11/03/16 22:47:41.19 ov1F52Mw
黄泉「ねぇ、神楽」
神楽「な~に?黄泉」
黄泉「私のこと・・好き?」
神楽「う~ん・・・好きじゃない!」
黄泉「えっ・・・ええええ」
神楽「だって・・・『大好き』なんだもん♪えへっ」
245:名無しさん@秘密の花園
11/03/17 22:42:54.27 wmO/LLNX
あまーい
246:名無しさん@秘密の花園
11/03/19 11:16:05.30 pTK0jUmu
原作はギャグマンガだなこりゃ
247:神楽と冥と黄泉
11/03/19 13:52:23.47 yt/BO0Wg
最近、神楽が釣れない。冥姉さんが家に遊びに来るようになってから変わった。
いつも私にくっついていたのに・・・と、思いつつ今日も神楽をお買い物に誘う。
「か~ぐら♪」
「何?黄泉」
「これから、お買い物に行かない?」
「お買い物?・・・ごめん、黄泉!」
「ど、どうしたの?神楽」
「これから冥さんが・・・遊びに来るから」
また冥姉さんなの!最近ではいつも『冥さん、冥さん』って・・・もしかして・・神楽
私より冥姉さんの方が・・
「ごめんね・・黄泉・・」
「ううん・・・いいの・・」
「そ、そうだ!紀ちゃんと行ってきなよ」
「紀之と?」
「うん!楽しいよ~絶対」
「・・・分かったわ、じゃあ、行ってきます」
「うん、いってらっしゃ~い」
ごめんね、黄泉・・私だって本当は一緒に行きたいけど、私より紀ちゃんといた方が黄泉は
幸せになれるから
私たちは本当の姉妹ではない。でも、他の姉妹よりも絆は深いと信じている。
黄泉は私を妹扱いする。それは決して間違ってはいないけれど・・・私は黄泉のことを・・・
そんなことを考えていると、冥さんが家に来た
「こんにちは、神楽さん」
「こんにちは、冥さん」
「黄泉の姿が見えないけれど、何処へ?」
「黄泉お姉ちゃんは、お買い物へ出かけました」
「そう・・・」
冥さんの前では黄泉を呼び捨てにできない。冥さんは黄泉のことが好きみたいだ。
私が黄泉を呼び捨てにするとイヤそうな顔をする。だから私は、冥さんの前だけは呼び捨てにしない。
「冥さん」
「何ですか?神楽さん」
「私たちも、お買い物・・・行きませんか?」
「・・・よろしいですよ」
「やった~!それじゃ、行きましょう」
何処かで偶然、黄泉と出会ってしまうことを考えずにただ楽しんでいる神楽であった。
248:神楽と冥と黄泉
11/03/20 22:10:55.20 yfycARpd
買い物をして満足そうな神楽。ふと、冥に提案を持ちかける。
「あの・・・冥さん・・」
「何ですか、神楽さん」
「手を・・その・・つなぎませんか?」
「手、ですか?かまいませんよ」
「やった!えへへっ」
「おかしな神楽さんですね」
お互いに手をつなぎ、まるで姉妹のように歩く二人。しかし、二人の前方に黄泉と紀之が迫って
いることにまるで気がついていなかった。
249:名無しさん@秘密の花園
11/03/22 22:14:43.13 4a25PZLY
続き期待
250:名無しさん@秘密の花園
11/03/23 02:24:13.86 9YiOv+xh
期待
251:神楽と冥と黄泉
11/03/24 17:58:30.92 2vLzxLz6
「はぁ・・・紀之と一緒に買い物なんて・・・はぁ・・」
「おい、それはどう言う意味だよ」
「何よ、そのままの意味だけどっ!」
「な、何だとっ!」
「ふんっ!!」
ふと横を見た黄泉の視線の先には、仲良く手を繋いでいる神楽と冥の姿があった。
(おかしい、神楽は冥姉さんと家にいるはずでは・・・・それにしても、あんなにも楽しそうに・・く、悔しい・・・)
「おい、黄泉?どうした」
「紀之ごめん・・・先帰って」
「お、おい・・・どうしたんだ?」
「それじゃ」
「一体何なんだ~?黄泉の奴」
黄泉は急いで二人の方へ早足で歩き始める。
「冥さ~ん」
「何ですか?神楽さん」
「呼んでみただけです、えへへ」
「まったくもう、神楽さんたら」
こんな会話をしつつ、二人は仲良く歩いていた。神楽は突然背後から強烈な殺気を感じた。それは、冥も気づいたようである。
「冥さん」
「何ですか?神楽さん」
「あの、後ろから・・・その・・・」
「神楽さんも感じるのですか?」
「は、はい・・・どうしましょう」
「いっそ後ろを振り向く、と言うのはどうでしょう」
「え、えええええ!!振り向いちゃうんですか!?危ないですよ、危険です」
「いいえ、この殺気は主に私へ向けられているものです」
「そうなんですか?」
