レズ声優出張所Part14at LESBIAN
レズ声優出張所Part14 - 暇つぶし2ch274:名無しさん@秘密の花園
13/09/12 00:44:19.91 vkdvbSaC
以上
ナマモノSSはほぼ初めてだったのでいろいろ至らない点もあると思いますが
大目に見てやってください

これからも公式ゆみのじょが楽しみ

275:名無しさん@秘密の花園
13/09/12 17:59:48.80 3Qy/RPs0
GJ!

276:名無しさん@秘密の花園
13/09/29 11:35:39.77 8yh6Hzl5
>>268
今更だけど、ジョル鹿
あと、ぱいちゃんとえみつんによるくっすん争奪

277:名無しさん@秘密の花園
13/10/07 15:19:54.55 aE+zGaMp
>>274
今更ながら乙。
最近のじょさんがゆーみんのこと好きすぎて、なんか、もうね。

278:名無しさん@秘密の花園
13/10/13 15:47:03.15 VNX4heav
>>264
石膏プレイ、エロいです
全裸よりエロく感じるのはなぜだろう

>>269
ゆみのじょ、最高っす
胸がキュンってなるSS最高!!


職人さん達GJでした
これからも、どんどんSS投下してくれたら嬉しいです

279:まよなかポッキーゲーム
13/10/18 22:35:35.61 UJymBk0s
「はー、さっぱりしたー」

今日はうちにゆーみんが泊まりに来ていた。
最後の仕事が同じだったのをいいことに、私がゆーみんを半ば強引に誘ったのだ。(
ゆーみんも、最初は「えー」と乗り気ではない声を出していたけれど家に着けばそんなことを忘れたようにいっしょにノゾフィス丼を作って食べたりしてすっかりゆったりモードなんだからいいよね?)

「あ、おかえりー」
「ゆーみんも早く入っちゃいなよ、冷めちゃうよ」
「のじょさんが長風呂だったしなー」
「えっ、そんな長かった!?」
「うん」

確かに、いつもより体が火照っているような気がする。けど、ゆーみんがいるから仕方ないんだよこれは。いろいろお風呂でこれからなにしようかとか考えたりしてさ。

280:まよなかポッキーゲーム
13/10/18 22:39:11.98 UJymBk0s
「ごめんゆーみん!ごめん!」
「いやいいけど」
「今日は妹もいないからつい」
「ちょっと、私の存在忘れてたの!?」

むしろ超意識してましたから。
意識しすぎて考え込みすぎて数十分も……と、時計を見て一時間は当たり前のように過ぎていることに気が付いた。
確かにこれはゆーみんに文句言われても仕方がないわ……。

「まあまあいいからいいから」
「いや良くないから!適当すぎだから!」
「ほら入る入るー山本家のお風呂は最高だから!」

「まったくのじょさんはー」と言いながら脱衣場に向かうゆーみんに「タオルは置いてあるの使ってー」と声を掛けて私はやれやれと、とりあえず狭いベッドに腰掛けた。

281:まよなかポッキーゲーム
13/10/18 22:43:02.19 UJymBk0s
この間ゆーみんが泊まりに来てくれたときに一緒に眠ったところ。
それはなんだかふわふわしてちょっぴり恥ずかしいような嬉しいような。
そんな気持ちを思い出して、私はひとり笑ってしまったのをまた恥ずかしくなり、「お腹減ったなー」なんてダイエット中にも関わらず冷蔵庫を開けた。

「あ、ポッキー」

そうして一番最初に目に入ったのは、赤いパッケージ。
ゆーみんにまたポッキーゲームしたいって言ったら怒るかなあ。どうかなあ。でもこんな時間にポッキーかじっちゃったらまた太っちゃうしなあ。そんな葛藤を数十秒間繰り広げたあと、結局私は「これ以上ゆーみんを怒らせないでおこう」という結論に達した。

282:まよなかポッキーゲーム
13/10/18 22:45:14.19 UJymBk0s
もちろんゆーみんが本気で怒ってるわけないということは充分わかっているんだけど、今日は自分の中でなにかブレーキをかけなきゃいけないような気がしていた。

