのもちょっと…
こういうホラー話は夏にやるものかと思ってたよ

255:名無しさん@秘密の花園
14/12/03 23:12:15.65 AxTxTj0y
ソーニャちゃんがうおおーって叫んでやすなを殴りまくる方が自然ね

256:名無しさん@秘密の花園
14/12/04 00:12:06.70 MqG9NGrx
それを考慮するとオウム回の鳥政にやすなが覚えさせてた言葉の破壊力が…
そういうのをしないカヅホ神だというのに
あれだけ鳥政の嘘八百じゃなくて、やすなが普通に覚えさせた言葉なんだよなあ

257:名無しさん@秘密の花園
14/12/04 02:30:12.72 kuWOpUSB
ソーニャちゃんかわいいとか言ってたんだろうなふふふ…

258:名無しさん@秘密の花園
14/12/04 07:27:46.32 SFhfuG7c
催眠の回のあやしいアロマがソーニャちゃんにも効いてたらやすなかわいいくらいは言ったかもしれん…

259:名無しさん@秘密の花園
14/12/04 07:29:57.79 OaW4nvsI
あれがもし「ソーニャちゃん大好き」とかだったらキルミーが終わってしまうところだった

260:名無しさん@秘密の花園
14/12/05 07:38:59.57 K5dpkaEf
今回のラストのソーニャちゃんはたぶんイカ臭いはずから、やすなはすぐ異変に気づくと思う
そして本物のソーニャちゃんを探す旅へ

261:名無しさん@秘密の花園
14/12/05 15:39:49.49 5O7m/pVF
気付きイカソーニャちゃんを問い詰めるも、
トボけた上に、普段のソーニャちゃんならあり得ない、
やすなへの優しい態度と愛の言葉を吐くイカソーニャちゃん。

「もしかしたら自分の勘違いで、これは本物のソーニャちゃんかも」という思いと、
「偽物だとしても、本物のソーニャちゃんとはこうはなれないだろう」という思いが交錯して、
目の前のソーニャちゃんを受け入れてしまうやすな。

みたいなバッドエンドルートが浮かんでしまった。

262:名無しさん@秘密の花園
14/12/05 15:55:20.77 QXZ0etVH
それはそれでバッドエンドの一つとしてはありかな
ソーニャちゃんがやすなに抱いてた気持ちは同じだったのにそれを伝えられないまますれ違ってっていうのも良し
でもあんな場所に居たらホンモノソーニャちゃんまで霊になりそう
どうしても気になってまたあそこに足を踏み入れたやすなの前に霊ソーニャちゃんが現れて…
その後はよくも私を見捨てたなと怒るか、まぁやすなが無事で良かったよ…と伝えるか

263:名無しさん@秘密の花園
14/12/05 17:13:26.90 Sf/wS3UY
無事で良かったと言おうとしても、すべて恨み言に強制変換されて
泣きそうなソーニャちゃんの幽霊というのも良いかも
そこからやすながソーニャちゃんの本当に言いたいことに気づいて
見破ると建物自体が消えて体験した事のほとんどを忘れた二人が空地で目を覚ますとか

264:名無しさん@秘密の花園
14/12/05 23:45:33.91 swjFYzC6
どちらかと言えば両方言いそう
「よくも私を見捨てたなやすな!お前がこんな所に来るなんて言うから酷い目にあったんだぞ!全くお前は…でもやすなは無事みたいで…まぁなんていうか…その、安心したよ」
とか言いそう

