11/06/29 04:27:56.35 0CEz/K9Z
>>414
いまにも途切れてしまいそうな意識の中で、
何度も繰り返される絶え間ない痛みを伴う陵辱の中で、佐倉杏子は微笑んでいた
(何でアタシ…こんな事になってんのかな…
こないだまで殺し合いしてたヤツの慰み物になって、何も知らないのにコイツの中のドロドロしたモンぶち撒けられて、何にもやりかえさねーでやんの…
なんでアタシここまでしてんだろ?
好きに、なったのかな?こいつの事…
だから気になったのかな?何かしてやりたかったのかな?だから今何もしないのかな?
…そっか、好きなんだ、こいつが、さやかが……
アタシ今、好きなやつに抱かれてるんだ…何度も…激しく…強く…
なぁんだ、じゃあアタシ幸せじゃん
だから何も痛くないんだ…えへへ…)
何度も繰り返されたさやかからのディープキスに杏子は初めて応え、舌を絡ませた
今まで一方的に啜るだけだったモノとは違う、潤った水音が薄暗い部屋に響く
それはそこだけ見ればまるで本当に愛し合っている者同士の様だった
(でも…)
杏子の頬を一筋の涙が伝う
(普通の友達ってのにも…なってみたかったなぁ……)
最後の部分だけ考えたら杏子のソウルジェムが濁りだした