10/03/19 22:49:33 xPoTu1vB0
その日は朝から奈美は憂鬱だった。
2週間ぶりのバイトの休日で今日一日寝倒すぞ、と決めていたのに
美容学校に通っている幼な馴染み響子が
メイクの練習台になってくれないかと頼み込んできたのだ。
人から頼まれると断り切れない性格の奈美は
気持ちとは裏腹に「うん・・・いいよ・・・」と、引き受けてしまったのだった。
「メイクなんて、どうせ1,2時間で終わるよね。その後にぐっすり寝よう・・・」
その時の彼女は、その後まさかあんな事になるとは思ってもいなかった・・・