ゆーみん早く上がって来ないかなあなんて思いながらテレビを見ていること数十分。

音がして、お風呂上がりで髪を丁寧にタオルで拭いながらゆーみんが現れた。
ふっと鼻先をかすめるいい匂い。
私と同じシャンプー使ったはずなのに。
そうして着替えはもちろん私が普段着ているもので、サイズこそそんなに変わらないけどもなんだかまったく違うもののように思えた。

それに少し上気した頬。

「のじょさんお風呂ありがと」と言って私の隣に座ったゆーみんに、私は柄にもなく顔に上がった熱を見られないように思い切り体をゆーみんから背けた。

「え、なに?のじょさん」
「ゆーみんだめっ」
「なにが?」
「だめなんだって!私!なんかわかんないけど!」

うそ。だってこの前だって同じような状況だったじゃん?ていうかべつにゆーみんのハダカ見たわけでもないのに私なにこんな動揺しちゃって。まるで今まで踏んでいたブレーキを踏み込んでしまったみたい。

283:まよなかポッキーゲーム
13/10/18 22:48:32.90 UJymBk0s
「はあ?ちょっとのじょさん大丈夫?」
「大丈夫じゃないけど大丈夫だからっ」

ゆーみんが私に触れようとしたのを、私は思わず思い切りその手を払いのけてしまっていた。

今までもちろんこんなことはなくてむしろ私からよくゆーみんに触れていっていたのに、なにこれなにこれ、よく少女漫画であるようなシチュ。

「のじょさん?」
「あっ、ごめんゆーみん!違うくてえっとさ」

私、まさかゆーみんに欲情しちゃってたりする?
そんなこともちろんゆーみんには言えないし。

「いや、いいけど……のじょさん大丈夫?なんか顔真っ赤じゃない?」
「そんなことないそんなことない!ていうかゆーみんもう寝ない?」
「寝ない?って早くない?」
「だって明日も早いし」
「のじょさん明日仕事ないからーって言って私誘ったんじゃん」
「それは、そうだけど」
「それに髪も乾ききってないしさ」

確かに、ゆーみんの髪から水は滴り落ちはせずともうっすら湿っている。
ドライヤーあるよ、と言いかけて、ゆーみんが「まだ寝たくない」と私に伝えてきているのだと気付いた。

284:まよなかポッキーゲーム
13/10/18 22:51:24.37 UJymBk0s
私だってほんとは寝たくない。だって夜はまだまだこれからなんだよ。だけどこんな私が今のゆーみんを前にしていつまで冷静を装えるか、わかったもんじゃない。
もっともおとなしく寝たからと言ってこの気持ちがおさまるかっていったらきっと答えはノーだろうけど。

「ゆーみーん……」
「うわっ、なに今度は!」
「もう私酔いそう」
「なによお酒飲んだ?」
「違うってばー!ゆーみんに酔いそうなのー」
「のじょさんはまたそう言って……誰得よ」
「私得」
「あーはいはい」

観念してゆーみんに寄り掛かる。ゆーみんの匂い。それと一緒にうちのシャンプーの匂いもして、なんだかすごくドキドキする。

お風呂上がりで少し熱いゆーみんの体温がよけいに私の心拍数をあげているのかもしれなかった。

285:まよなかポッキーゲーム
13/10/18 22:54:03.10 UJymBk0s
「ゆーみん、私さ、今かなり変な気分なの」
「変って?のじょさんいつも変じゃないの?」
「さすがにひどい」
「ごめんごめん。で?」
「……ゆーみんによくじょーしてる」

言ってしまった。返事はなかった。どうしようこれ。なにか言った方がいい?いいよね?冗談だよ、とか。
体を起こそうとすると、不意にゆーみんの指先が私の手に触れて弱い力で引き止めた。