265:名無しさん@秘密の花園
14/12/06 00:09:57.25 BPSkBdk7
「ソーニャちゃんのエッチ…」
「え?…い、いや違うぞ…私はそんな……!?」
 その日のソーニャは今までにないほど動揺していた。
 もしかすると、これまでの人生の中で一番の動揺だったかもしれない。
 恐ろしく困難な任務に赴いた時も、絶体絶命の窮地に追い込まれた時も、これに比べれば生易しいものだった。
 野良犬に追いかけられた時だって、幽霊が出ると噂の廃病院の近くを通りかかった時だって、こんなに取り乱したりしなかった。
 だけど……
「だって、ソーニャちゃん、見たでしょ?……私の…パンツ」
「うう…それは…確かにそうだが……」
 上目遣いの瞳に涙なんて浮かべて、じっとこちらを睨んでくるやすな。
 ソーニャはそんな彼女にまともに反論する事もできない。
(おかしいだろ!なんでこんな事になったんだ?)
 分からない。
 何もかもが分からない。
 思考が空回りしてオーバーヒート寸前だ。
 きっかけはほんのさっき、やすながうっかり教室の床に落ちていた誰かのシャーペンを踏んづけて転んでしまった事だ。
 床に尻もちをついたやすなを助け起こしてやろうと、手を伸ばしたソーニャはそこで気付いた。
 やすなのスカートがほんの少しめくれて、その隙間から、スカートの下に隠された下着の白が目に飛び込んできた事に。
 ほんの一瞬ではあったが、ソーニャの目の焦点はその白色に合わされた。
 その直後…
「ソーニャちゃん、何見て………きゃっ!?」
 やすなが聞いたこともないような可愛らしい悲鳴を上げて、めくれていたスカートを押さえた。
 そして、恥じらいに頬を赤く染めながら、ソーニャを睨んで、先ほどの言葉を放ったのである。
「ソーニャちゃんのバカ!スケベ!変態!」
「わ、わかったから落ち着け……」
 必死にやすなを落ち着かせようとしながらも、ソーニャ自身も混乱していた。
 さっきのやすながスカートを押さえながら見せた恥じらいの表情。
 それを思い出すだけで何故かドキドキしてしまう。
 そして、顔を真赤にしながらもこちらを睨むやすなの視線を浴びる内に、先ほどやすなのパンツをうっかり目撃してしまった事が非常にいかがわしい事のように思えてきたのだ。
(なんでだよ?そんなのは今までだってさんざん見てきたじゃないか。体育の授業で着替える時はそれこそいつも。
大体、下着どころか私とやすなは一緒に銭湯に入った事だってあるんだぞ?あの時だって別に平気だったじゃないか。
なんで今更こいつは恥ずかしがってるんだ。どうして私はこんなにドキドキしてるんだ?)
 ぐるぐると駆け巡る思考は、しかし、ソーニャを正答に導いてくれる事はない。ただ、考えれば考える程、さきほどの出来事が恥ずかしく思えて、ドキドキが激しくなるだけだ。
(あの時、こいつが変な声を出したりするのがいけないんだ!……でも、だからってそれを聞いて私がこんなに動揺するなんて……)
 もう、やすなの事も、自分の気持ちも、何もわからない。
「……………」
「……………」
 そして、そのままにらめっこを続けていた二人だが、やがて授業開始のチャイムが鳴り……
「その…すまない…悪かった…」
「う、ううん…こっちこそ、なんか変な感じになっちゃって、ごめんね、ソーニャちゃん」
 おずおずと互いに謝罪をすると、自分たちの席に戻った。
 その後、二人はいつも通り一緒に過ごしたが、その間中顔を見るだけでドキドキしてしまって、結局まともに会話する事もできないまま、一日を終えた。

