囚人服の女の子に萌えるスレ6at FETI
囚人服の女の子に萌えるスレ6 - 暇つぶし2ch143:まぁ社長  ◆zXs6RxXELw
08/08/15 12:58:42 h7HeoGaP0
こういう話。アイディアメモみたいで申し訳ないのですが

服装は素肌に水色のワンピースと首輪。首輪にはシリアルナンバー。
フリーサイズのワンピースは木綿の厚手の生地でゴワゴワして痛い。
下着の支給は無いが、支給されている手ぬぐいやタオルで性器を隠すのは関与しない。
新入りはかっても解からず乳首を磨れて赤く腫れている。

休み時間、刑務管と呼ばれる先生とすれ違うときは、ワンピース、ココでは巻頭衣。
巻頭衣(単純に体を隠して頭を出すだけの安っぽい服だから)
巻頭衣を胸下までまくって尻を丸出しにして、胸を廊下の床に直接押し付ける。
後ろから見られれば、大事な場所が丸見えになるから、廊下の壁に向けてお尻を突き上げる。

視線は刑務間を直視し、服従と敬意を向けた視線を向ける。校則でわざわざ書いてある。
刑務管は生徒に一瞥もしない。
できて当然の事に評価などしなし、遅れるものが居ても無視する。
ここでは優秀な人間などいない。下等な人間だからココで教育されている。
能力が劣っているという理由で罰を受けることもないが、優秀だからといってほめる事は無い。

徹底的な服従と従順を求め矯正する。
たかが、地面に胸をつけて尻を上げるだけ、何も難しいことはない。
刑務管は休み時間毎に廊下を巡回する。生徒はなるたけ壁際によって服従のポーズをする。
100人近い少女達がお尻を丸出しにして、見上げる光景は圧巻だった。


午後サンと完全にノリは違います。

144:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/15 14:58:35 bSYZ0Lnz0
昨日はサルになってしまい、あの続きが投下できませんでしたorz


>>139-141  支援ありがとうございます~。

>>142-143

そうですよね、別の作品が読みたいと思っている人もたくさんいると思うので…
正直なところ、5スレ目はほとんど自分で消費してしまい申し訳なく思っていました。
これをきっかけに、しばらく充電。「まぁ社長」さんにバトンタッチします。

それではまたいつの日か~。

145:大阪
08/08/15 19:40:07 DnrdvhLP0
午後さんしばらく養生してください
読ませてもらってるだけで申し訳ないですが
まぁ社長さん期待してます

146:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/15 23:00:50 v/fZCJgLO
午後さんお疲れさまです
さて、私も役目を休止しますので名無しに戻りますー

( ̄ー ̄)ノシ

147:名無しさん@ピンキー
08/08/16 00:56:34 BR1RKYyxO
まあ社長さん
スレタイ通りな萌え読み物期待してますよー

148:名無しさん@ピンキー
08/08/16 21:36:49 BR1RKYyxQ
先支援しときます。

まぁ社長氏は午後さんと同じ深夜投稿なのかな?

スレ閲覧者が萌えられるかは
まぁ社長氏次第ですので頑張ってくださいな。

149:名無しさん@ピンキー
08/08/17 00:13:23 1scJgOLb0
急に静かになったですね・・・・さびしい
新作はこないのかな

150:名無しさん@ピンキー
08/08/17 00:19:07 VnBWTCPqO
>>149

過疎化してますねえ

午後さんの新作はここでは当分(次スレまでは)ないですし。

151:名無しさん@ピンキー
08/08/17 00:24:30 1scJgOLb0
>>150 
ここではないところで読めますか?>新作・・・・
次スレまでないのって本当?;;

152:名無しさん@ピンキー
08/08/17 01:18:08 VnBWTCPqO
>>151
ブログをたまに覗いてみるといいかも

153:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:11:35 1scJgOLb0
>>143
まぁ社長さん「魔法先生ネギま!エロパロスレ29」でSS投下しているのを見つけました。
もとのアニメは知らないのでよくわからないのですが、勢いのある文章でスレの人たちもGJしていましたね。
午後氏去った後のこの過疎っぷりを解消してください!!><
あと質問ですが他にも似たようなSS読めるところありますか?

154:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:13:07 1scJgOLb0
自分が見つけたのはここです。この作者さんの文はとてもいいと思います
完全拘束・超拘束に萌える
スレリンク(feti板)


155:名無しさん@ピンキー
08/08/17 23:21:13 VnBWTCPqO
dat落ちになりそうですな(^^;)

まぁ投稿する人居ないからしかたがないね( ̄ー ̄)

156:名無しさん@ピンキー
08/08/17 23:54:35 w18Ue1Ou0
>>155
ななしに戻るなら、その顔文字もやめた方がいいですよw

157:名無しさん@ピンキー
08/08/18 00:36:26 /T0oQZBA0
>>156
同意です。自分もそうおもう。あまり煽ると雰囲気悪くなるからやめて欲しい。
午後さんもまぁ社長さんも書きにくくなる。ここは荒れないから好きだったのに。
名無しでも顔文字や口調ですぐにわかります。


158:名無しさん@ピンキー
08/08/18 01:38:17 qJXWR5eQO
>>155>>156
了解しました。

ブログの管理に専念することにします。

159:名無しさん@ピンキー
08/08/18 01:40:32 qJXWR5eQO
訂正
>>156>>157宛てでした。

160:名無しさん@ピンキー
08/08/19 07:33:36 e+dhm5Q10
sage

161:名無しさん@ピンキー
08/08/19 07:33:47 e+dhm5Q10
sage

162:名無しさん@ピンキー
08/08/19 20:29:21 yGk0iM1o0
新作が読みたいです。。。。
職人さん(屮゚∀゚)屮 カモーン

163:名無しさん@ピンキー
08/08/20 01:01:04 agkdJm0u0
過疎化・・・なぜ?

164:名無しさん@ピンキー
08/08/20 15:05:00 i88pt+oS0
支援

165:名無しさん@ピンキー
08/08/20 23:31:32 vhH9iNT20
>>143はどうなってるん?午後氏は?
支援したいけれど作品の投稿が………

166:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:20:05 kbA+Eydq0
中世にタイムスリップしてしまった少女たちが
魔女狩りに囚われ、鎖に繋がれてさまざまな責め苦を受けるSS

スレリンク(sm板)

167:名無しさん@ピンキー
08/08/21 22:04:42 Ju4t7Eh70
>>166
宣伝乙
読んだけど・・・・作者が・・・・・なんかイヤ・・・・・

168:名無しさん@ピンキー
08/08/21 22:16:38 Ju4t7Eh70
>>154のはこっちの住人の趣向にまだ近いか
だけどなかなか進まない・・・・・
他のこの手のSSの情報キボン。ネタ飢え中。

169:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:32:30 LPGM+gfo0
支援
>>168
どうすればいいんだ・・・

170:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:50:28 leB7vfmoO
支援

171:名無しさん@ピンキー
08/08/23 18:49:37 4ipb7URI0
あげ

172:名無しさん@ピンキー
08/08/23 23:38:23 LtqlelUM0
かなり下がってたね。今回はあげGJでござりまする!
刑務所ものというか、こういうガチガチ拘束系は他に知らないですなぁ。
すぐにヤラレタり、殺されたりするのは多く見るが。
あとは逮捕体験談をつづったブログなんかがあって、結構萌えた記憶がある。
>>154の小説読んだ。まだ、始まったばかりで何とも言えないが、期待はできそうですな。
文体が午後氏と似ている気がするが同一人物か?作者コメントを見る限りは別人だが。
長くなったが支援。

173:名無しさん@ピンキー
08/08/24 00:05:00 pqPAI9dB0


174:名無しさん@ピンキー
08/08/24 15:06:34 kh1rr/AS0
下げ支援
こんなのもあるしな。
URLリンク(www.hemper.com)


175:名無しさん@ピンキー
08/08/24 22:18:24 nLgoD3tw0
>>174
逮捕体験談ですねー。女性のだともっと良いのですが。

176:名無しさん@ピンキー
08/08/25 12:09:23 RyrdIUK4O
>>165
午後氏の新作はブログで更新してますよ。

177:名無しさん@ピンキー
08/08/25 20:12:11 29vH6Sg30
>>176ブログ管理人乙。報告無くてもスレ住人は知ってるかとw
本当はここに投稿があったときのリアルタイムな感じが良かった。
mixi見られないし。新作予告した人は書き逃げっぽいし。。。

178:名無しさん@ピンキー
08/08/25 20:36:35 RyrdIUK4O
>>177
バレバレですか○| ̄|_

179:名無しさん@ピンキー
08/08/25 20:53:14 29vH6Sg30
>>178バレバレだし午後氏も他の投稿者も書きにくくしたのはあなたでしょうに
とりあえず新章アップしておいてくれれば許す

180:名無しさん@ピンキー
08/08/25 21:59:12 RyrdIUK4O
>>179
少なくとも午後氏が書きにくくしたのは
私のせいではないですよ
私のせいならそもそも新作をブログに掲載することを
承諾させてもらえませんからね

181:名無しさん@ピンキー
08/08/25 22:04:55 RyrdIUK4O
まあ更新報告なくてもいいみたいなので
午後氏復帰するまで消えておきます。

182:名無しさん@ピンキー
08/08/25 22:20:56 29vH6Sg30
>>181俺のカキコで気分を害したのならスマンかった。だけど一連の挑発的なカキコや今の捨て台詞とか
荒れる原因になるからやめてくれ。ここの住人はスレが荒れることじゃなくSSが投稿されることを望んでいるはずだろ?
管理人氏の気持ちもわかるが投稿が止まったのは残念だけど事実だ。穏やかに待とうや。

183:名無しさん@ピンキー
08/08/25 22:49:51 RyrdIUK4O
>>182
了解しました。こちらも大人気なかったです。

184:名無しさん@ピンキー
08/08/25 22:57:27 29vH6Sg30
>>183了解thx。とりあえずブログ更新を待ってる。こっちも大人げなかった。
スマン。これ以上は荒らしになるのでスルーしてくれ。

185:名無しさん@ピンキー
08/08/26 01:13:53 vkI9ss2CO
午後氏の小説はとても好きでふ^^

186:名無しさん@ピンキー
08/08/26 01:14:56 hWhItW140
まったり気長に行きましょう!

187:名無しさん@ピンキー
08/08/26 01:46:00 nYv4n0at0
管理人は、独点していると誤解を与えているのではないだろうか?

188:名無しさん@ピンキー
08/08/26 20:21:37 34SdxZka0
>>185
おお!!完全拘束スレの作者氏ではないですか。あちらも期待しております。

189:名無しさん@ピンキー
08/08/26 23:04:38 MElOhpPG0
下げ支援

190:名無しさん@ピンキー
08/08/28 01:35:28 0ZCUgky10
保守

191:名無しさん@ピンキー
08/08/28 23:15:54 4m8MvWBY0
保守

192:名無しさん@ピンキー
08/08/29 22:08:57 5S79l/+M0


193:名無しさん@ピンキー
08/08/29 23:16:14 u2cWHmtP0
保守


194:名無しさん@ピンキー
08/08/30 23:37:14 mruinTAW0
下げ支援

195:名無しさん@ピンキー
08/08/30 23:57:04 Ar6bdrZi0


196:名無しさん@ピンキー
08/09/01 00:05:59 D+5OKv1N0
保守

197:名無しさん@ピンキー
08/09/01 04:20:56 MNulEiQU0
スレリンク(feti板)


198:名無しさん@ピンキー
08/09/02 11:51:25 R/SXdRlL0

なんなんだこれ?

199:名無しさん@ピンキー
08/09/03 00:25:53 3EoPjAvH0
保守

200:名無しさん@ピンキー
08/09/03 23:52:19 Q5XIKXqc0
下げ支援

201:名無しさん@ピンキー
08/09/05 00:14:58 Mj5zJKNN0
過疎化している。

202:名無しさん@ピンキー
08/09/05 00:49:01 EYmD6ipp0
④です

203:名無しさん@ピンキー
08/09/06 09:06:59 ss3WFy4o0
保守

204:名無しさん@ピンキー
08/09/09 22:30:42 zi6kbkUa0
保守

205:名無しさん@ピンキー
08/09/10 12:44:39 xSA5rpbi0
フリースクールの虐待が問題になってるが
午後さんの書く監守の方かずっと愛があるね

206:名無しさん@ピンキー
08/09/10 21:47:21 pq3B+Pln0
うんそう思う。ちなみに「看守」ね。フリースクールの事件は萌えそうで萌えない。。。
早く続きが読みたい。バトンタッチされたはずの人は完全に書き逃げだなぁ。。。ここを見て何を思っているんだろ
あれさえなければもう少しここで続けてくれたのかもと思えてくる。

207:名無しさん@ピンキー
08/09/11 23:16:39 TU1o/dHh0
いやぁあれがなくても、午後さんは隠れてたと思うよ

208:名無しさん@ピンキー
08/09/12 21:55:28 iq9kWybU0
いまだにまぁ社長を待っている人いる?あそこまで原案書いているんだからそろそろ投稿あってもいいのに。
午後氏以外の作者ってそんなにいないものなのか、全然出てこない。誰でもいいから書いて。

209:名無しさん@ピンキー
08/09/13 00:25:08 lORZUQ/w0
>>208
はい、社長様を待っています。

210:名無しさん@ピンキー
08/09/15 01:54:14 vq9lmyc20
保守

211:名無しさん@ピンキー
08/09/16 03:13:56 B/H5yoWM0
>>208
他のスレでどんな大作書いてるか知らないけど
遠回しに他の作者批判しに来ただけの人じゃない?
書き方も横柄な感じだったし、迷惑な人にしか見えなかったけどなぁ

212:名無しさん@ピンキー
08/09/16 18:54:04 gqPvXnvw0
同意 普通に「午後さん」と書けばいいところを「午後サン」と書いてたりして
ちょっと何だかなぁという印象だ
それでも投稿があればまだいいけれどあの後一切何も無しだし 


213:名無しさん@ピンキー
08/09/18 22:46:04 nKdjugD00
保守

214:名無しさん@ピンキー
08/09/19 23:02:42 4LEjRbJb0
確かに書き手側に居る人なら現実に連載してる人の文章を引き合いに出して
「~よりも・・・好きです」を繰り返したり
「ベクトルが違う」とか
他の書き手を尊重するって思いやりがかけてるように見えるよな

保守


215:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/09/19 23:33:58 aEcNUrch0
コッソリ覗きに来ました。ちょっと荒れ気味なのが気になってしまって…。
今月中旬からかなり忙しくなって、なかなか新作や続編の妄想までに至りません(;・∀・)
それでもスローペースで続けていますので、どこかで確認してください~。

別の人の投稿を邪魔していたかなぁと思って、バトンタッチしたのですけれどね。
う~ん、やっぱり過疎化するのは寂しいです。
画像などの小ネタとか、小妄想とか、そういう類の投稿でもあればもっとスレが
盛り上がりながら進むと思うのですけれど…。
マッタリ楽しくいきませんか???

216:名無しさん@ピンキー
08/09/21 20:28:53 QzM0UbU/0
保守

217:名無しさん@ピンキー
08/09/24 01:03:56 4CzsKekK0
保守

218:名無しさん@ピンキー
08/09/26 06:52:33 wRTOjBWZ0
保守

219:名無しさん@ピンキー
08/09/29 21:34:59 TdcsXC2c0
保守

220:名無しさん@ピンキー
08/10/01 01:20:28 hkW9r9XR0
保守

221:たらりん
08/10/01 22:58:13 JIul0J9b0
以前少しだけ小説投稿した者ですが、なんだか
あれてますねえ。

囚人といっても午後氏さんのような少女囚も
あれば自分の書いてた熟女囚やいろんなアイデア
あると思うんで、皆でリレーみたいなことして
行けばどうでしょうか?

222:名無しさん@ピンキー
08/10/02 19:14:47 sQrlFSTr0
スレリンク(feti板)

223:名無しさん@ピンキー
08/10/04 01:21:52 KME/h2Vs0
保守

224:名無しさん@ピンキー
08/10/05 02:45:40 iW25ZR260
手錠で護送中のシーンがあるよ。


エスカレーション(堀の中の少女達)

芹沢由紀子

講談社 KC Dessest

225:名無しさん@ピンキー
08/10/05 02:55:27 RCsR2ZEZ0
URLリンク(shop.kodansha.jp)

226:名無しさん@ピンキー
08/10/05 23:48:32 FuFw9sNc0
保守

227:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:26:52 7eWooMzh0
保守

228:名無しさん@ピンキー
08/10/08 21:57:33 1LfdHK1Z0
保守

229:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:36:52 tgxGT/sJ0
保守

230:名無しさん@ピンキー
08/10/11 01:07:14 maKxNZNh0
④です

231:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:01:43 EAA4j8370
あげ

232:名無しさん@ピンキー
08/10/13 10:16:51 OypjKsMd0
④です

233:名無しさん@ピンキー
08/10/16 07:37:18 VqyuGgzb0
保守

234:名無しさん@ピンキー
08/10/19 01:31:32 3rP8nFC20
まだなんですか?

235:囚人惑星  ◆zXs6RxXELw
08/10/19 14:06:09 bvYKQ47B0
 私達はこれからどうなるのだろう?
 訓練艦『リトルアイランド』惑星間移動が当たり前になった時代。さまざまな恒星間国家が乱立
する群雄割拠の時代の終わり、戦争と独立の時代は終わり今は緊張感のある共存の時代に
なっていた。宇宙のどこかで戦争をやっているが私は戦争を知らない。
 時代は恒星間を行き来する船で働くのが一般的だ。
 大きな企業はみんな星間を行き来する船に本拠を移して大地は農業か工業のプラント惑星で人類
の歴史は星の上ではなく船の中で動いていた。
 私が生まれた星は、ほとんどが農地に改良されたプラント惑星で歴史も文化も無い。
 人口4000万人のうち98%は農業従事者で、残りは行政官と宙港管理者だ。
 だから、自分達が所属している恒星間国家の歴史もあまりよく知らなかった。もちろん学校も
あるし毎日が平和で充実といえば充実していた。
 14歳のある日、進路希望調査があった。クラスの半分ぐらいの人は故郷を捨てる。この星は故郷と
呼ぶには何の愛着もないのだろう。残って残りの人生を土をいじって戯れるのも悪い人生ではないと思っていた。
 現に私の祖父母もその前の先代もずっとこの星で農業をしていた。
 農業といっても山ぐらい大きいプランター(でかい土壌改良工作機)で広大な土地を耕すだけ
退屈で刺激の無い毎日が待っていた。
 そんな時、友達に誘われたのだ。
『大型スペースシップ客室乗務員下等免許』
 宇宙船に乗ってお弁当を売ったり掃除したりする免許で満12歳から取れる公式免許だ。
 昔、星間戦争が当たり前だった時代、孤児が大量に増えたこと。次に惑星上に住む人間は
敵の良い的だった。多くの人類は移動する船に生活の場所を移した。
 もう12歳は面倒見切れないので、基本的な宇宙での生存のすべを教えると、孤児達は自分の
力で船を渡り歩いて大人になっていた名残だそうだ。

236:囚人惑星  ◆zXs6RxXELw
08/10/19 14:26:57 bvYKQ47B0
 来年、高等部にあがる私でも取れる資格で確かにまとまったお金があれば服とか買える。
 大人になって農業だけで食べていこうにも何かと入り用になったとき不便だ。
 うちは祖父母どころか曾じいちゃんも健在で働き手は十分、食うには困らないが年頃の女の子としては
手持ちがさびしいし、将来的には私が上にあがって出稼ぎしてココに帰ってくるのも悪くない気がした。
 この星でお金を稼ごうにも働く場所なんか無い。
 だからみんな宇宙で働ける資格を取る。今は半分くらいだけど、大学まで進めばほとんど同級生は
宇宙で就職してしまうだろう。
 なら、早い方がいい。
 私はサインして同級生の何人かと一ヵ月後には訓練艦『リトルアイランド』で、講義を受けていた。
 この辺の宙域から宇宙で働く免許を勉強しに子供達が集められ、ほとんど子供で運行している
船だ。

 最初の講義で自己紹介の途中だった。
 艦内に大きな警報音。私はびっくりして飛び出した。ドラマでやっていたのだ。
 危険度AAA船圧壊の危険、至急最寄の救難艇に行きなさい。
 すれ違う学生はのんびりしていた。「どうせまた訓練だ」
 そんな声を聞いた。
 私が救命艇に飛び乗って、5分くらいで20人くらい女の子がチラホラと乗って、シークエンスどおり
減圧が行われ救命艇は訓練艦『リトルアイランド』から離れた。
 それから数分もしないで訓練艦はゆっくりねじれるように圧壊した。
 私があの船に乗っていたのは1時間もみたない。
 自分の星から農作物をこの船に荷おろしする船に便乗して、そのまま手続きして、それから
ちょうど授業中だったクラスでクラスメイトと自己紹介してる最中だった。

237:囚人惑星  ◆zXs6RxXELw
08/10/19 14:40:50 bvYKQ47B0
 漂流生活は以外と快適だった。
 もともと、300人は収容できる救命艇に20人しか乗っていない。
 だまっていれば遅くても1週間で救命信号をキャッチした通りがかりの船が拾ってくれるはずだった。
 船の行き来は私の故郷の星とは比べ物にならないくらい頻繁な航路だ。
 すぐ助けが来る…。

 私達はこれからどうなるのだろう?

 助けは一月過ぎても来なかった。
 難度も自答しても答えなんか出ないがんばりようが無い。ただ待つだけ。
 幸い水も食料も酸素も後1年は持つ。
 死んだみんなには悪かったけど、もう、子供のころからずっと一緒にいて家族同然のクラスメート
と死別したのに全然悲しくなかった。
 ちょっと現実感がなかったし、私が結構あっさり助かったのでみんなもあっさり助かってるような
気がした。でも、漂流生活が長いのかだんだん不安の方がました。
 私は背も小さかったし、知り合いもいないし、何より田舎のプラント惑星出身だと話すのが気恥ずかしくて
誰とも話さないで救命艇の自分に割り振られた部屋で引きこもっていた。

 たまに怖そうなおねぇさんがやってきて勝手にしゃべって何処かにいく。
 なんでも、このタイプの救命艇はその場からほとんど動かないで救命信号を出し続ける。機能に
何処にも異常が無いから安心しろ。大きな事故で安全度の高い救命艇は後回しになっているだけだ。
 そうやって励ましてくれたのだけど、漂流時間が長くなるにつれて怖そうなお姉さんの声はだんだん
弱弱しくなっていった。

238:囚人惑星  ◆zXs6RxXELw
08/10/19 14:58:41 bvYKQ47B0
 漂流35日目。ウエストが流石に気になる。
 夜眠ろうと毛布に包まろうとしたときだ。電子ロックを無理やりこじ開けて何物かが進入してきた。
 大型の黒い球状は、機械人形の一種だと思ったが私の故郷で見る農業用とは形状がまったく違った。
 抵抗するまもなく、あっという間に吐き出されたケーブルにぐるぐる巻きにされて抱えられた。
 あっちこっちで悲鳴があがっている。
 私だけじゃなくて他の娘も同じような目にあっているらしい。

第01話 『私達はこれからどうなるのだろう?』 終了

 まぁ社長です。囚人服全然出てきませんねw
 囚人服マニアのみなさんなら、捕まって護送すまでも萌えられるはず。
 だって俺がそうだんもん。
 やはり囚人モノはつかまったとことかもやって欲しいですよ!

239:名無しさん@ピンキー
08/10/19 19:41:08 HdmItFG80
まぁ社長さんお帰りなさい

240:名無しさん@ピンキー
08/10/20 00:41:23 Vuutz2Yp0
社長さんお帰りなさい!!
楽しみにしております。

241:囚人惑星  ◆zXs6RxXELw
08/10/20 02:42:58 Ggwb07jO0
 状況がまるで飲み込めない。
 機械人形は軽々と私を持ち上げてゆっくりと動き出した。行きがけの駄賃なのか、異変を感じ取って
物陰に隠れようとした他の娘も軽々ケーブルに絡みとって持ち上げてしまう。
 わめき散らす娘も恐ろしくて声も出ない娘もいる。
 こんな時、酷く冷静になってしまう。
 私はこの時、この機械人形の駆動音の異様な静かさに驚いていた。
 わずかに自由になっている機体に触っても振動音ひとつしない。私の星の農業用機械人形は
どんな新型でも会話が出来ないくらいやかましいモノなのに、こんな大型で小型モジュール並みの
清音性能がある機械人形に私は少しだけ興味を持っていた。
 機械人形はセンサーで人間を捜し当てるのだろう。奇襲じみた最初の邂逅であっというまに全員
捕まってしまった。
 機械人形は10体あって、ひとつに二人か三人を抱えて動き出した。
 これだけ大きな機体が向かう先は、カーゴハッチで機械人形はまっすぐ静かに向かった。
 この救命艇で一番広いカーゴスペースにつくと、まず熱気がすごかった、艦内は空調システムが
働いて快適なはずなのに熱気が覆う。
 カーゴハッチを強力な熱量で無理やり溶かしてこの侵入者達は入ってきたようだ。
 どうみても完全武装の兵隊が5.6人銃口を構え、有無言わさず此方に向けている。
 救助にきたという感じではない。
「あれで全員か?」
「はい。船の運行システムでは20人とありますから全員で間違いありません」
 銃口を向けた兵隊の後ろでリーダー格の人間が何か書類を見ながら報告を受けていた。
 何故、私達に銃口を向けるのか? だれも武器なんか船に持ち込んでいない。
 ひ弱な女性ばかり20人、船の運行システムを確認すればすぐわかることだ。
 この兵隊達の目的はいったいなんだろう?

242:囚人惑星  ◆zXs6RxXELw
08/10/21 02:31:28 0qgXwMRS0
「よし、全員壁に手をつけ、足は肩幅に開け」
 銃口を突きつけられてるので私は大人しく従う。みんなも同じように壁に手をつける。
 子供だから気が緩むような雰囲気ではない。
 距離と間隔を取って油断無く包囲している。こっちは丸腰の学生なのに随分な警戒だ。
「君達の事情は大よそわかるつもりだ」
 兵隊の話をまとめるとこうだ。
1.私達が所属していた自由交易同盟は解散して、私達の船を管理していた星間学生支援機構も
当然無くこの船は法的にも誰のものでもない。つまり海賊船や非正規の不法船である。
2.自由交易同盟内は同盟同士で内乱がはじまり、これを乗じて兵隊さんが所属する帝国がここらへんの
航路及び惑星を占拠し、ここは既に帝国領内である。
3.兵隊さんの権限では私達を解放することができない。むしろ海賊や工作員の疑いがあるので帝国の憲兵に引き渡すこと。
 どれひとつとっても碌でもない話だった。
 私達のリーダーというか、自然とそうなっていたこわそうなおねぇさんが兵隊に食って掛かったが、
兵隊さん達もどうにも出来ないらしい。
 抵抗してくれれば、楽に殺せるので手続きの上では楽だが子供を殺す気は無いので辞めて欲しい。
そう提案してくると誰もが大人しくならざるえなかった。
 兵隊側も私達は完全なイレギュラーだったのだ。
 帝国にも法律があって、自国内で正式な旅券もしくは交易船免許がない場合。その船の乗組員は
海賊か敵国の工作員とみなす。もちろん私達はただの難破船の避難民だが、その判断ができる
法務官が兵隊の中にいなかった。
「さて? 君達は海賊ということでいいかな?」
「だから何ども言ってるでしょ、私達はただの学生で船の事故で漂流していた避難民だって」
「説明している。帝国の法律に許可無く宇宙に居る者は海賊か工作員だ。認めなければ
不心得者として帝国軍はそくざに壊滅せねばならない」

243:囚人惑星  ◆zXs6RxXELw
08/10/21 02:59:38 0qgXwMRS0
「ちょっと、殺すってことなの? 国際問題になるわよ!」
「私達は君たちの事を上に報告していない。まぁ上に報告すれば人質だ。祖国に不利益になるのではないかね?」
「ちょっと、どうゆう…」
「例えば、手続き上、君達が海賊ならば人質として利用されることはない。事情を説明すれば戦争被害者として
難民として収容されるが民間人だ。悪いようにはされまい」
「いやですからね、頭の固い連中に工作員だって引き渡したら同盟の捕虜だって利用される
ただの被災者として戦争終るまで待てばいい。元々国交が無いわけではない。
戦争が終ってから名乗り出ればすんなり帰れるさ」
 悪い話じゃない。
 どの道、ココはもう外国で私達が被災者であることには変わりがない。
 ここで開放されても帰る手段が無いし、外国で頼る相手もいない。同盟市民として帝国に行くよりも
被災者として行ったほうが戦争が終るまで待つとしたら都合が良いように思えた。
 問題はなぜ、兵隊がこんな事を言うのかだ…。
「君達に同情しているのと、はっきり言うと手続きが面倒なんだ。工作員として引き渡せば延々と
状況説明やらいろいろある。ようは俺達が工作員に抱え込まれていないかとか痛くもない懐を徹底的に
洗われる。君達を殺したとしても、工作員の可能性や偽装工作の可能性を疑われる。だってそうだろ
開戦直後に所属不明の船を拿捕したら不幸な民間人が乗っていた…。疑うなというのが無理だ」
「ろくな取調べもしなかったのは当人が海賊だと認めたので後方に送りました。後よろしく」
「きみ達は、向こうの大人に実は漂流していた学生だって言えばいい。ただの戦争難民なら
難民キャンプで戦争が終るまで長くても半年ほどまってれば終るさ」
「わが帝国はどさくさに領地を掠め取りにきただけだもの、同盟全土を実行支配する力はない。
十分な戦果を得れば停戦に応じてあっさり終る」
 兵隊さんは親身に私達に同情しているようだった。
 話しているうちに銃口は下ろされ、私達も誰とも無く振り向いて兵隊さんの話を聞いていた。

244:囚人惑星  ◆zXs6RxXELw
08/10/21 03:16:45 0qgXwMRS0
「どうすればいい?」
 こわいおねぇさんが兵隊さんの提案に乗るようだ。
「ココにサインしてくれればいいよ。後は救難艇を引くから、その後は本体の輸送船で後方に送られる。
後は事情を説明して難民キャンプで戦争が終るまでまってな」
「おい、机と椅子、それに書くもの持って来い」
 どやどやと机と椅子が用意された。兵隊さんはもう誰も武器を持っていなかった。
 さっそく何人かがサインしている。
 書面には自分が海賊であることや、略奪行為をしていたことが書いてあった。
 略奪行為の所は書かなくても良いじゃないかと思ったが、他の人も文句を言っている。
「いや、こういうのは形式でねこんな書類しかないんだよ」
 仕方なく渋々とサインした。
 便宜を図ってくれている兵隊さんに迷惑をかけたら悪いと思ったからだ。
 20枚分の署名入り用紙を纏めると兵隊さん達は救命艇を後にした。

「隊長よろしいのですか?」
「よろしいも何もしょうがないだろ、工作員なんかで後送したら薬で頭トロトロにされちまうよ」
「しかし海賊ってのも大差ないじゃありませんか」
「他に方法がない。運が悪すぎた。刑期が終わるころには戦争も終ってる」
「そりゃ、海賊行為なんか軽くても10年ですよ。戦争は確かに終ってるでしょうけど」
「どちらにせよ同盟は命数がつきた、帝国の叛徒に組み込まれれば、彼女達は2等国民だ。
辛い日々が待っている。これは戦争なんだ」
「救難信号に引かれて来れば、罠でもなんでもなく運の悪い避難民か…」
「もう忘れろ。一番長生きできる方法なんだ」
「一番長く苦しむ方法でもありますよ」

245:囚人惑星  ◆zXs6RxXELw
08/10/21 03:41:22 0qgXwMRS0
 そんな会話があったのは私達にわかるはずも無く、一応の安堵でみな浮かれていた。
 中々、救助来ない理由も解かった。下手をすればいきなり撃沈もありえたわけだから私達は運が良かった。
 この先は難民生活だし、戦争だっていつまで続くかも解からない。
 未来は明るいわけではないが死なないですんでることをとりあえず感謝した。

 翌日。
 後方にある本隊に合流した。
 スクリーンには初めて見る大型の宇宙戦艦が整然と整列していた。私達の祖国はとんでもないない
とこと戦争しているなと肝を冷やした。
 曳航されている救難艇はゆっくりと整列している船のさらに後方にある輸送船に引き渡された。
 そのまま1時間ぐらい待っている内に曳航していた偵察艦は飛び立ってしまった。あの兵隊さんは
挨拶もしないで飛び去ってしまった。
 この時に嫌な予感がしていたのだ。
 これは私の囚人生活の初日みたいなもんだった。
 狭い艦内からやっと出れると思ってカーゴに20人全員がそろっていた。
 すでに船内の制御システムは外部に取られていてカーゴの外に出るには遅かった。
 ゆっくりとカーゴが開くとドカドカと銃を持った女性ばかりの兵隊がこっちに銃口を向けていた。
「よーし海賊ども大人しくしろ! 子供だからといって我が帝国の法が緩くなると思うなよ!」
「ちょっと私達は…」
 言う終る前に暴動鎮圧用の高圧放水が前方から放水される。
 あっという間に壁際まで20人纏めて追いやられた。
「ごちゃちゃ騒ぐな海賊不是が! 撃ち殺すぞ」
 女の兵隊さんはヒステリックに叫んだ。
「よーし手を上げろ。動くなしゃべるな。呼吸と心臓以外は許可無くやるな。命令には絶対服従だ」

246:囚人惑星  ◆zXs6RxXELw
08/10/21 04:07:25 0qgXwMRS0
「一人ずつ武装解除確認して護送する。たっぷりと教育してやるから覚悟しておけ!」
 前の方にいた娘が恐ろしいのだろうガクガクと震えている。
「まずお前からだ手を上げたままゆっくり前に来い。他のものは手を上げたまま待ってろ」
 鋭くヒステリックな声で一番前にいた娘を促す。
 腰が引けてビクビクと命乞いをするような感じでゆっくり前に出ると左右からナイフを持った兵隊と
首輪を持った兵隊がやってくる。
 衣服を切る専門のナイフなんだろう。クビからへそにかけて、後も同じように切り裂いて、
手を上に伸ばしたまま上衣を剥ぎ取ると、あっという間にベルトごと下衣も切って下着だけにしてしまう。
 靴と靴下も脱ぐように言われて慌てて取ると下着だけになると背中を押される。
 次の首輪を持った兵隊が人間の首にペットのように首輪を装着する。そしてさっきと同じように背中を押す。
 そして、細いロープを首輪の前に通すと股間を通して首輪の後ろにある輪に通す。
 同じように首輪と下着だけになった次の娘にも前にロープを通して股間を区切らせて後ろの輪に通す。
 これでは誰かが座ったり列を乱せば全員に股間にロープが食い込む。
 構造上、閉めるのは簡単だけど緩めるのは簡単ではない。囚人を護送するにはうってつけの方法だろう。


終わり!
やっと囚人らしくなってきました。前フリ長すぎ。
明日は更新不可能なので感想とか下さい。
明後日も難しいので木曜日にはなんとか続き書きたいです。
 

247:名無しさん@ピンキー
08/10/22 01:43:51 aYh0J9TB0
SFものですか
では囚人を戒める道具も機械的に無慈悲なもの希望しますね

248:名無しさん@ピンキー
08/10/22 05:39:57 zxcPNpbH0
というか、SFなら何でも有りじゃね?
機械もそうだけど、未知の生物を寄生させられて、行動とか感覚を操作されたりとか。

249:まぁ社長  ◆zXs6RxXELw
08/10/22 13:16:06 QvcwZqqc0
>>247
アイデアキボンヌ

>>248
寄生ネタはあったんですよ。
別に宇宙人が人型じゃなきゃダメという事はなっかたので、昆虫型異星人に捕まって寄生とか
あったのですが、そうすると囚人物より、飼育とか蓄化というジャンルになりそうだったので
ボツになりました。
超高性能なマインドコントロールできる機械なんてものが存在すると刑務所の存在意義って
無いですよね。
ラジコン見たいに電極さして他人のいのままに動かされるとか、そういう手っ取り早い手段で
他者の行動を動かせるのがアリな世界なら、別に犯罪者意外に行使しちゃえば、犯罪者そのもの
をなくすことが出来る世界になるでしょうから、刑務所の存在意義がないですね。

技術的可能でも倫理的理由でやらないという話は現代でもあります。
人間の完全複製とか倫理的な禁忌というのはどんな時代でも存在しております。
昔の日本だって人が空飛ぶ乗り物をつくったりするのは禁忌だったわけです。
刑務所の存在意義というのは生命と人格の尊重なわけで
人命を尊重するべきだが、社会秩序の方が重いので、反省を促そうといのが存在意義なわけです。

機械的な手段で結果的に人格を歪めるのは人格権の侵害なわけで
国家が人格権を尊重しないことを明文化することは人類が何万年続こうがありえないと思うのです。
(非合法でやるよな国は現在でもあるわけですから否定しないけど)
(刑務所という法の上で成り立つような場所で機械的に人格を調律するようなことはしないのです)
(エロくならないでしょ!)

250:名無しさん@ピンキー
08/10/25 03:36:25 fmsPtw2P0
保守

251:名無しさん@ピンキー
08/10/26 00:40:05 crCBKa7l0
なんか星間流刑みたいな気もする。

252:名無しさん@ピンキー
08/10/28 02:28:24 e1x+Oxvm0
保守

253:名無しさん@ピンキー
08/10/29 00:30:19 fCpXaPh+0
保守

254:名無しさん@ピンキー
08/11/01 08:01:42 /s3ZZyOM0
保守

255:名無しさん@ピンキー
08/11/04 07:06:08 8n0xUSE80
保守

256:名無しさん@ピンキー
08/11/06 01:04:50 8u34eHVl0
まだ?

257:名無しさん@ピンキー
08/11/07 22:56:23 SyTfRpJI0
④です。

258:名無しさん@ピンキー
08/11/08 02:39:21 KRM0Zsec0
アイデア出ないので作者のモチベが上がらないようなのでネタ投下

首、上腕、手首、腰、腿、足首に拘束用の枷が装着される
看守のリモコン操作によって自由自在に互いを接続することができる
(「未来少年コナン」にてコナンとラナが装着されてたアレです)
あとオプションで股に嵌める貞操帯状(当然前後の穴は封入済み)の
モノと口を塞ぐマスク状のモノもある
素行が悪い囚人は全て嵌められ数日間禁固刑を食らうとかそんなの

259:名無しさん@ピンキー
08/11/09 14:00:33 s6hiAk/c0
あ氏の作品も復活希望です。

260:名無しさん@ピンキー
08/11/11 23:11:19 +WlkSVNU0
保守

261:名無しさん@ピンキー
08/11/13 01:17:06 cFSxpInn0
保守

262:名無しさん@ピンキー
08/11/15 01:35:05 +70voV5l0
保守

263:名無しさん@ピンキー
08/11/16 01:30:16 c2jccKv00
午後さん、帰ってきて!!

264:名無しさん@ピンキー
08/11/18 23:59:09 9ovaCbzG0
保守

265:名無しさん@ピンキー
08/11/19 13:21:26 x6J0xH4R0
♪  ∧_∧
   ( ´∀` )))
 (( ( つ ヽ、   ♪ ほすほす♪
   〉 と/  )))       ほすほす♪
  (__/^(_)

266:名無しさん@ピンキー
08/11/22 08:14:33 wYHm8rS50
保守

267:ぽん
08/11/22 23:16:59 RqfEBZuZ0
んじゃいきなり小説

その日・・・住之江刑務所の地下の一室で私の最後の懲罰会議が開かれました。

真夏の7月暑い午後、私は女性刑務官に腰縄に前手錠を受け、私の面前を囲む看守たちの前
に据えられたパイプ椅子の前に立つように命じられました。

「囚人番号203号、長嶺良子・・・座りなさい」
私は刑務官の先生たちの冷たい視線を一身に浴びながら、黙して椅子に腰掛けました。
「長峰さん、今回あなたをこの様な懲罰会議に掛けなければならないのが本当に残念でなりません…」

筆頭看守の石神刑務官は厳しい両眼で甲高い一声を上げました。
「15年と言う長い刑期を終え、漸く仮釈放の許可まで下りながら、同囚の者にあのような怪我を負わすような不肖な行為を
行うとは…。あなたは自分が何をしたか本当に認識しているのですか?」

「はい…承知しています」
私はそうとしか言えませんでした。なぜなら自分がしたことは、
自分が一番よく分かっている…。それだけでしたから―。

「そうですか・・・では覚悟はできているんですね?」
鬼教官と呼ばれた石神先生の鉄のような声が真っ直ぐに私の胸を射抜きます…。(気が向いたら続く)





268:名無しさん@ピンキー
08/11/23 09:48:57 uEVBUTGb0
期待

269:ぽん
08/11/23 22:32:46 FZR9a5mE0
じゃ続き

「では、長嶺さん。刑務所懲罰会議の決定により、あなたの刑者級第1級
と仮釈放の許可を白紙撤回し、第5等受刑者番号203号に下げ戻しの上、
懲罰房への移監を命じます」

よろしいですね?と言われた先生の最後の言葉が私の耳には蚊の鳴くよう
な囁きにしか聞こえませんでした。
「あなたの今後の処罰は、刑務上層部の判断によることになるので承知し
て置くように。おそらくは…極刑に近いものだと思います。なお移送は速
やかに行います。直ちに203号の身柄を連行するように」

「立ちなさい!」
私は後ろから来た女性警吏の言葉を背中に受け、縄付きの重たい腰
を上げました。
「長峰さん…いいえまた、最下級の203号という囚人番号で呼ばれ
なければならない自分を反省して、残りの刑期を務めてください」

「はい・・・失礼いたします」
私は居並ぶ刑務官の先生たちの前で、それだけ言葉を搾り出し一礼しました。
「行け…!」
縄尻を引かれ会議室の部屋から引き出された私は、これから地獄の果てまで
堕ち行く己が身上をこれほど恨めしいと感じたことはございませんでした…
(続く…かもしれん)



270:名無しさん@ピンキー
08/11/24 03:06:25 QxwL3iAf0
んじゃ続きをお願いするですよ

271:名無しさん@ピンキー
08/11/24 18:19:17 GdiZTXrf0
続きを希望しよう

272:ぽん
08/11/24 20:52:27 igu9R0Rl0
はい。では。

住之江刑務所―。そこは民間刑務所制度が施行されて以来数多く建設された
刑務施設の中で、一番苛酷な女子刑務所と当時の罪科を犯した者から恐れられていました。

その刑務所は広大な敷地内に大小の監房棟が立ち並び、各々が高く厚いコン
クリート壁に遮断されたその建物を見れば、泣く子も黙る裏絶景とまで言われる場所だったのでございます。

刑務官に縄尻を取られ、それまで見慣れた1級者用の監房棟を横目に私は刑
務所内を連行されていきました。幸い囚人たちは刑務作業中で工場内にい
たので、連行中は誰にもあいませんでしたが、3年の間住んだこの住之江の
獄中でも一番快適とされる1級房にもう居られなくなることは辛い思いが
いたしました…。
(気が向いたら続く)


273:名無しさん@ピンキー
08/11/25 11:27:58 8LUMgnqv0
URLリンク(ameblo.jp)




274:ぽん
08/11/26 21:49:16 3xEetBJf0
「長嶺・・・ほんとうにあんた馬鹿なことをしたよ」
 私の後ろからついてくる男性のような碇型の肩を持つ三島先生が背後から
小声で話しました。

「なんで苦しい思いをして漸く1級になって、あと10日で晴れて娑婆に出
られるというところまで来てあんなことをしでかしたの?これであんたの残
り半生は間違いなくこの刑務所・・・しかも地獄の5級房になることは間違
いないよ」

「分かっています。そうなることを承知でやったんですから・・・」
 私は後ろを振り向かず、前を向いたまま重たい足を引き出しながら、長い
床を歩き言いました。
「もう、いいんです・・・」

そうかいと年増の先生は静かに溜息をつきました。
「全てを観念しているというわけか。だったら腹を括って今後の苦役に励む
しかないけどね。でもあんたはこれで、あたしたち職員全てを敵に回しちま
うんだから、よくよく覚悟するんだよ」

三島教官の言葉は私の胸の奥に深く落ち込みました。
刑務所内全てを敵に回す―。
それが何を意味するのかまだ私には分かりません。
でも、私はしてしまった…するしかなかった…。

そう思わなければこれからの地獄のような監獄生活におそらく耐えられな
い―。
賽は投げられてしまったのだと覚悟を決めるしか仕方がないのでした…。


275:ぽん
08/11/27 21:54:17 lFzF3IUs0
その場所は監房棟から外れ閑散とした雑木林に遮断された人目に
触れない場所にありました。

囲まれた木々の一角に打ちっぱなしの分厚いコンクリ壁が見えてきました。
中央には大人が腰を屈み入れるほどのいかにも重たげな鉄扉が一つあり
ます。

扉の前に来た私の前で、三島先生はぶら下げた鍵束の中から1つを取りだし
鍵穴に差し込みました。私たちの目指す場所は、ぎしぎしっと錆付いた金属
音を咆哮しながら厚さ7寸はあるその重たい鉄扉の中に存在しました。

私は忘れられたかの如く佇むその建物のあまりのみすぼらしさに思わず目を疑いました。
そこには兎小屋と見間違えるほどのコンクリートで塗り固められた長方形の平屋があり、正面玄関
にはこれも赤錆びた鉄格子の扉が2重に嵌められていました。

「さあ、入りなさい」
先生がその二つの扉を明け私を中に促します。数歩行くとさらに壁に打ち込
まれた鋼鉄の扉で行き止まりとなりました。先生は別の鍵を差込み手前に
引き力をこめました。

外の世界と完全隔絶されている空間へ誘う扉が悲鳴を上げ、重鈍な響きを耳
にしながら私の目前で開きました…。


276:名無しさん@ピンキー
08/11/28 08:52:32 9PPqRJy20
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

277:ぽん
08/11/30 23:21:26 yf/uFM1u0
中は暗く電気一つございません。夏用の薄い囚人服を通して身体を刺すよ
うな中の冷気に、どんよりした重たい空気が淀んでおります。そこに混合し
た何の匂いか判別できないほどの強烈な異臭が私の鼻を突きあげました。

「いつ来てもここはほんとに嫌な場所だ・・・。さあ、早く行くよ」
無骨な女刑務官は平然として、私を連行しながら狭い土間廊下を歩いて行き
ます。暗闇に目が慣れてくるとその土間を挟んで両側はコンクリ壁で塗り固
められ、私の膝丈までしかない小さな鉄扉が片壁3枚の計6つ、4m程の
感覚で並んでいるのが分かりました。
ここが泣く子も黙る地獄の懲罰房―。
その冷徹で小さな獄扉を見たとき、さすがの私も背筋がスウッと寒くなる思
いがしました。

この刑務所で規律違反を犯した者を処罰する特別な監房です。今まで私は話
しに聞いただけの未知の場所が今眼の前にあることに身震いがしました。

三島先生は私を一番奥の暗い扉の前まで引き連れ、手錠と腰縄を外し自分の
腕時計を確認しながら言いました。
「さあ203号、服を脱ぎな!」
それは先程まで温和な雰囲気を漂わせていた先生の言葉とは完全に違いま
した。この懲罰房棟に入った瞬間から、私はそれまでも模範囚としての優
位な1級受刑者から、最下級の5等囚、しかも懲罰刑囚として扱われること
を意味していました…。


278:ぽん
08/12/02 20:12:33 pwsvMcIN0
「同じことを何度も言わせるな。服を脱ぎなさい!」
少し躊躇していた私を威圧する先生の言葉で、私は着ていた1級者用の
真新しい受刑服のボタンを外しました。

「何をしているの、ズボンも下着も全部脱ぐんだ。お前は懲罰囚なんだから当
たり前だろう?」
もはや先程までのあんたではなくお前呼ばわりされる始末です。私は遂に観
念しました。

―もう全てが終わったのだ・・・。
これからは堕ちるところまで堕ちていくのだ。ですからまさにこの懲罰房は
私にとって最初の試練なのです。

私は上着のみならずズボンも、肌着として戴いていたシュミーズからパン
ツ、靴にいたるまで1級囚として最高待遇を受けていた新品の着衣をその場
で全て脱ぎ、生まれたままの丸裸になりました。

これが懲罰を受ける囚人…私は暗い獄房の土間で乳房や尻を晒し、全裸に
されたことで改めて羞恥心が仄かに湧き上がる思いがいたします。そんな
私の心を打ち砕くような先生の一言が私の裸の背に浴びせられました。

「ふん、熟れ乳の男が見たら涎を垂らすような身体だ。腰の括れや尻肉の
張り具合も36歳とは思えないよ…。あら、そんなに恥ずかしがることはな
いだろう?」

三島先生は素っ裸の私に髪の毛を縛るゴムも取るように命じました。
「5等級の囚人は残ばら髪と決められているからね。鬱陶しいならバリカン
で丸坊主にしてやるがどうする?」
などと恐ろしい言葉を投げました…。


279:名無しさん@ピンキー
08/12/02 21:04:08 pHiPUhIE0


280:名無しさん@ピンキー
08/12/02 23:57:56 GXrm+Hpr0
URLリンク(blog67.fc2.com)
URLリンク(urathumb.blog9.fc2.com)
URLリンク(blog63.fc2.com)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
URLリンク(www.odditycentral.com)


281:名無しさん@ピンキー
08/12/03 01:11:20 BNfGGJoK0
まってました。

282:ぽん
08/12/03 21:03:31 gAZWiJpY0
髪は女の命―。こんな素っ裸の最下等の罪囚となった身でもそれだけは守り
たい…。
「どうかそれだけは・・・」
「まあいいだろう、その方がお前にとって辛くなるだけだからね。さあ、
さっさと解いて両手を後へ回しな」

先生の言葉が何を意味しているのか分かりませんでしたが、私は背の後ろで
束ねていた髪のゴム紐を解き先生に渡しました。払い落ちた髪は陰湿な懲罰
房の湿気と冷気で肌にまとわり付くように思えました。

私が両の手を背後へ廻すと、先生は別に手にしていた黒い鞄から無造作に
黒革の紐状の物を取り出しました。それが私にとって世にもおぞましい物だ
と分かったのは、先生が目の前でその革から突き出ている巨大な2本の突起物
を見たときでした…。



283:名無しさん@ピンキー
08/12/03 22:13:48 wstpfjqd0
おぉ

284:名無しさん@ピンキー
08/12/04 00:24:26 0nQIrx3l0
手応えあり。


285:名無しさん@ピンキー
08/12/05 23:33:51 S+Vfxpfq0


286:ぽん
08/12/06 01:02:14 dfnUk5Wk0
「これがなんだかお前も聞いたことがあるだろう?孔窄錠といって刑
務所内で規律を犯した重罰者に科せられる拘束具だ。お前もこの戒具の洗
礼を受けなければならない。覚悟するんだね」

私はその刑具のことを聞いたことはありましたが実際見たのは初めて
でした。戒具の形はT字型で横皮の中央にはベルト上の留め金が付いた2つ
の環があり、縦革の中央に私の見た長さ10センチ、太さは3センチもある
かのような棒状の大きな突起が付いております…。

三島先生はまず私の腰に前から横皮を巻きつけ背後に廻した私の両手首へ
2つの環を通しきつく締め上げるとベルト穴に通して固定しました。これが
手枷となって私の腕をお尻の上で束縛する形になったのです。

「さて、次は下をやるよ。床に膝を付きな」
先生の厳しい一声が陰惨な懲罰房の前で響き、私は抵抗することもでき
ず土間の床に膝をつけました。

「そのまま顔を前に倒して床につけるんだ。そうすると取り付けしやすい
からね」
それは私にとって屈辱のほかない姿勢を意味していました。膝を突いたまま
上半身を倒せば、両手を背後で拘束されているので手もつけず直に顔が地面
につき、尻が高く掲げられた状態になるのです。いわば私の臀部は先生の成す
がままということでございました。

でも、この刑務所では刑務官の支持は絶対。しかも懲罰だけでなく最下級
囚となった今の私に反抗できるはずもありません。私は言われたとおり半身
を前に倒し、掃除もされていない剥き出しの地肌に顔を横付けしました…。


287:名無しさん@ピンキー
08/12/06 03:35:56 OvPYtbHS0


288:名無しさん@ピンキー
08/12/08 01:47:42 /OeIg7ZP0
続けて。

289:名無しさん@ピンキー
08/12/11 07:47:54 xdorHsQa0
保守

290:名無しさん@ピンキー
08/12/11 09:17:04 RJUKgpE90
しばらく見ないうちに素晴らしい小説が・・・


291:ぽん
08/12/11 21:57:24 jlLyAcVB0
「ほお・・・従順じゃないか。此処に叩き込まれる奴らでこの体勢だけは嫌だと
大抵の女どもは抵抗するものだが、流石に元1級者ながらに同じ囚人仲間に
手を出しただけの事はある。往生際がいいことだ」

三島教官のこんな侮蔑な言葉を肌身に受けながらも、私はただ地面に這いつ
くばり恐れのあまり身体を震わし我慢するよりございません。
先生は私の臍から垂れ下がっている縦革の部分を両腿の間から後部へ引き
寄せました。

「この拘束具がなんで孔窄錠と呼ばれるかお前も聞いたことがあるだろう?
この2つの大きな棒が、お前の大事な肛門と女の秘孔に栓をするからそう呼
ばれるのさ。お前は懲罰明けまでこの太い棒を尻に挟んで過ごすことになる
んだよ。許された時しか外せないし、懲罰者間では「穴塞ぎ」と恐れられて
いる女泣かせの責め具さ。これをお前にもお見舞いするということだよ」

私も聞いたことがありました。懲罰の時に「穴が塞がれる」と言われ、とても
耐え難い拷問具が枷られるということを。どんな物かとふざけながら遠き日
に話した記憶が朧に記憶がありますが、それがまさか今私の身体に施されよ
うとは夢にも思いませんでした…。


292:名無しさん@ピンキー
08/12/12 01:48:57 fkWZgutX0


293:名無しさん@ピンキー
08/12/16 00:56:49 HoYMhvHU0
保守

294:名無しさん@ピンキー
08/12/19 07:43:35 uMm11RF/0
保守

295:名無しさん@ピンキー
08/12/22 07:59:03 ExXFUEyY0
保守

296:名無しさん@ピンキー
08/12/25 00:05:39 kkl1tm2G0
保守

297:名無しさん@ピンキー
08/12/29 07:23:10 ShA5pavx0
保守

298:名無しさん@ピンキー
08/12/30 20:35:58 NFn/ApNt0
後一日で今年も終わりか

299:ぽん
08/12/31 13:41:47 B1M5Fic+0
三島先生は皮革からそそり立つ突起棒に鞄から取り出した筒から何かドロ
リとした透明の液体を掛けながら言いました。

「こうやって今回は初めてだから、お前の尻の穴に入りやすように潤滑油を
掛けるのさ。しかし、明日からはこのオイルなしで嵌めるからね」
こんな大きな棒を肛門と女の秘所に差し込まれるなんて・・・。私はさすがに全
身に戦慄が走り身体の震えが止まりませんでした。

「ほら、そんなにガチガチだと入るものも入らない、下腹の力を抜きなさい。
お前も殿方の一物をこの尻に咥えたことがあるだろう?それを思い出せば造作
もないことだよ」

刑務官の嘲笑も私の耳には最早入りませんでした。只々腰から下の下半身の
力を抜くことだけを念頭にしておりました。そこへズブリッと何とも不快な
音と共に、私の双臀の尻肉の間を異物が割って入ってきました。
「う・・・ッ!」
「ほら、一息に入れちまった方が楽なんだから力を抜きな!」
「ウ・・・アアッ!」

本当に今思えばあの時初めて受けた苦しみは、想像を絶するものでした。
なにせ私は21の歳にこの刑務所へ下獄しましたから、男性との快楽の場な
ど無きに等しかったので、痴行の快感など忘れていました。ですから先生に
励まされてもお尻の穴を食い破るほどの突起棒の痛みが私の下半身を奥から
突き上げるのに我慢できないのでございます…。
(ではよいお年を…)