「欲情って?」

そして、問う。私はゆーみんが今どんな顔してるのかわからなくて、ただ声がいつもどおりなことだけには気付いていて逆にそれが不安だった。
私もだから、「だからさー」といつもの調子で言って、頭を巡らせた。

だから、だから―


「……欲情って、ゆーみんとポッキーゲームしたい欲」

286:まよなかポッキーゲーム
13/10/18 22:57:02.91 UJymBk0s
そうして必死に頭を巡らせた結果がそれだった。「ポッキーゲーム?」というゆーみんの声はちゃんと驚きが混じっていて、そこでやっと私はゆーみんの顔を見ることができた。

「だってゆーみん、ラジオ以来やってくんないじゃん?」
「ていうかポッキーゲームならべつに欲情って」
「さてはゆーみん、ヘンなこと考えてたな」
「のじょさんじゃないんだから」
「あっ、考えてたなー」

今度はゆーみんがふっと私から顔を逸らす番。
そのせいでゆーみんの表情はちょっとよくわからなかった。
それからゆーみんは唐突に「する?」と言った。主語もなしに。

「するって?」
「だからさ、ポッキーゲーム」

287:まよなかポッキーゲーム
13/10/18 22:59:20.64 UJymBk0s
予想外の言葉に私は「は?」とも「へ?」とも「え?」ともつかない声を発してぽかんとゆーみんを見た。

「ポッキーあるの?」
「あるけど、冷蔵庫」
「あーほんとだあったあった。ポッキーって普通冷蔵庫に冷やす?」
「冷やさない?いや冷やさないか」
「自分でやっといて」
「だってチョコ溶けたら嫌だなあって」
「まあ暑いとね」

ちょっと待ってちょっと待って。熱くて溶けそうなのはまず私だから。ゆーみん、急になに言い出してんの。なにポッキー持ってさも当たり前みたいに開けてくわえて「ん」と私にもう一方差し出して。

「ほんとにやるの?」
「やりたいんでしょ」

ポッキーをくわえたままゆーみんが答える。
確かに、やりたいけどさ。でも……。

288:まよなかポッキーゲーム
13/10/18 23:01:57.52 UJymBk0s
「のじょさん早くしてよー」

ゆーみんがさらに急かしてくる。それで私の中でなにかがプツンと切れた。
もう知らない!全部ゆーみんのせいだから!

「ゆーみん、絶対口離さないでよ」

そう言ってポッキーにかじりつくと、ゆーみんも負けじと食べ進めてきた。今日のゆーみんはなんだかすごく積極的だ。だから私はそんなゆーみんを威嚇するつもりで最後の一口をいこうとして。


触れた。
確かに、ゆーみんと私の。


てっきりゆーみんから折ってくると思っていたから、ゆーみんとキスしてしまったこともあって私はひどく慌ててしまって、だけどそれは言葉にならなかった。耳まで焼けてるように熱い。それはゆーみんも同じくで、お互いがお互いに引っ張られるように見つめあった。

「……ゆーみん」
「真夜中のテンションなのかな、これ」

ゆーみんは言い訳するように呟いて、私に言った。

「もう一回、やる?」

それとも―

私は答えないで、ゆーみんの熱に身を任せる。
ほんとに全部、ゆーみんのせいだ。明日になって恥ずかしがったって、私は知らないよ。

おわり

289:名無しさん@秘密の花園
13/10/18 23:04:43.01 UJymBk0s
こまごま投下してしまってすみません
まよデリリスナー増えろ

290:名無しさん@秘密の花園
13/10/19 09:55:32.23 viAd9dNw
はいっ増えます!

291:名無しさん@秘密の花園
13/10/19 10:16:14.80 cERiGkmn
>>289
GJです
このスレからまよデリリスナーになりました

292:名無しさん@秘密の花園
13/10/27 03:52:37.95 3QKbO8kZ
ポッキーがなくなるまでいやなくなっても続けるんですね

293:名無しさん@秘密の花園
13/11/21 00:37:35.02 NM7eN7U2
a

294:名無しさん@秘密の花園
13/11/30 01:55:06.54 WNjiH47g



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