266:名無しさん@秘密の花園
14/12/06 00:11:08.68 BPSkBdk7
 そして次の日、昨日のドキドキはまだ残っていたものの、なんとか普通に挨拶を交わす事ができたソーニャとやすなは表面上はいつも通りの風で過ごしていた。
 やはり、多少動揺したり、会話にぎこちなさはあったけれど、これならいずれ元の二人に戻れるとそう思っていた。
 だが……
(ダメだよ…どうして?…ついこの間までぜんぜん平気だったのに……)
 体育の授業のため、クラスメイト達がそれぞれに着替えを行う中、やすなとソーニャはまるで関節全部が錆びついたロボットのように、緊張でガチガチになっていた。
 気恥ずかしさから、互いに相手が視界に入らないよう、背中合わせで着替えを始めた二人だったのだけれど
(……うう、やっぱりドキドキしちゃう……)
 制服を脱ぎ捨てる衣擦れの音、着替えを行う互いの動きの気配、果てはほんの僅かな呼吸の音さえ、互いを強く意識させ、ドキドキを加速させていく。
(なんでかな?どうしてこうなっちゃったのかな?……そりゃあ、女の子同士でも恥ずかしい事はあるけど、こんなにソーニャちゃんの事を意識しちゃうなんて……)
 やすなもまた、自分がこんなにもドキドキして、恥ずかしくなってしまう理由がわからなかった。
 他のクラスの女子が相手なら、着替えを見られたって、全然気になったりしないのに……。
(………相手がソーニャちゃんだから…なのかな?)
 昨日の件にしたところで同じだ。
 うっかり床に転んで、ふと気づけばスカートがめくれていた。
 それだけでも普通に恥ずかしい事ではあるけれど、それが決定的なものになったのは、そこにソーニャの視線を感じたからだ。
 それが他の誰かだったなら、やすながあそこまで恥ずかしがったりしただろうか?
(…うう……私やっぱり……)
 意識すると頭がくらくらしてしまう。
 しかも、昨日の一件以来様子がおかしいのはソーニャも同じだ。
 やすなの方を見ながら、顔を赤くして恥ずかしそうに、気まずそうにしているソーニャの表情を思い出す。
 もし、今の自分が意識しているのと同じように、ソーニャもやすなの事を意識してくれているのなら……。
 恥ずかしくて死にたくなりそうな、それでいてどこか嬉しいような、曰く説明し難い気持ちでやすなの頭のなかはいっぱいになる。
(このままじゃ、私、もうソーニャちゃんの顔も見られなくなっちゃうよ……)
 そんな事をやすなが考えていた、その時だった。
「しまった……」
「……ソーニャちゃん?」
 背後から聞こえてきた声に思わず振り返ってしまうやすな。
 ソーニャは床の上に落ちた黒いリボンを拾い上げようとしていた。
 彼女が自分の髪をツインテールに結ぶ為に使っているリボンが、何かの拍子にほどけて床に落ちてしまったのだ。
 そして、リボンを広い埃を払ってから再び髪を結びなおそうとしたソーニャと、振り返ったやすなの視線が交差する。
 互いの姿が視界に入る。
 制服を脱ぎかけの、肌も露わなお互いの姿が……。
「…ソ、ソーニャちゃん…ごめんっ!!」
「いや、私こそ…すまん……」
 同じ教室で着替えていたクラスメイト達は、二人の頭からしゅうしゅうと立ち上る湯気を確かに目撃したという……。

267:名無しさん@秘密の花園
14/12/06 00:12:02.91 BPSkBdk7
 そして帰り道。
 ようやく長い一日が終わって、二人とも疲れ果てた様子で歩いている。
 二人の間に会話はほとんどない。
 互いに話を切り出そうとするのだけれど、相手の顔を見ているだけで恥ずかしくなって、結局言葉が続かなくなる。
 気まずい沈黙が二人を包み込んでいた。
 これがケンカをしたとか、そんな話ならばすっぱりと謝って一件落着するところなのだろうが、今回は二人とも相手を怒らせるような事をした訳ではない。
 強いて挙げるなら、ソーニャがやすなのパンツを見てしまった件と、お互いに着替えの途中の姿を見てしまった事だろうが、二人共それで相手に腹を立てている訳でもない。
 というか、今それらの事を話題に出してしまったら、きっとやすなもソーニャも恥ずかしさで行動不能になってしまうに違いない。
 そんなこんなで、途方に暮れた二人が住宅街を通る道をとぼとぼ歩いていた、その時だった。
「……!?」
 その「気配」に気付いたソーニャはとっさにやすなの肩を掴んで、二人一緒に道路に転がった。
「な、何?一体どうしたの、ソーニャちゃん?」
 いきなり密着され、動転するやすな。
 その直後、ついさっきまで二人のいた場所を銀色の光が走り抜けた。
 そして、どこから姿を表したのか、黒尽くめの衣服に無表情な仮面で顔を覆った男が二人の進行方向に立ち塞がった。
「刺客か……」
「え?…ええ!!」
「その通りです。しかし、先ほどのアレをかわされるとはいささかショックですよ」
 瞬時に殺し屋モードに頭を切り替えたソーニャは、鋭い視線で刺客を睨みつける。
「私の方じゃなく、いきなりやすなに斬りかかるような、プライドの欠片も持ち合わせない有象無象の殺し屋に、好きにさせるつもりなんてない」
「まずはお友達に消えていただいて、動揺を誘うつもりでしたが、逆効果でしたか?」
 嘲笑うような刺客の不愉快な笑い声が響き渡る。
 ソーニャは構わず、懐から取り出した愛用のナイフを構える。
 刺客もナイフを両手に逆手持ちで握った独特の構えで相対する。
「ソーニャちゃん、大丈夫なの?」
 いつものいかにも頭の悪そうな刺客とは少し違う雰囲気を感じて、やすなが不安げに問うた。
 しかし、ソーニャはやすなを安心させるように優しく笑ってから、
「心配するな。お前に傷ひとつだってつけさせる気はない。すぐに終わらせるから待ってろ」
 そう言い切った。
 その直後、刺客がこちらに無かって来るのと同時に、ソーニャも飛び出した。

