09/02/14 15:56:04 To2JWJRT0
自分の家が貧しいということを悟られたくなかった。
幸か不幸か、小学校の頃から学力はそれなりにあって、学業には苦労をしなかったので、先生や周囲
が自分を見る眼は悪くは無かったから、ぎりぎりなんとか一線を保つことができるような服装をして、髪も
工夫して束ねたり、付き合う友達もクラスの中でもそれなりの子たちと・・・という小学6年間と、中1の秋
までが過ぎた。意識はしていなかったけど、精神的にはかなりギリギリだったように思う。
実態は母親がシングルマザー。身体が丈夫な方ではなく、パートをしたり、身体を壊して生活保護
になったりを繰り返していた。家は築30年超の古アパートで、辛うじてお風呂はあったけど、節約のため
に週1回しか入れなかった。服も親戚のお下がりばかりで、たまたま遠くに住む数歳年上の従姉妹がいた
から、何とか恥ずかしくない格好はできていたのが救いだった。