04/08/17 22:15
先週土曜日(現地時間)アテネオリンピック・ビーチバレーコートで、オレンジ色のビキニを着用した12人のチアリーダー達の
ダンスショーが行われ、試合観戦に訪れた観客達の大きな注目を浴びた。
この”ダンスチーム”は試合の合間、次のセットが始まるまでの間、そして試合中のタイムアウト時などに登場。ビーチバレーの
世界選手権ではこういったパフォーマンスは今までにもあったが、オリンピックではほとんど前例がないという。
真剣勝負の場所であるにもかかわらず、ある意味不謹慎なセクシーダンスが行われることに対して女子選手達からは
非難の声があがっているようだ。女子ビーチボール選手であるニコール・サンダーソンさんは、「試合に出場しない女の子達に
ビキニを着せて、しかも踊らせるなんて(選手に対して)失礼だわ。」と語る。
また、サンダーソンさんのチームパートナーであるナタリー・クックさん(シドニーオリンピック女子ビーチバレー金メダリスト)は、
「もし男子の試合でも同じように水着を着た色男達によるダンスパフォーマンスを行えば、男子出場選手達もきっと同じ様(不快)に
思うはずよ。」と話す。
実際に行われたビーチバレー予選第一日目では、試合を実況中継するアナウンサーが英語とギリシャ語で観客を盛り上げ、
DJが点数が入る度に1950年代のロックミュージックを流して試合を演出した。
ビーチバレーの観客達は「静かに!」などという要求は全く受け入れず、アナウンサーはもっと騒いで選手達を応援するようにと
マイクで大声を張り上げる。選手達の意思とは関係なく、ビキニダンスも試合を盛り上げる演出としてこれからも多くの観客を
引きつける要因となりそうだ。
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