268:名無しさん@秘密の花園
14/12/06 00:12:47.96 BPSkBdk7
(ソーニャちゃん……)
 刺客とソーニャは互いのナイフをぶつかり合わせ火花を散らし、蹴りや拳を繰り出し、互いの隙を狙って激しい攻防を始める。
 やすなの目から見ても、これまでの刺客とはレベルが違う相手だとわかる。
 何もできないやすなは二人の戦いを背後から見つめながら、ただソーニャの無事を祈るのみ。
(傷ひとつつけさせないって言ってくれた事、守ってくれてる事、全部嬉しいけど、だけど……)
 昨日からの一件でやすなは改めて思い知らされていた。
 自分の心の中で、ソーニャという存在がどれほど大きなウェイトを占めているのかを。
 どうでもいい相手のために、あんなにドキドキしたり、動揺したりする筈もない。
 ソーニャが相手だったからこそ、あんなにまでやすなは心乱れ、いつものように振る舞う事さえ出来なくなってしまったのだ。
 そう、とてもとても簡単な話だ。
 別に昨日からの事じゃない。きっと出会って一緒に過ごして歩んできた日々の全てにおいて、それは変わらない。
 折部やすなは、ソーニャの事が誰よりも何よりも大好きなのだ。
(だめだよ、ソーニャちゃん…私を守ってくれるのは嬉しいけど、だけどソーニャちゃんだって無事でいてくれなきゃ…ソーニャちゃんが傷ついたりするの、私嫌だよ……)
 殺し屋の世界の戦いを前に、やすなにできる事はほとんど何もない。
 それでもやすなは強く願い、いのある。
 ソーニャが、大好きな人が、どうか傷つけられる事がありませんように……。
「…流石ですね。ここまで粘るとは思いませんでしたよ」
「お前こそ、アホらしい仮面をかぶってる割にはよくやる」
「口が減りませんね…ですが、それもここまでです」
 激しくナイフを切り結んでいたソーニャと刺客。
 だが、ここで刺客のナイフ捌きが一気にスピードアップする。
 しかも、その切っ先は恐ろしいほどの正確さで、ソーニャの急所めがけて繰り出される。
 嵐のように吹き荒れる斬撃が、ソーニャを追い詰めていく。
 そして、ついにその圧力に耐えかねたか、ソーニャのナイフが右手から弾き飛ばされる。
「さあ、これで終わりです」
 そして、ソーニャにトドメを刺すべく、刺客が一歩深く踏み込んでくる。
「ソーニャちゃん!!」
 響き渡るやすなの悲鳴。
 しかし………
「やっぱり阿呆だな……」
 ソーニャは刺客の斬撃を「左手の」ナイフではじき返した。
 そして、そのまま一気に刺客の懐に潜り込み……
「まんまとこちらの芝居に騙されて……」
「まさか、さっきナイフを弾かれたのは……!?」
「私から武器を奪えるなんて、思い上がったのがお前の敗因だ」
 ソーニャのナイフが左右に疾走り、手首の腱を切りつけられた刺客はナイフを取り落とす。
 そして、武器を失った刺客の鳩尾に、ソーニャの蹴りがめり込み、刺客は道路沿いのブロック塀に背中から叩きつけられる。
 ソーニャはよろよろと起き上がろうとしていた刺客の喉元にナイフを押し付けて
「悪いが、ここでおしまいだ」
 そう宣告したのだった。