300:名無しさん@ピンキー
08/12/31 20:55:30 eMukVogP0


301:名無しさん@ピンキー
09/01/04 00:41:52 OhAV0Sv40
保守

302:名無しさん@ピンキー
09/01/08 07:37:51 MK7EoKOv0
保守

303:ぽん
09/01/10 10:48:02 UyNMgd+60
「い・・・痛いッ!」
「我慢しな。ほら、もう半分は入っているよ」

身体中の皮膚の汗腺から忽ち汗が噴出し、私は頭の先から足の爪先まで汗ま
みれになりながら、身体の中から襲い来る苦痛を必死に耐え、あまりの苦悶
悶絶しながら挙句の果てには腰を振る始末でございました。

永劫に続くと思われていた下腹部への責めが漸く開放された折、私は暫しあ
まりの脱力感に湿気と古天井から滴る漏水で泥濘を帯びる汚れた地べたに
蹲り、肩と声を荒げて喘ぎ続けておりました。

「ふん、初めての懲戒具の割にはすんなりと両の尻穴も棒様を受け入れたじゃ
ないか。さすがは最下級の5等懲罰囚だ」
三島教官は戒具の棒がしっかり私の尻奥に嵌っているか何度か揺さぶり確
認すると、その上にあるベルト部分に残りの革部を引き締めて固定しまし
た。

おそらく肛門から直腸、膣から子宮までこの恐ろしい責め棒は私の下半身を
串刺しにしているようでございました・・・。
こうして私は、パンツの変わりに両尻の割れ目におぞましい突起物が挿入
されたTバックの革枷を履くことになったのでございます…。
(おめでとうございます)



304:名無しさん@ピンキー
09/01/11 21:38:08 ndIiuwy50


305:名無しさん@ピンキー
09/01/13 23:11:50 CAeKEnuY0
保守

306:名無しさん@ピンキー
09/01/17 21:17:48 /95nJcV60
保守

307:名無しさん@ピンキー
09/01/20 23:09:52 ZGvU6z+B0
保守

308:名無しさん@ピンキー
09/01/25 08:39:07 KI+Sk1XH0
保守

309:名無しさん@ピンキー
09/01/28 18:26:07 eDcxSaSh0
age

310:名無しさん@ピンキー
09/01/31 22:02:19 MF6qT8Cd0
保守

311:名無しさん@ピンキー
09/02/03 19:20:08 KZFvcqFh0
午後消えた?

312:名無しさん@ピンキー
09/02/06 23:24:02 hHWipZ6+0
保守

313:名無しさん@ピンキー
09/02/09 00:02:33 iX9mODy00
どんな格好のが好みか書き込みする。
サラサラのロングヘアーで白いブラウスに赤いリボンタイ、
チェックの超ミニに黒いハイソックスに革靴。

こでれ袖から伸びる両手に手錠に腰縄姿がいいんだけど、
どんな姿が萌える?



314:sage
09/02/09 23:20:05 Etd5wOA40
保守

315:ぽん
09/02/11 20:11:16 NxV2Z9FY0
「さあ、梃入れの儀式は終わったからこれで最後にするよ」
女刑務官は最後に黒鞄の中からジャラリと金属音をさせ、両端に黒光り
する鉄環がついた鎖を取り出しました。横向きに地面に倒れている私の孔窄
錠で固定された尻を叩き、もう一度うつ伏せの姿勢をとらせました。尻を上
げるよう命令されたので私は臀部の奥まで差し込まれた異物の感触に鈍い
苦痛を引き摺りながら、重たい腰を上げました。

「足枷をするから踵をあげな」
足の指を地面につけ踝を地面から離すと足首が宙に浮き上がります。そこ
へ先生は手際よく鉄枷を嵌め南京錠で固定しました。

「鎖の固定よし・・・と。203号起きなさい!」
先生の命令で私は身体の中を駆け抜けるなんとも言えぬ刺激に何度も息を吐
き出しながら、漸く元の膝立ちの姿になりました。その私の首へ三島刑務
官は縦15cm横10cmほどの縄の付いた木札を掛けます。その木札には「五
等懲罰囚」と朱書きされていました…。(久しぶりですが…)


316:名無しさん@ピンキー
09/02/11 21:55:59 1OaOVpO40
おおっ! 復活されたんですね

すこし諦めてたのでうれしいです
ゆっくりでいいので続きお願いします

317:名無しさん@ピンキー
09/02/12 21:15:18 4ZMYgvgF0
支援

318:ぽん
09/02/14 00:55:47 P7AN1GGp0
「これで天国の1級囚から地獄の懲罰囚へのお色直しは終わったよ。これか
らこの小さな扉の向こうでこんな浅ましい姿で懲罰を受けるんだ。自分のし
でかした罪を否応なく骨身に凍みることになるから覚悟するんだね」
 
そういうと女看守は小さな獄扉の鍵穴に鍵を差込み開錠しました。
ギシイッ!と耳を劈く悲鳴が一瞬こだまし、ゆっくりと獄房の扉が開きます。
中からなんとも言えない淀んだ空気が放散し、黴臭い匂いが傍らにいた私
の鼻孔を刺激しましした。

「さあ、入りなさい」
私は足に括りつけられた鎖の音を響かせながら、膝立ちのまま腰を屈めて
恐る恐る房内へと潜り込みました。
―此処が懲罰房…

房内の中はとても狭く暗いものでした。幅1メートル奥行き2メートルくら
いの部屋で四方を分厚いコンクリートに囲まれていて物凄い威圧感を受け
ます。
そして、牢の高さも1メートルほどしかありません。腰を屈めても頭を上
げれば、もう天井はスレスレの状態でした…。


319:名無しさん@ピンキー
09/02/14 04:17:57 jOY9/U/G0
④です

320:名無しさん@ピンキー
09/02/14 08:10:04 ZwxgkjA20
支援

321:名無しさん@ピンキー
09/02/19 23:07:10 mCjbvMQt0
ぽんさん頑張って!!

322:名無しさん@ピンキー
09/02/21 21:17:19 jTKapI3h0
保守

323:名無しさん@ピンキー
09/02/24 22:07:15 Mb8TOabc0
保守

324:ぽん
09/02/24 22:54:10 kQKwIIAR0
「真ん中に白線が曳いてあるだろう、そこに行き正座をしなさい。両の
膝頭の先が白線に合うように座るんだよ」

私は言われたとおり、がっしり拘束されたお尻の異様な感触に引き攣りな
がら、狭い暗闇の空間に膝をついて進むとペンキで乱雑に曳かれた白線が
見えました。

教官に命じられた通りに、冷たい床に跪き膝が揃うようにして鎖の施さ
れた足首の上に戒具に蹂躙された尻たぶを押し付けました。
「うん、いいね。お前の無様な姿が良く拝めるよ」

三島教官は獄扉の上にある小さな監視穴から私を見て満足げに言葉しまし
た。
「どうだい、そこが懲罰部屋だ。今まで幾多の反抗的なお前の仲間が
血反吐を吐く思いで辛さに耐えてきた場所だよ」
指導官の声は小さすぎる獄房内でよく響く。

「さて、それでは住之江刑務所懲罰内規に従い本日13時25分より90
日間、5等囚203号の懲罰を執行する!」

先生の言葉が私への弾丸となって正座する胸を貫きました…。


325:名無しさん@ピンキー
09/02/25 07:54:58 LE8uelrg0
支援

326:名無しさん@ピンキー
09/02/25 23:28:28 cFo9z4dn0
④です

327:ぽん
09/03/01 01:27:17 qxdI8GXr0
三島先生は、獄房の扉を隔てて懲罰生活の規則を私に説明しました。主な
内容は次の通りでございます。

・手枷と足枷は常時装着し、その両方を鎖で繋ぐこと。
・如何なる場合でも看守の命令には絶対従うこと。
・孔窄錠は午前と午後の排泄時間を除き常に挿入されていなければならな
いこと。
・起床は午前5時、就寝は午後7時。食事は2回。
・房内では指示以外は常にその場所で正座の姿勢を取り、看守の巡回の折に
は必ず支持されている姿勢を取ること。

「指示されている姿勢とはね…私たちが来たら先程のようにうつ伏せに寝
転がって股を開いて後ろ手錠のまま尻を上げ、その拘束具を差し込まれた
汚い股間を見せることだよ」

やってみなと言われ、私は正座の足を崩すと床にうつ伏せになって三島先
生に向かって戒具棒の刺さっている下半身を見せ、鎖で固定されている足を
汚れた床へ可能な限り伸ばしました…。(続く…かな?)


328:名無しさん@ピンキー
09/03/01 10:00:36 owo2k7uX0
支援

329:名無しさん@ピンキー
09/03/03 02:35:35 6KrkqGcF0
④です

330:名無しさん@ピンキー
09/03/06 07:47:34 aOsvg0+s0
保守

331:名無しさん@ピンキー
09/03/10 22:42:44 YSqYCNCv0
保守

332:名無しさん@ピンキー
09/03/14 05:43:04 s6CoDwGX0
保守

333:名無しさん@ピンキー
09/03/19 00:39:20 XB7rRAyi0
保守

334:名無しさん@ピンキー
09/03/20 21:20:22 YySEvVYv0
age

335:名無しさん@ピンキー
09/03/25 07:31:58 GsL/iqIe0
保守

336:名無しさん@ピンキー
09/03/29 23:39:00 ZPj7s+zT0
age

337:名無しさん@ピンキー
09/03/30 05:22:22 CRHT+TfZ0
エイジ

338:名無しさん@ピンキー
09/04/03 22:28:46 LJKoudft0
保守

339:名無しさん@ピンキー
09/04/06 06:46:36 hEPOnvFi0
aa


340:名無しさん@ピンキー
09/04/06 14:54:38 Mctj6CNN0
ぽんさ~ん
 はやく~~ぅ

341:名無しさん@ピンキー
09/04/08 23:54:05 YyNQ2Td80
ぽんさ~ん,はやく~~ぅお願いします。

午後氏とあ氏もお願いしま~す。


342:名無しさん@ピンキー
09/04/12 09:58:56 YueQFzyH0
保守

343:名無しさん@ピンキー
09/04/17 22:33:11 woNhl0X+0
保守

344:名無しさん@ピンキー
09/04/23 01:20:30 bFA8vQ3y0
ぽんさん頑張って!!

345:名無しさん@ピンキー
09/04/26 01:50:16 eGIlrni80
ぽんさ~ん

346:名無しさん@ピンキー
09/04/28 23:20:20 VKhJEtyj0
URLリンク(ticklex.kir.jp)

347:名無しさん@ピンキー
09/05/02 23:48:08 fHpvrqlV0
保守

348:名無しさん@ピンキー
09/05/09 09:05:53 Zltz+x9O0
保守

349:名無しさん@ピンキー
09/05/18 06:17:20 y23DHuWN0
保守

350:名無しさん@ピンキー
09/05/22 23:05:57 Vmp1Hao40
保守

351:名無しさん@ピンキー
09/05/28 04:33:22 iv4fSAkZ0
ほしゅ

352:名無しさん@ピンキー
09/06/01 14:30:13 dGLI0QS+0
シャングリ・ラ 1話、7話、8話

353:名無しさん@ピンキー
09/06/06 03:39:33 Z97AsLKa0
国会議員の秘書をしていた杉崎佳織(30才)は、汚職事件の証拠を偶然手に入れた。
散々、悩んだ末に告発しようとしたとき、彼女は全く身に覚えの無い
厳重機密国外漏えい罪(通称、スパイ罪)で逮捕された。

スパイ罪はその裁判はその性格上、機密性と迅速性が要求される罪で
ほぼ非公開の裁判は半年で結審し、終身刑が確定した

殺人や放火等の重犯罪者を収監する刑務所へ収監される日、佳織は朝五時に
起こされて、私物を籠に入れさせられると、収監の準備をする部屋へと入れられた。

354:名無しさん@ピンキー
09/06/06 03:56:26 Z97AsLKa0
>>353 続き
身長、156cm程の小柄な体で、丸顔で八重歯が特徴の佳織は30とは言え、女子大生にも
見える位幼く感じる。そんな女が180cm前後の屈強な刑務官に囲まれている姿は
何とも痛々しく見える。

その部屋で着ている物を全て脱ぐように言われた、佳織は震えながら服を脱ぎ、私物を入れた籠に
入れて行く。靴も下着すら来ていない状態の佳織は手で胸と陰部を覆ったが
「手は体の横だ!」
と言う刑務官の声に反射的に、反射的に従がう。

355:名無しさん@ピンキー
09/06/06 04:18:06 Z97AsLKa0
>>354 続き
「その足形の上に足を置け!」
刑務官が佳織の前に有る足形を指しながら命令する。
佳織は泣きたい気持ちを抑えながらそれに従うが、その足形の間隔は1m近くあり、
完全に大股を開いた状態に成る。
すると、その足形の周りの部分が突然上がり始める。突然の事で
「キャッ」
と小さく悲鳴を上げると、すかさずに「私語は禁止だ」と言う罵倒が飛ぶ
刑務官の目の高さの辺りに、佳織の口が来た時に上昇は止まった

「口を開け!」
と言われて、小さな口を開くが「もっと大きくだ!」
と言う声に従い必死になって口を開く。
業を煮やした刑務官が「あれを持ってこい」と部下に開口器を持って来させ
それを佳織の口に入れると、ネジの力で更に大きく口を開かせていく。
佳織はあごが外れそうな痛みと、口を開けさせられる羞恥心に苛まれながら
ただ、耐えるしか無かった

356:名無しさん@ピンキー
09/06/06 04:34:14 Z97AsLKa0
>>355 続き
唾液は止めども無く、流れつづけ必死に唾液を飲み続けている。刑務官は
懐中電灯で口の中を照らしながら、舌を強引に動かしながら口の中に
何も隠して居ない事を確かめる。

「よし、次」と言うと、また上昇が始まり、陰部が刑務官の目線の位置まで
来ると停まる。2m以上の位置に頭が来るのでかなり怖い。
開口器は付いたままなので、喉が唾液が喉がヒリヒリするのを堪えながら
唾液を飲み続けたが、ついに限界が来て涎となって口からあふれ出し、
裸の体を滴って行く

357:名無しさん@ピンキー
09/06/06 04:42:38 Z97AsLKa0
>>356 続き
クスコを使って全ての穴に何も無いのを確かめると、陰毛にシェービングクリームを
付けて、慣れた手つきで安全カミソリで毛を剃っていく。これで、佳織は陰部を隠すものが
全く無くなった事に成る。

それが終わると、プラグを佳織の陰部に差し込む。
「ウッ」とくぐもった声を無視してプラグを差し込んでいく。

全ての処置が終わり、開口器が外される頃には体には無数の涎が
流れた居た。

358:名無しさん@ピンキー
09/06/06 04:57:15 Z97AsLKa0
>>357 続き
佳織への身体検査を行っている間に、別の刑務官が金属探知機で籠の中の
服を調べて、金属が入って居ない服が佳織の前に無造作に置かれた。

「服を着て良いぞ」と言われて、服を取る。プラグがはめられているのでパンティは
履けず、ブラはわずかでも金属が有る事から没収されており、下着は付けられない。
仕方なく、白のブラウスとベルトなしでも履けるゴムの入った白いロングスカートを
着た。履物は無く素足の状態だ。

その清楚な彼女には相応しくない、手錠をかけられ腰に鎖を巻かれてそれで、手錠を
固定して手の自由を奪う。足かせも付けられ、手錠と足かせが鎖で繋がれる。

359:名無しさん@ピンキー
09/06/06 05:20:31 Z97AsLKa0
>>358 続き
駐車場に出ると既に、バスベースの護送車が停まっていた。

背が低い上に足かせをかけられているので、ステップを上がるのも一苦労だ。
バスに入ってその異様な光景に目を奪われた。
多くの椅子はクッションの無いプラスチック製の椅子で、多分囚人用だろう。
その椅子を見はる位置にクッション付きの椅子が有るがこれは刑務官用か?

もっと異様なのは、最後尾に置かれた簡易便器とその手前にある鉄製の壁
で床から天井まである。その壁には小さな鉄製の椅子が置かれてそれを囲むように
設置された鉄格子がある。

360:名無しさん@ピンキー
09/06/06 05:28:38 Z97AsLKa0
>>359 続き
佳織はその鉄格子の中にある椅子に座らさせられると、足かせを椅子の
足に固定される。壁にもたすき掛けの鎖で6点式シートベルトの要領で
固定され、首には首輪を付けられそれも壁に短い鎖で固定されるので
身動きは殆ど取れない。

その特別席の隣の窓側には、刑務官用のクッション付きのシートが有るが
本来ならば、ここに刑務官が座り見張るのだろうが、何故かここには
誰も座らなかった。その理由は直ぐに解るように成る

361:名無しさん@ピンキー
09/06/06 05:40:57 Z97AsLKa0
>>360 続き
小一時間も走ると、別の拘置所に入り新しい女囚を乗せて行く。
重犯罪者に相応しい面構えの女だ。それを繰り返しながら、
十人近い女囚を乗せて行く。

しばらくすると、一人の女囚が佳織の横を通り簡易便器の方へ行く。
如何にも犯罪者と言う女囚とは違い、檻の中に入っているのは、
何処にでも居るような女子大生とも見えるような清楚な若い女である
好奇心の視線を痛いほど感じた佳織は、必死に窓の方へ不自由で
少しでも大きくねじりながら、窓へと視線を向ける。

仕切りも無いので、用を足す音が聞こえてくる。それと同時に強力な
アンモニア臭が漂い、履きそうな位な不快感を覚えた。同時に刑務官
が隣に居ない理由も解った。

362:名無しさん@ピンキー
09/06/06 05:48:31 Z97AsLKa0
>>361 続き
走り始めてから、半日近くが過ぎて他の女囚には簡単な食事は
配られたが、佳織は僅かな水が与えられただけだった。もっとも
この悪臭では、直ぐにもどしてしまうだろう。ともかく、臭いのだ
しかも10人近い人間が入れ替わり立ち替わり使用するので、
慣れる事もない。

更には、大便をするものまで現れて不快感は限界を超えていた。
無論、硬い鉄の椅子に座らされた体はしびれて感覚は既に失われている。

363:名無しさん@ピンキー
09/06/06 06:01:19 Z97AsLKa0
>>362 続き
用を足した、女囚の視線を避けるように窓の外に景色を向ける。窓越しに
ファーストフード店でハンバーガをほうばる女子高生が見えた。もう、二度と
あの様な生活は出来ないと思うと悲しい気分が押し寄せてくる。
「何をやらかしたんだい?」
不意の声に、思わず「え?」と顔を向けると、好奇心丸出しの視線と目が有って
慌てて視線を逸らす。
「何をしている。」
と叫んで刑務官が飛んできて、その女囚にライフルを突きつけ、前方へと
押しやる。佳織は三人の刑務官に囲まれて。
「何か渡されたか?」
と問われ「何も。。。。」と小声で答えるしか出来なかった。
鉄格子を明けた刑務官が「身体検査をする」と言うと同時に佳織のブラウスの
ボタンを全て外して。体をなでまわす用にチェックする。口の中も調べた後、
スカートもたくし上げて、調べる。

364:名無しさん@ピンキー
09/06/06 06:09:40 Z97AsLKa0
>>363 続き
「何も持ってない様だな。」
「こっちも、無いぞ。」
ほっとした刑務官は、佳織の方に向き直ると
「世話を焼かせるな!」と言うと頬をも思いっきり殴る。反動で横を向いた
逆の頬をタイミング更に殴る。口の中が切れて、血の味が口の中に広がった。

「言っておくが、今の行為は完全な規則違反として刑務所側に伝える。相当の
懲罰を覚悟しておけ。」
そう言い終えると、刑務官は、佳織をそのままの状態にして鉄格子を閉めて去っていく。
不自由な体でスカートを戻して、何とかボタンをはめ終えると、目から涙があふれ出た。

365:名無しさん@ピンキー
09/06/06 07:19:10 Z97AsLKa0
>>364 続き
護送車は、最後の街を抜け、山道へと入って行く。更に走ると、舗装をして居ない道を
更に一時間以上走る。鉄の椅子に座らされている佳織の苦痛は更に増していく。

刑務所の門をくぐり、駐車場に付くと、一般囚を降ろした後に、佳織の番に成る。
体が痺れて動けないのをこずかれながらヨロヨロと歩いて行く。

刑務所の受け入れ施設で、看守に引き渡された女囚は横一列に並ばされる。
ヘビー級の女子プロレスラーの様な体格の女が
「私が、ここの所長だ。ここに送られてくるような奴はもはや、一般の人間とは
扱われない。看守の命令には絶対に服従して逆らうな。それがもっとも、マシな
選択だ。」
と声をかける。「まずは、名前と罪状、刑期を申告せよ。」

端から順に女囚達が言われた事様に申告を行い、佳織の番が来た
「杉崎佳織、厳重機密国外漏えい罪、終身刑。」

その瞬間、別の女囚の視線が佳織に集中する。

366:名無しさん@ピンキー
09/06/06 07:30:55 Z97AsLKa0
>>365 続き
「お前が特別待遇の囚人か。良い機会だお前らに良い物を見せてやろう。
おい、一歩前に出て囚人共の方へ向け。」
佳織が前に出て回れ右をした瞬間、スカートを上げられる。戸惑う間もなくいきなりの行動に
「いや。」
と声を上げるが、それを無視して
「この股間に有るのが、プラグだ。これにより、終身刑の人間は排泄のコントロールまで受ける。
なぁに、お前らも何かすれば数日程、これを付ける事になるから、この辛さは直ぐに解るだろう。もっとも、
コイツは、死ぬまでこれで管理されるがな。」

好奇心の視線とこれからの事を考えると惨めで悲しくなってくる

367:名無しさん@ピンキー
09/06/06 08:02:13 Z97AsLKa0
>>366 続き
「これから、着替えを行う。お前らはそこの着替え場へ行け。
お前はその場で立ってろ。」
と佳織のみを残して指定された場所へ行く、そこは人幅より少しだけ
隙間が無く非常に窮屈な間隔で仕切られており、確かに互いの着替えの
様子は見えないが看守からは丸見えだ。
もっとも、佳織は全ての看守だけでなく、他の女囚からも丸見えの
状態で着替える事に成る。

「この箱に、服と私物を入れろ。鍵をかけて出所まであずかる。」
鍵付きの箱を看守達が置いた箱を指して所長が言う。
「ただし、お前の箱にはカギが無い。何故か解るか?このまま、
焼却処分にする。お前には一生必要の無いものだからな。」
佳織が何か言おうとすると、所長はさらに続ける。
「安心しろ、高温焼却なのでダイオキシンは発生しない。」
何か、的外れの言い分に惨めな気分は増すばかりだ。

「これから、着替えの為に手錠を外すが妙な考えは起こすな。直ぐに
懲罰が与えらるぞ。」
手錠を外された、佳織は服を脱ぐと指定された箱に入れる。背中に他の
女囚の視線が痛いほどに感じている。

368:名無しさん@ピンキー
09/06/06 08:25:12 Z97AsLKa0
>>367 続き
多の女囚達には、灰色のパンツとシャツと上着から成る作業服の様な
囚人服を渡された。下着もパンティのみではあるが渡される。
「安心しろ。チャンと洗濯してあるぞ。」
他の女囚が囚人服を着て、手錠をはめる間も佳織は全裸のまま
待機させられていた。

最後に、佳織に渡された粗末な囚人服は灰色のワンピースで
正に、囚人服としか言えないものだった。しかも下着はなく
それのみである。それを着ると身も心も惨めな女囚と成った。

369:名無しさん@ピンキー
09/06/06 11:32:10 Z97AsLKa0
>>368 続き
手錠をはめられ、足枷を付けられる。腰に鎖をまかれて、手錠が腰の鎖に繋がれる。
足枷と手錠も鎖で繋がれる。
「女囚353番、これが以後おまえの名前だ。」
一瞬言葉の意味が解らず「え?」と言う表情で、所長を見つめる佳織に所長はさらに続ける。
「厳重機密国外漏えい犯の杉崎佳織と言う人間は現時点をもって、消滅した以降は、353番として
この刑務所で朽ち果てるのだ。」

屈辱と絶望で押しつぶされて行く佳織、いっそう気でも狂ってくれれば良いと願うが、
その願いは叶わなかった。

370:名無しさん@ピンキー
09/06/06 12:08:06 wNAKjdfr0
支援

371:女囚353番
09/06/06 15:48:43 Z97AsLKa0
>>369 続き
「解ったら、返事をしろ!」
所長さんのどなり声に怯えながら、わたしは小さく「はい」とは返事をしました。
すると、所長さんはわたしの頬を思いっきりビンタして、
「声が小さい。それに、承知しましただろ!我々、看守には常に敬語を使え。」
「しょ、承知しました。」
また、びんたが飛びます。
「バカ者、名前を言わんか!」
「杉崎。。。いえ、353番、承知しました。」
また、ビンタされると身構えましたが、間違えかけた事は大目にみてくれたみたいです。
「まぁ、良いだろう。今日の所はこれ位にしておくが、此処での生活はこんな甘いものでは無いぞ。」

372:女囚353番
09/06/06 16:10:21 Z97AsLKa0
>>371 続き
「さて、これで手続きは全て終了した訳だが、おまえら護送中に騒ぎを起こしたそうだな。
これは、重大な規則違反だ。本来ならば3日間減食の上、鞭打ち20発だが、今回は明日の
作業後の食事抜きで、鞭打ち5発にしてやろう。」
「ちょっと、待って下さいよぉ。騒ぎを起こしたのはこの女だ、アタシらは関係なだろ。」
抗議をした人に所長さんはつめよると、ビンタをしました。
「今、我々に逆らったな。移送中なので連帯責任に決まってるだろ。これも連帯責任で、
鞭打ちの回数を2倍の10回に増やす。」
今度は、誰も何も言えずに黙っていると「罰を言い渡された時はありがとうございますだろ。」
「ありがとうございます。」とわたし達は声をそろえて言いました。

「それから、353番は倍の20発となる。同じ罰でも終身刑の物は一般の受刑者の倍の
罰を受けるからな。解ったか?」
「は、はい、353番、承知しました。」
「ありがとうございますが無いだろ。」
「あ、ありがとうございます。」

373:女囚353番
09/06/06 16:43:56 Z97AsLKa0
>>372 続き
「よし、監房への移送の準備をしろ」
所長さんの命令を聞いた看守さん達が他の人達を一列に整列させます。
わたしと違い、手錠しかされていませし、靴も履いています。彼女達に腰縄を付けて手錠と結び
さらに、前後の人と数珠つなぎにします。
これは、女性の看守さんが行っていますが、そのあいだわたしの後ろには
男性の看守さんがライフルをわたしに付きつけて、います。

女性の看守さんに引き連れられて、他の人たちが部屋を出て行ったあと、
わたしの移送の番が来ます。
「歩け!」とわたしの後ろの看守さんが命令します
わたしは足かせと素足のせいで歩きにくいのでのろのろとしか進めませんが
看守さんがすかさず
「もたもた、するな。」
と言って、銃で背中を小突きます。言われた通り、少しでも早く歩くようにしますが
転びそうでとても怖いです。

しばらく歩くと、「こっちだ」と後ろから右肩を小突いてきます。言われた通りに
右に回り壁の前で止まります。

374:女囚353番
09/06/06 17:29:06 Z97AsLKa0
>>373 続き
大きな、サイレン音とともに壁が上に上がります。壁の厚さは
2mは有り、人力で上げるのは無理です。
壁の向こうには大きな部屋が有りそこに、大勢の看守さんが
待ち構えていました。全員男性です。
銃で背中を小突かれたので、わたしは再び進みます。

一人の看守さんの前で停まるります。
「名前と罪状を申告せよ。」
「杉崎。。いえ。」
途端にビンタが飛びました
「娑婆の空気が抜けて無い様だな。やり直し。」
「は、はい、353番、厳重機密国外漏えい罪。」
「報告書に有る通り、間違いなし。そこへ行け。」
看守さんが顎で指した方向に小さなむき出しのエレベータが有ります。これで、囚人を
地下に降ろすみたいです。エレベータに乗り込むと、鉄格子を閉めて、鍵をかけます。
床は鉄の網目になっており下が丸見えでとても怖いです。
鍵をかけ終わると同時に下がっていきます。

