【職人さん】こーださん×寶兒タソ2【いらっしゃい】at LESBIAN【職人さん】こーださん×寶兒タソ2【いらっしゃい】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト50:I'm a liar―BoA'sSIDE1― 07/04/07 04:13:09 leJhOIKa 夜中に目が覚める。 隣で私に背を向けて眠る彼女の肩がゆっくりと上下していた。 首にかかる細い髪の毛をそっと指先で払って 暗闇に浮かぶような白さのうなじに、私は唇を寄せる。 強引に自分から求めた日から、私は“彼女”の記憶を彼女で埋めていく。 「ん…」 小さく彼女の肩が震えた。 「あ…ごめん 起こしちゃった…?」 「うん… 起きた…」 眠そうなふにゃふにゃした声が可愛くて、私は華奢な背中を抱き寄せる。 首筋に顔を埋めて深呼吸すると、自分と同じシャンプーの香り。 今はこれが一番落ち着く。 再びじゃれるようにキスをすると、くすぐったいのか彼女はクスクス笑った。 「ねぇ…」 「ん?」 「前につきあってたヒトと…なんで別れちゃったんだっけ?」 「…えっ?」 唐突な質問に私は思わず固まってしまう。 51:I'm a liar―BoA'sSIDE2― 07/04/07 04:13:58 leJhOIKa 「前に…話さなかったっけ?」 「喧嘩別れってとこまでは聞いたよ 私が知りたいのはその理由」 でも、今となっては過去のこと。気兼ねなく話せる。 「うーん… 色んなものが積み重なっちゃったからかな」 「色んなもの?」 「うん 我慢したり、相手を信じられなくなったり…素直に…なれなかったり…」 「…素直になれなかったんだ?」 「…うん」 「…なんで?」 幼い子供のように質問を繰り返す彼女を強く抱きしめる。 「…素直になるのが怖いくらい好きだった…のかもしれない」 「なにが怖かったの?」 「…素直になりすぎて嫌われるのが…怖かったの…かな…?」 「そんなに好きだったんだね…そのヒトのこと…」 「…多分ね」 「私の前だと驚くくらい素直なのにね…」 少しだけ棘のある言い方にギクリとなる。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch