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世は確定申告のシーズン。そんな中、ネット上に現役グラビアアイドルAの平成23年分の支払い調書の画像が流出して騒ぎになっている。
支払い調書には昨年1年間の出演料と源泉徴収額が記されているが、驚くのはその金額。たったの104万円ぽっちだったのである。立派なワーキングプアだ。
Aは高校時代からローカルタレントとして活躍し、高校卒業後、大手芸能プロの系列事務所に所属。04年に映画デビューを果たし、その後は戦隊ヒーロー番組のヒロインにも抜擢された。
世間的な認知度はイマイチだが、コンスタントにバラエティー番組に出演したり、DVDを発売したりと、それなりに忙しい毎日を送っている。にもかかわらず、パートの主婦よりも稼ぎが少ない。
「グラドルといっても月給5万円以下はザラ。ここ数年は雑誌の表紙やグラビアはAKB48の寡占状態が続いている。他のグラドルは仕事が回ってこない。開店休業状態のコがほとんどです」(芸能プロ関係者)
たまにグラビア誌などで水着の撮影があっても、お金のかかる海外ロケなんて夢のまた夢だ。
「水着ロケはもっぱら千葉の九十九里。弱小事務所はアイドルマニアを相手に都心の公園で水着撮影会を開いて糊口をしのいでいます。参加料は1万円前後と高額ですが、タレントには交通費しか渡していません」(グラビア関係者)
食えなきゃアルバイトをするしかなく、水商売に流れるケースが多い。
「現役グラドルといえば銀座の高級クラブでもチヤホヤされましたが、今や数が増えすぎて価値も暴落。ホステスとしても稼げなくなっている。
最近はAV女優やグラドルが在籍するガールズバーが風営法違反で摘発されていますが、食い詰めたグラドルの成れの果てですね」(芸能ライター)
顔で笑って、心で泣いて。グラビアアイドルもツラい……。
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