375:女囚353番
09/06/06 17:48:44 Z97AsLKa0
>>374 続き
エレベータが地下に付くと、待ちかまえた看守さんが鉄格子のカギを開け
扉を開きます。
「出ろ。」
と言う言葉に催促されて、一歩外に出ます。
「名前と罪状を申告せよ。」
「はい、353番、厳重機密国外漏えい罪。」
「報告書に有る通り、間違いなし。」
今度は、殴られずに済みました。

周りを見回すと、看守さん用の詰め所を中心に扇上に独房が30程並んで居ます。
入口は全て鉄格子で全ての行動は、看守さんから丸見えです。しかも各部屋の間は
1mは有ろうかと言う厚い壁で仕切られて、隣同士で話をする事は不可能です。
しかも、天井は1m位しか無くて幾ら、背の低いわたしでもしゃがんで入らないと駄目です。
部屋の広さは、畳一枚分も無いと思えます。入口の鉄格子以外は全て、むき出しの
コンクリートです。こんな所で、残りの人生を生きないと生けないなんて惨すぎます。

376:女囚353番
09/06/06 18:40:07 Z97AsLKa0
>>375 続き
「今は、まだ作業時間なので、おまえを作業場へ連れて行く。その前に、特別に
排泄の時間を与える。そこへ行ってしゃがめ。」
看守さんが指さした先には穴が開いておりそこに排泄するのは解ります。その向こうは、
堀が掘られており、しゃがんだ状態で、あそこが看守さんの肩辺りに来るように出来ています。

「排泄をしたいなら、番号を言って看守に願い出ろ。」
言われた場所にしゃがむと、後ろから声をかける。
「353番、排泄願います。」
堀の中に居る看守さんにお願いすると、看守さんが手際よく、プラグのカギを解除して
プラグを外してくれました。10時間以上もトイレに行って居なかったので、溜まりにたまった
おしっこが勢いよく流れて行きます。ウンチも出てきます。
大勢に、見られながらの排泄は屈辱的です。でも、生理現象なので仕方ありません。

「モタモタしないで、早く排泄を済ませろ。」
と言われても、おしっこは一向にやむ気配はありません。
「排泄しながら、プラグの洗浄を行え。さもないと、そのまま挿すぞ。」
わたしは、慌てて、自分のプラグを横にある水道で洗います。
水道水は、タライに貯まるように成っています。

「その水で、陰部の洗浄を行え。モタモタするんじゃないぞ。」
ようやく、全てが出終わりると看守さんが次の命令をします。
プラグを洗った水で手ですくうと、わたしのアソコを洗います。
それが終わると、堀に居る看守さんが有無を言わさずに、プラグを
挿入します。

「タライの水を排泄穴に捨てろ。」
わたしは命令に従い、残った水を穴に捨てます。

377:女囚353番
09/06/06 19:13:06 Z97AsLKa0
>>376 続き
エレベータと逆方向にある扉をくぐると、着替えの部屋に入ります。
性格にえば、脱衣場です。受け入れ場で見られた、仕切りが有り
そこに、囚人服と手錠が置かれています。違うのは、仕切りが
鉄格子で何処にもかれる場所が有りません。

その一つのその一つの場所に行かされたわたしは、手錠を外して
貰います。
「その手錠を下の棚に置け。置いたら、囚人服を脱いで上の棚に置け。モタモタするな」
わたしは、言われた通りに慌てて服を脱ぎます。

378:名無しさん@ピンキー
09/06/06 19:26:29 +acq9S2w0
この時間間隔がなんともいえない。
パソコンからはなれられん。

379:女囚353番
09/06/06 20:03:54 Z97AsLKa0
>>377 続き
二つの扉を抜けると、広い空間に出ました。そこでは、わたしと同じような
全裸にプラグだけをされた女性が大きな輪を回しています。足には錘が
付けられて居ます。輪にには棒が付いておりその棒に一人一人の女性が
手錠と首輪で繋がれて、回しています。
中には、服を着ている人も居ますが、その人の服装は、一般の囚人の服装で
恐らく懲罰を受けている人なのでしょう。この人達は、手錠で繋がれては居ますが
首輪では繋がれていませんし、錘を引きずっても居ません。
「これは、発電機で所内の電気を賄うと同時に、余った電力を売っているのだ。
これと同じものが、一般囚人用の作業場にも有るが人数も多いから、おまえらに
比べれば、楽だろうな。」
まるで、昔の水汲み装置を回す家畜の様に輪を回す人達を指しながら冷たく言います。

「一般囚はトイレ休憩と昼食の時間が有るが、おまえらには不要だから、休み無で
回すんだ。この監房には収容限界があるから、数が増え過ぎると、減らす為に
誰かが倒れるまで回させる事もある。倒れた状態で、回し続ければ首輪で首が閉
まって死ぬことに成るこれで、囚人を間引くんだ。まぁ、その一人に成らない様に精々
頑張るんだな。」
そう言うと、看守さんの一人がわたしに同じような錘を足につなげました。

380:女囚353番
09/06/06 21:12:02 Z97AsLKa0
>>379 続き
看守さんがホイッスルを吹くと部屋中に大きな音が響きます。
それと、同時に輪を回すのが止まります。
「作業、一時中止、その場で聞け。新入りがいるので今から作業に加える。」
わたしは、空いてる棒の一つに連れて行かれ、首輪と手錠で棒に固定されます。
「これは、レバーに成っていて、力を抜くと元に戻る。すると、電流が流れる。回しいる
ふりをしても直ぐにバレルからそのつもりで必死に回せ。」
わたしの横で棒を押して見せて、レバー状になっている棒を説明します。

「作業再開!」
看守さんの声とともに全員が動き始めます。20kgの錘を引きずっている上に、かなり重い車輪で
直ぐに、力が抜けてレバーが元に戻ります。すると、スイッチが入ってわたしの手錠に電気が
流れます。
「ぎやーぁぁぁ。」
余りの苦痛に声を挙げながら、必死にレバーを押して電気の痛みから逃れます。空かさず、鞭を持った
看守さんがわたしのお尻を鞭で思いっきり叩きます。わたしは、痛みから逃れるように前に進みます。
お尻を鞭で叩かれながら、車輪を回すなんて家畜そのものじゃないですか。惨すぎます。

381:女囚353番
09/06/06 21:23:24 Z97AsLKa0
>>380 続き
「作業をしながら聞け。新入りの353番が護送中に問題を起こした。明日、公開の懲罰を行う。
皆、喜べ久しぶりに外の空気が吸えるぞ。」
言ってる意味が良く解らないですが、わたしの事を言ってるのは確かです。そう、忘れていましたが、
明日はこの鞭を20発も受けないといけません。それとも懲罰用の鞭はもっと痛いのでしょうか?

今日の所は午後からの作業なので、そんなに長くないはずですが何時までたっても作業終了の
合図が出ません。もう、何十時間も回している気がします。ともかく辛い。気を抜けば電気ショックと
鞭が飛んでくるので一瞬も気が抜けません。

ようやく、作業終了のホイッスルが鳴る事には精根尽きはてて、棒によりかかって、立っているのが
やっとです。明日は、これの倍以上の時間を休みないしで回すと思うと、気が遠くなります。

382:名無しさん@ピンキー
09/06/06 21:24:44 DJZS9NEM0
支援

383:女囚353番
09/06/06 22:03:23 Z97AsLKa0
>>381 続き
まずは、一般の懲罰囚が手錠を外されて、わたしが来たのとは別の扉に連れて行かれます。
それを見送った後、わたしたち終身刑の囚人の番です。首輪と手錠を外され壁の所で整列させられて
そこで足の錘を外して貰います。

その後、扉の向こうの部屋で壁に並ばされます。並んだ所を見計らって、看守さんがホースから
高圧の水をわたしたちに向かってかけて来ます。家畜の様に扱われて惨めで堪りません。それに、
強力な水は全身に突き刺さります。

それが終わると、強力な風が送られて、わたしたちの体の水滴を飛ばします。

384:女囚353番
09/06/06 22:47:14 Z97AsLKa0
>>383 続き
着替え部屋で囚人服を着たわたしは、隣の人のやり方を見よう見まねで手錠や
くさりを持って回ってきた看守さんに
「353番、施錠願います。」
と言って、拘束具の一式を渡します。看守さんは慣れた手つきでわたしをここへ
連れて来た時と同じように拘束します。全員の拘束が終わって暫くすると、
一般囚の人達が別の入口から入ってきます。
「ふう、ここの空気の悪さはたまらないね。まぁ、あと数日辛抱だ。」
「そんな事言ったら、あいつ等に失礼だろ。あいつらは、一生ここだぜ。」
どうも、一般囚の人はわたしたちと違って、ある程度の私語は認められている
みたいです。彼女達も囚人服を着ると(わたしたちと違って一般用の囚人服です)
靴をはいて、食器を手にします。
「連中は、シャワーを使っているか少々時間がかかるんだ。」
と看守さんが教えてくれました。むしろ、わたしに惨めな思いをさせるのが目的
なんでしょう。悔しいけど、看守さんの思惑通りに惨めな気分に成って来ました。

一般囚の人が食器を用意すると、看守さんがその食器に食べ物を注ぎます。
「はぁ、また残飯ですか?もっとマシなもんが食べさせて下さい」
「文句を言うな。一応、栄養は調べているし、抗生物質も入っているから、健康状態
を保つには問題ない。味は確かに、良いとは言えないがな。ともかく、文句が有るなら、
次からはここに来ない用にするんだな。」

そんご、わたしたちの目の前にあるえさ箱の様な入れ物に残りの食べ物を注ぎます。
「食事開始。」
の号令と共に、周りの人は膝ま付いて、そのえさ箱から食事をとります。手の自由が無いので
直接顔を突っ込んで家畜の様に食事をします。わたしも空腹に負けて同じように食事をしました。
何処まで、わたしたちは辱められないと行けないのでしょうか?
一般囚の人が、蔑んだ視線で見ているのを感じて余計に惨めに成ります。

385:女囚353番
09/06/07 07:42:55 K/b9N6A40
>>384 続き
食事が終ると、監房のある場所に戻ります。
ここでも、最初に排泄が出来るのは一般囚の人です。
排泄が終わると、わたしたちの監房の上にある懲罰房に入ります。丁度、わたしたちが
入れられる監房の上に有るんですが、こっちは、三倍位の広さが有り、天井も立って入れる位
有ります。扉も鉄格子が無くプライバシーもある程度確保されていて羨ましいです。

一般囚の人が独房に入れられるた後、ようやくわたしたちの排泄です。
排泄のやりかたは、先刻、一人でやったのと同じです。大勢でやると、少しは屈辱感が
小さくなりますが、やはり、丸出しの状態でするのは抵抗があります。その内、何も
感じ無く成るんでしょうか?

それが、終わると再び整列させられて、拘束具の再チェックが行われます。ここでも、隣の
人の様子を見よう見まねで、自分の番が来たら、看守さんに手錠を出来る限り見えやすい
様に差し出して
「353番、拘束具のチェック願います。」
と大声でいいます。看守さんは手際よく、手錠、腰の鎖、足かせ、それらをつなぐ
鎖をチェックして「よし。」と言います。

これが終わると、ようやく牢へ入れます。膝ま付きながら中に入り、毛布にくるまり、
壁に寄り掛かって、寝ます。体を伸ばす事も横に成って寝る事も出来ない位に
狭いです。ただ、今日一日の疲れから、直ぐに眠りに付けたのが唯一の
救いでした。

386:名無しさん@ピンキー
09/06/07 09:46:09 vUqY1XcP0
支援

387:女囚353番
09/06/07 11:30:50 K/b9N6A40
>>385 続き
朝、大音量のサイレンで起こされます。独房の外に出て朝の点呼代りの
拘束具のチェックです。
「353番、拘束具チェック願います。」

一般囚の人が排泄が終わるのを待って、自分達の排泄の番が来ます
所定の場所にしゃがんで、
「353番、排泄願います。」
排泄をしながら、プラグを洗い、終わったら余った水で陰部を洗います。

隣の部屋での食事は昨日と同じで、残飯をえさ箱の中に顔を突っ込んで、食べます。
とてつもなく、まずい食事を屈辱的な恰好で食べるのは、とても悔しくて悲しいですが、
食べないと体がもちません。

食事が終われば、脱衣スペースに整列して、作業の準備です。
「353番、手錠の解錠願います。」
わたしの前に来た看守さんに、手錠を差し出しながら、言います。手錠を外されたら、
腰の鎖と共に所定の場所に置き、すぐに囚人服を脱ぎこれも所定の場所に置きます。

そのままの姿で、作業上に連れて行かれそこで整列します。
「353番、錘の装着ねがいます。」
別に、付けてほしくないんですが言わないと酷い目に合されるんでしょうね。その後は、
首輪と手錠で輪を回す棒に固定されます。それが、終わると、一般囚の人が入ってきます。
裸で別の扉に入ったのですが、服を着ているのは着替えスペースが有るんですね。
普通に見れば、粗末な服ですが着られて居るだけでも羨ましいですね。

一般囚の人が手錠で棒に拘束されると、作業開始のホイッスルが鳴ります。
わたしは、周りの人に遅れないように必死に棒を押して、輪を回します。
回し出して直ぐに、息が上がり汗が噴き出します。それでも力を抜けば、電気ショック
が来るので一瞬の油断も出来ません。時々、看守さんがホースを使って頭から水を
かけます。屈辱的ですが、有りがたいのは確かです。

388:名無しさん@ピンキー
09/06/08 12:49:32 zyaeoj6gO
面白い支援

389:女囚353番
09/06/08 19:00:27 dk55B0ka0
>>387 続き
ただ、地下で何の変化もない光景の中、単に10時間以上も力を入れて輪を
回し続けるだけの作業は、地獄以外責め以外に形容の使用が有りません。
何度、電気ショックや鞭を打たれたか途中から解らなくなりました。
何時に成ったら、終わるのか全く予想の付かない状況は、疲労を余計に
増しているように思います。この一周で終わってと何度も祈りながら
回し続けます。

遠くの方でホイッスルの音が聞こえて来ます。もう、意識も朦朧としていますが、
何とか終わったみたいです。こんな事を毎日続けるんですか?酷すぎます。

昨日と同じ屈辱的な、洗浄の後、囚人服を着て拘束具を施錠された後、
わたしの前に立った看守さんがわたしの頬をビンタしました。
「おまえは、今日は作業後の飯抜きで懲罰だろ。何故、申告しない。」
「す、すいません。353番、懲罰ねがいます。」
直ぐに、頬をはたかれます。
「おまえは、バカか。懲罰場への連行ねがいますだろ。」
そんな事、今知りました。初めから教えてくれれば良いのに
「353番、懲罰場への連行ねがいます。」

