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○「居場所」と「出番」確保を
法務省は2006年から、刑務所などで性犯罪者の更生プログラムを導入した。感情をコントロールする方法などを身に付ける再犯防止策だ。
同省が12年に公表した検証結果によると、刑務所を出所後の性犯罪の再犯率は受講者が12.8%。非受講者(15.4%)より低かったものの「効果は実証できなかった」という。
龍谷大学法科大学院の浜井浩一教授(犯罪学)は「更生は、矯正施設の中だけでは完結しない」と指摘する。
社会に出ても「性犯罪者」というレッテルから逃れられず、排除され、自己評価が低下し、自分はどうなっても構わないと感じる。
浜井教授は「社会の中で孤独を感じてストレスになり、プログラムの効果が薄れる。社会に出てからの継続的なアフターケアが不可欠」と強調する。
【神奈川新聞】 2014.07.20 13:00:00
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