12/03/06 00:48:17.13 21h8aIgE
>>156のちなつ向日葵を
「私、向日葵お姉様が好きです!」
「よ、吉川さん・・・」
「ちなつって呼んで!」
「ち、ちなつさん、私も・・・」
「ハッ」
私は汗びっしょりになりながら起きた。
時計を見るとまだ夜中の3時。
「きゃー、向日葵ちゃんとキスしそうになっちゃった!」
頭を冷やすためにベッドから降りて冬の空を見る。
「向日葵ちゃんかぁ」
結衣先輩のためにマフラーを編んでくれた時は嬉しかったな。
みんなとは違って始めての私に優しく教えてくれて・・・
私も向日葵ちゃんみたいに大人しくてスタイルの良い女の子だったらなぁ。
ーなんで向日葵ちゃんなんだろうー
そんな事を考えつつ再び眠りについた。
「向日葵お姉様」
「な、なんなんですの?急にお姉様って・・・」
「あ、ううん。何でもないの。ごめんね」
翌日、向日葵ちゃんと遊んでると昨日の夢を思い出してポロっと口から飛び出した言葉に私は慌てた。 ーでも悪くなかった。
「ねぇ向日葵ちゃん、もし良かったら今日一日、向日葵ちゃんの事を向日葵お姉ちゃんって呼んでいい?」
「ま、まぁ別に良いですけど。どうしたんですの?」
私は結衣先輩が好き。向日葵ちゃんも嫌いじゃない。
どっちの気持ちが一番好きなのか多分自分でもまだ分からない。
そんなモヤモヤした気持ちを今は忘れるかの様に、今の時間を楽しむためにもう一度その名を呼んだ。
「向日葵お姉ちゃん、早く行こう!」
おしまい。
作ってて思ったけど綾乃ちなつでもお姉様ネタはいけそうな気がする。