囚人用のエレベーターで地上に上がると、空気が甘く感じました。地下の
空気が如何に淀んでいてカビ臭かったか解ります。昨日、看守さんが
言っていたのはこの事なんですね。もっとも、わたしは、ここで鞭打たれるので
楽しい気分には成れません。

長時間、輪を回したお陰で膝が震えている上に、足かせのお陰で上手く
歩けませんが看守さんはそんな事は、お構いなしに、背中を小突きながら
「もたもた、するな。」
と怒鳴ります。これでも自分では一生懸命歩いているんです。

390:女囚353番
09/06/08 19:17:12 dk55B0ka0
>>389 続き
懲罰室は、学校の体育館の様な感じで正面に舞台があり、そこに
わたし以外の懲罰を受ける人が既に立たされていました。
わたしは、舞台の中央の手前まで来て停まるように言われました。

そこで、またビンタされました。
「とっとと、裸になれ。」
「まず、手錠を外して下さい。」
言い方が、間違っているので再びビンタです。
「手錠の解錠ねがいますだ。バカもの、何時に成ったら覚えるんだ。」
昨日入ったばかりなのにそんなに直ぐに、解りません。殴る前に教えてくれても良いのに、
本当に酷すぎます。
「さ、353番、手錠の解錠ねがいます。」

手錠を外されたら、殴られないように直ぐに、囚人服を脱ぎます。囚人服しか着せて貰えていないので
一枚脱げば、プラグのみの全裸です。直ぐに、天井から、鎖に繋がった、手錠が降りてきます。
それに、両手を繋げると、鎖が捲き取られわたしの体は、中に浮きます。足の位置が舞台より少し
高い位置で止まります。支えが無いので、体がクルクル回ります。手が千切れそうに痛いのですが、
更に、足に錘を付けられました。
「うーーーーーー。」
と呻き声がもれます。

391:女囚353番
09/06/08 20:31:07 dk55B0ka0
>>390 続き
わたしの準備が終わると、他の人の準備です。
「おまえらは上半身裸だ、もたもたせずに、脱げ。」
何で、あの人達はチャンと説明して貰えるの?酷いよ
上着と、シャツを脱いでもズボンは履いたままで良いみたいです。
上を脱ぐと、わたしの時と同じように、手錠で吊りあげられますが、
舞台の上なので一応、つま先立ちだけど足が付けます。わたしの方が
辛いんだから、後にしてくれても良いのに。

準備が終わるのを見計らった洋に、終身刑の人たちが連れてこられました。わたしの
直ぐ近くの最前列に正座をして座ります。背筋を伸ばして、身動きをしません。少しでも
動けば、殴られるんでしょうね。

次は、一般囚の人が入ってきます。彼女達は椅子に座ります。かなりの人数が居るので
吊られたまま待たないと行けません。もう、腕が外れちゃうよ。

392:女囚353番
09/06/08 20:50:58 dk55B0ka0
>>391 続き
「一般囚用の鞭は、終身刑の連中の作業時に使っている鞭なので、終身刑の
おまえには、懲罰にならん。そこで、鉄線の入った鞭を使う。」
酷い、そんなのもう武器だよ。しかもわたしは倍打たれるんだよ。

所長が舞台の横に立つと、鞭打ちが始まります。
「では、始める。1発目。」
と言うが刹那、鞭がわたしの体に巻き付き激痛がわたしを襲います。
「きやぁーーー。」
と悲鳴を上げながら、信じられないに体が、のけぞります。一息つくか、付かないかの内に
次の激痛がきます。
「ぎゃやーーー。」
もう声にも成ってないです。目や鼻から水が流れます。

「二発め。」
他の人は、一息位付けるんでしょうが、わたしは息つく間もなく鞭を打たれます。そして次の
鞭が来ます。あと何発有るの?こんな簡単な引き算が出来ないよ。
三発目には声も出なくなりました。

十発打たれて、ようやく半分、え?まだ半分もあるの?

「十発め。」
と言う声が聞こえます。後、二発も打たれるんだ。もう勘弁してよ。

鞭打ちが終わった後は、全身にミミズ腫れで、顔は汗と涙と鼻水でグチャグチャです。
感覚も何処が痛いのか解らない位に、全身が痛みます。あまりの痛みに息も出来ない
位です。

鞭打ちが終わっても、わたしは吊られたままです。全員が懲罰室から出され、一般囚の
人が降ろされるまでそのままです。ようやく、降ろされた時には、立つ事も出来ずに床に
倒れこみます。

393:女囚353番
09/06/08 21:12:39 dk55B0ka0
>>392 続き
看守さんが倒れているわたしの頭を踏みつけて来ます。
「いつまでも寝てるんじゃ無い。さっさと囚人服を着て、手錠の施錠を
申告しろ。」
わたしはそのままで、囚人服を引きよせて、なんとか身につけます。その間にも
背中やお尻を足で小突かれます。もう、好きにして下さい。

「353番、施錠願います。」
わたしは、有りっけの気力で鎖と、手錠を持って立ち上がるとそれを看守さんに差し出しました。
看守さんが手錠と腰の鎖そして足かせを繋ぎ終えると、膝に限界が来て倒れこみます。

「バカものチャンと、立たんか。」
といって、わたしのお腹を蹴りあげます。胃の中に何も入って居ないのが幸いして、
何も吐き出さずに済みましたが、口の中に胃液が逆流します。

結局、立つ事は出来ずに、這いつくばりながら地下の監房へと向かいました。その間も
おしりや背中を何度も足蹴りにされました。

394:女囚353番
09/06/08 21:24:10 dk55B0ka0
>>393 続き
わたしの独房の前で、鉄格子を持ってなんとか、立ち上がり、そこに寄りかかりながら、
「「353番、拘束具のチェック願います。」
と息絶え絶えで言います。

漸く、独房に入ると、直ぐに眠りにつきましたが、何時間も眠らないうちに激痛で
目が覚めます。汗で化膿したのか傷が疼きます。そのまま眠れずに、朝を
迎えました。

傷が、腫れているのか、熱が有るみたいで、汗びっしょりですが、看守さんはお構いなしに
朝の点呼や排泄を行います。食事は殆ど喉を通りません。作業前に、錘を付けられた後、
勇気を出して
「あの、熱が有るんですが。。。。」
と言ってみます。途端に、ビンタが飛んで
「甘えるな。」
と怒鳴られます。わたしは、よろよろと自分の棒へ行き、そこでいつものように拘束されました。

ホイッスルが鳴った瞬間なんとか、棒を押そうとしますが、力が入りません。途端に電気ショック
が来ますが棒を押す力は残って居ませんでした。後ろから鞭を打たれながら何とか前に進もうとしますが
膝に力が入らずに、倒れこみます。そのまま、首輪で引きずられます。気が遠く成り、電気ショックや鞭の
痛みも感じません。

395:女囚353番
09/06/08 22:18:55 dk55B0ka0
>>394 続き
次に、意識を取り戻したのはベッドの上でした。今までの事は、悪夢だったのか
とも思って手を動かした瞬間鎖が絡むジャラっと言う音に驚いて腕を見ると、
手かせがベットに鎖で繋がれています。足にも足かせがあり、足かせの間は
繋がって居ませんが、ベットにしっかりと固定されています。
ベットの周りにも厳重な鉄格子が有ります。

わたしが目覚めたのに気づいた、白衣の男性(お医者様?)がこちら来て
「気づいた様だな。化膿止めを打っておいたので腫れは、時期に引くだろう。熱も
もう下がった様だな。」
と言います。それだけ、言い終わると机の上の電話に向かって何事か話しを
しています。

しばらくすると、看守さんが入って来ました。鉄格子を開けて、手かせと足かせの
鍵を外します。
「これより、353番を連行する。直ちに、起きて拘束具の申告をせよ。」
わたしは、反射的に飛び起きると
「353番、拘束願います。」
と言います。それを聞くと何時ものように、手錠、足かせ腰の鎖を付けて、それらを
鎖で繋ぎます。

396:女囚353番
09/06/08 22:43:26 dk55B0ka0
>>395 続き
後ろから、肩を小突かれるままに、右へ左へと曲がり、何段か階段を登ると、
絨毯が引かれた、明らかに今までとは違う、豪華な一角に出ました。
素足のわたしには、絨毯は有り難いですね。

その中のひときわ豪華な扉の前で止まります、そこには、「所長室」と書かれていました。
看守さんがドアをノックします。
「353番を連行しました。」
「入れ。」
その言葉を合図に、看守さんは扉を開き、もう一人の看守さんがわたしの背中を小突いて
中に入るように促します。

中に入ると、豪華な調度品が置かれた広い部屋だと解りました。正面の執務用の机はわたしの
入れられた独房より広いんじゃないでしょうか?そこの奥に置かれた豪華なイスに所長さんが
居ました。執務用の机の前には豪華な応接セットが有ります。

「さがってよし。」
と言う言葉で、二人の看守さんが敬礼して去って行きます。
わたしは、恐怖でこわばった体を震わせながらただ立っているしか出来ませんでした。

397:女囚353番
09/06/08 22:50:43 dk55B0ka0
>>396 続き
「よく来たな。まあ座れ。」
と言って、ソファーを指しますが、わたしはどうして良いのか分からず
ただ立っていることしか出来ません。
「遠慮するな。座って良いんだぞ。」
わたしは、これ以上、立っていると殴られると思い、慌ててソファーの所へ行くと
「失礼します。」
と言って、腰掛けました。久しぶりに、クッションのあるイスに座ったので上手く
バランスが取れずに、よろめきます。

「こう言う所に、座るのは久しぶりだろ。」
「えーと、多分。。。。、半年以上座ってないです。」
所長さんが私の横に来て座り、テーブルの上の葉巻を取り出し、「吸うか?」
と聞きます。
わたしは、一瞬どうして良いか分からずに、怯えながら首を振るしか出来ません、
断ったら、殴らるかもしれないけど、こんなもの吸ったら完全にむせてしまいます。
所長さんは、フッと笑うと、葉巻に火を付けます。

398:女囚353番
09/06/08 22:58:49 dk55B0ka0
>>397 続き
「結構、良い部屋だろ。」
「はい、でも、わたしの格好では惨めに成るだけです。」
そう、わたしが来ているのは惨めな囚人服に手手錠と足かせをされて
それらを鎖で繋がれているのです。
「そうか?中々、似合ってるがな。お前に相応しいアクセサリーだ。」

「聞きたい事は有るか?」
「一つだけ、何でわたしを助けたのですか?」
「言ったろ。おまえは特別待遇だと。簡単に死んでは困るんだよ。」
その言葉を聞いて、わたしの目からは大粒の涙が流れ出て、手錠を
された手の上に落ちます。
「やっぱり、先生はわたしの事をお怒りなんですね。無理も有りません、
恩をあだで返したんですから。」
「はぁ?何の事を言ってるんだ?」
所長さんはわたしが意外な事をいったので驚いた様です。

399:名無しさん@ピンキー
09/06/09 01:34:55 QitRtn8SO
>>398
GJ!これからどうなるか気になります!
頑張って下さい!


ニュースZEROでアメリカの女性記者二人が北朝鮮に捕まって強制労働場とやらに送られたとか出てたな。
果たしてどの様な労働をやらされてるのやら

400:名無しさん@ピンキー
09/06/09 10:37:30 AS5pz8fT0
>>353さん、めちゃくちゃいいです!!あなたは神だ!!ぜひ続きを!!!!!
個人的には、今までと違って強制労働や体罰のシーンをふんだんに取り入れているところに激萌えです!
禁固よりも懲役に萌えるし、エロい責めよりも、暴力的な責めに萌えるので。
排泄については、全身を覆う服を着せて、その中に垂れ流しとか、
監房にトイレはなく、そのまま排泄させて糞尿まみれになるほうが個人的にはいいです。
でも、>>353さんは自分の萌えを最大限に表現してください!!!
俺も気が向いたら書きます。

401:名無しさん@ピンキー
09/06/09 12:31:51 Rg9s1jMwO
Vulgar && Inhuman !!
このスレッドは低俗かつ非人間的です。
なので早く潰れて下さいです。。。

402:女囚353番
09/06/09 18:58:11 VCet/+bO0
>>398 続き
「多分、ご存じだと、思いますけど、わたしの父は、今務めている先生
の事務所で秘書をしていました。わたしの両親はわたしの大学の
入学式の日に交通事故で亡くなったんです。落ち込むわたしを勇気づけて
しかも、学費や生活費の面倒まで見てくれたのが、先生です。」
「・・・・・」
「それだけではなく、卒業後、秘書として雇って頂きました。そんな大恩ある
先生なのに、わたし....安っぽい正義感を出して....、偶然なんです。
先生が、不正なお金を作っているのを見つけたのは、それを警察に
告発しようとしていたら、身に覚えの無い重罪で逮捕されて...、
でも、先生にしてみたら、身内にも等しい人間に裏切られたんです。
こうなるのも、仕方ないんです。」
「フフフフ、ワハハハ。いや、すまん。余りにも変な勘違いをして居るので
つい笑ってしまった。」
所長さんは突然、大声で笑い出しました。
「安心しろ、今回の件とおまえの行動は一切関係が無い。考えてみろ、
逮捕されたのは告発前だよな。しかも、誰にも相談して無いんだろ?
だったら、何で告発しようとしていたってバレたんだ?」
「そ、それは....、そんな事、考えても見ませんでした。ただ、それ以外に
わたしがこうなる理由が解らなくて....。」
「第一、アイツに検察を動かして、でっち上げの罪で人間を葬るなんて、権力は
無いしな。」
「だったら、何故、わたしは、こんな酷い仕打ちを受けないと、いけないんですか?
あなたのお話を聞いていると、わたしが無実だと知っているみたですし、お願いです、
わたしをここから、出れるように。もう、耐えられない。」
「それは、出来ない。おまえは、この刑務所の運営に必要な人間だからな。」
所長さんの意外な、答えにわたしは言葉を失いました。


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