269:名無しさん@秘密の花園
14/12/06 00:13:24.70 BPSkBdk7
 その後、制服の上着をロープ代わりに刺客の手足を縛り上げ、自由を奪ってから、ソーニャはあぎりに連絡を入れた。
「さすがはソーニャですね~。鮮やかな手並みです」
「たっぷり絞り上げて、どこの誰の差金か聞き出してやってくれ」
 刺客は騒ぎになる前にあぎりが回収し、組織の元に送られる事になった。
 そして、ピンチを切り抜けたソーニャの元にやすなが駆け寄ってくる。
「ソーニャちゃーんっ!!!」
「うわ!やすな、泣くな!鼻水垂らすな!!」
「だって、ソーニャちゃんが怪我したり、死んだりしなくて、私ホッとして……」
「……そうだな、すまない。いつも心配ばかりかけてるな……」
 やれやれと溜息を吐きながらも、優しくやすなを抱きしめてやりながら、ソーニャは言った。
「そういえば、もう大丈夫なのか?昨日からずっと様子が変だったのに。……なんか、私の方見ては恥ずかしそうにしてたのは、もう平気なのか?」
「そ、それはソーニャちゃんこそ!ソーニャちゃんだって顔真っ赤にしちゃって、全然喋ってくれなかったよね?」
………どうやら刺客に襲われて命の危機を味わったショックが上手く作用して、二人の間の照れくさくも恥ずかしい微妙な空気も、一気に解きほぐされたようだ。
「まあ、お前相手にいちいち緊張してた方が変だったんだ。その分だけはあの刺客に感謝だな」
「そうだね、ソーニャちゃんなんか、着替え中の私を見て、目を白黒させてたもんね」
「それはお前だって同じだろ!」
 そして始まる、いつもの二人の懲りない言い争い。
 互いのことでドキドキするのも今思えば悪くなかったかもしれないが、やっぱりこの距離が一番落ち着く。
「さて、じゃあ後はあぎりに任せて、私達は家に帰るか」
「そうだね」
「はい。お二人ともお気をつけて~」
 あぎりと、雁字搦めに拘束された刺客に見送られながら、二人は再び家路を歩き出した。
 そんな時だった。
「あれ?」
 何かが脚を滑り落ちていく感覚に、やすなはふと下を見て、凍りついた。
「やすな……?」
 そして、それを見たソーニャも同様に……
「あ、あ、あ、私の…私のスカートが……」
 足元までずり落ちたやすなのスカート。当然、パンツは丸見えだ。
 恐らくは刺客の最初の一撃で、スカートの一部を切り裂かれていたのだろう。
 恐る恐る顔を上げたやすなは、呆然とやすなの姿を見つめていたソーニャと目が合ってしまう。
「み、み、見ちゃだめ!見ないで!ソーニャちゃん!!エッチ!すけべ!変態っ!!」
「み、見てない!!私は何も見てなんかいない!!!」
 赤面した顔に涙を浮かべ、鞄の中身をやたらめったらにソーニャに投げつけるやすな。
 ソーニャは耳元まで真っ赤になってうずくまり、先ほど刺客を圧倒したオーラはどこへやら……。
「お二人とも~ちょっと落ち着いてください~」
 そんな二人を止めようとあぎりも割って入るが、恥ずかしさの臨界点に達した二人が止まる筈もなし……。
 ……やすなとソーニャの苦労とドキドキは、今後もしばらく続く事になりそうだった。


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