「そうです、間違いありません・・・私が神楽さん、あなたと手を繋いで歩いているからです」
「どう言うことですか?」
「この殺気は・・・黄泉です」
「よ、黄泉!?・・・お姉ちゃん?」
「そうです、神楽さん・・・後ろを少し振り返ってみて下さい」
「はい・・・」
神楽は渋々後ろを見た。そこには確かに黄泉がいた。まるで競歩のように二人に迫ってきていた。
「どうしますか?冥さん」
「ふん、簡単ですよ、神楽さん」
「な、何をするんですか?」
「黄泉の狙いはあなたです。・・・(悲しいことに)ですから、あなたが黄泉と遊んで差し上げたらよろしくて」
「で、でも私は・・・」
「今はそうする他ありません。お願いできますか?神楽さん」
「は、はい!私、がんばります」
神楽は決心したように後ろを見ると黄泉はもうすぐ後ろに笑顔で立っていた。
252:神楽と冥と黄泉
11/03/24 18:05:01.68 2vLzxLz6
「ハッロ~神楽、それと冥姉さんもこんにちは」
「よ、黄泉・・・お姉ちゃん」
「どうしたの黄泉、今日はお一人でお買い物ではなくて?」
「そうなんです『うちの神楽』が付き合ってくれなくて」
「そうですか、私は『わたしの神楽さん」に誘われてお買い物へ」
「ちょ、ちょっと冥さん、黄泉お姉ちゃんも」
困惑する神楽。冥と黄泉は笑顔で神楽を奪い合っていた。
「それにしても、どうして二人は手なんか繋いでいるの?神楽」
笑顔で聞かれても、いつもの笑顔ではなかった。黄泉の後ろには黒いオーラが確実に出てきた。
「そ、それは・・・・」
「私たちの仲がよろしいからです」
神楽を見かねた冥が言った。
「へーっ、私とは繋いでくれないのに、冥姉さんとは繋ぐんだ」
「そ、それはっ!」
「最近じゃ全然お風呂も一緒に入ってくれないし」
「わ、私はもう子供じゃないもん」
「か、神楽が反抗期に」
「違うって」
「いいや、違わない!昔はい~っつも私にくっついてたのに」
「だ~か~ら!」
「私、帰ります」
「え?冥さん帰っちゃうんですか?」
「はい、もう後はお二人でどうぞ・・・それと黄泉、あまり神楽さんに心配を掛けてはいけませんよ」
「え?は、はい」
冥は二人を残して帰ってしまった。冥は気がついていた、神楽が何故自分とばかり一緒にいたのか、黄泉を避け続けていたのかと言うことに。
「私も報われませんわね」
一方、残された神楽は、黄泉の機嫌を直すことに一杯一杯だった。
253:名無しさん@秘密の花園
11/04/05 23:20:33.11 TvlKw4ss
てす
254:名無しさん@秘密の花園
11/07/09 05:09:23.90 sJOJQRba
255:名無しさん@秘密の花園
11/11/18 22:05:14.65 b89IgDFH
最終12巻を立ち読みしたら、黄泉は神楽と魂繋がった守護霊状態で生きてる?エンドだったんだね。
どうせ消滅するんだろうなと思ってたから意外。
256:名無しさん@秘密の花園
12/01/18 05:28:42.67 0gaxm/ZV
漫画版では最初はお互い大した思い入れも無いただの中ボスみたいな扱いだったのにな
257:名無しさん@秘密の花園
12/01/18 07:57:01.89 JGn3D7r0
>>256
うん、ちゃんとよんでねえだろw
258:名無しさん@秘密の花園
12/01/22 23:04:38.54 RbrnyWQa
喰霊の百合スレってこんな過疎でしたっけ
作品的にすげー栄えてそうなイメージだったんだけど
259:名無しさん@秘密の花園
12/01/26 11:42:28.24 NGKGlLT8
前スレはわりと盛り上がってたよ
SSの投下もあったし
そういや、ここに投下されたSSって、どこにも保管されてないのかな
だとしたら、もったいないな
260:名無しさん@秘密の花園
12/04/30 19:36:33.90 Yf3mx6T4
>>255
でも黄泉は紀之、神楽は主人公とラブラブエンドって聞いたんだけど違うの?
261:名無しさん@秘密の花園
12/05/04 10:14:23.44 LizYZ1IJ
>>260
読んでから自分で判断しろよw
262:名無しさん@秘密の花園
12/05/21 10:59:17.76 AUzOtJDu
>>261
お前に聞いてねーからw
263:名無しさん@秘密の花園
12/09/26 20:23:43.65 C/NKnrZg
パチスロ化おめ
264:名無しさん@秘密の花園
12/09/28 20:34:31.25 ELK75ZfU
打ちに行きます