14/05/17 00:34:03.09 ohv9GKt2i
以下は生前の眞紀から聞いた話で、前からここにも書こうと思ってたことだ。
お姉ちゃん大好きな眞紀は、早紀も俺を好きなことは知っていた。
そこで眞紀は早紀と俺を積極的に近づけた。純粋に、早紀と分け合いたいと思ったらしい。
俺と早紀が体の関係をもつことは、嫌どころか嬉しかったらしい。
計算違いなのは、思いの外早紀の気持ちが強かったこと。自分以上だと思ったらしい。
眞紀は腹を決めた。もし俺が最終的に早紀を選んでも、2人を怨むまい。
とにかく本当にそうなるまでは自分が彼女でいよう、と。
一方の早紀もかなりの妹思いだ。
眞紀の覚悟を聞かされて、自分が一歩退き、恋人・未来のお嫁さんという眞紀の位置は侵さないと決めた。
それで早紀は、俺と眞紀にそれを宣言した。自分はずっと一緒にいることさえできればそれでいいと。
母親が俺に支えを求めているが、自分はそんな関係でいいと。
そして紀美代さんに関しては、もう単純に娘から親への恩返し・・・と言ったらおかしいが。
離婚後必死に頑張って並以上の生活をさせてくれている母親。
俺という、久々に家族の中に入ってきた男。その俺に、母親は頼り支えられたがっている。
じゃあ分け合おうか、と。母親にもそんな息抜きがあっていいよねと。
まあ、眞紀の考えそうなことではある。